腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

802. 蟹-KANi-@八咫烏(水道橋):蟹とトウモロコシの豪華コラボ限定麺!

今週の八咫烏さんは、

ラーメンWalkerさんにて予告されていた、

限定ラーメンが登場。

 

タイトルは

蟹-KANi-

毛ガニとズワイガニとトウモロコシ

 

蟹を使ったラーメンは何度か食べたことあるが、

トウモロコシとの組み合わせは初めてである。

 

どんな味なのか、

期待しながら水道橋へと向かったのであった。

 

まずはいつもの食前茶から。

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金木製の香りをつけた烏龍茶ということで、

独特の甘い香りが心地よく、

これから始まる限定麺に対し、

食欲を湧き立たせるトリガーとなった。

 

限定プレート

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これはすごい。

ここほんとうにラーメン屋だよね?

と思わせられるほど豪華な

オードブル三種盛りである。

 

イベリコ豚の肩ロース

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まず、お肉の絶妙な火入れ加減に感動。

赤身部分の旨味肉の繊維のきめ細かさ

脂身の甘味と、とろっと溶ける食感

お肉単体でも美味すぎてヤバかった。

 

ただ、絶品だったのは、お肉の下にある、

カブのすりながしと焦がしバターのソース

これが凄まじかった。

カブがこんなに美味いソースに変身するなんて、

全く予想もできなかったが、

焦がしバターのまろやかさと、

カブの甘味が良い塩梅になっていて、

お肉との相性は抜群だった。

 

ホタテのマリネ

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これまたうまい。

ヒモの部分と貝柱の部分は分離していて

刻まれた状態でマリネされているので、

非常に食べやすかったのを覚えている。

ドレッシングの酸味ハーブも爽やかで、

美味しかった。

 

カニクリームコロッケ

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揚げたてサクサクの衣の中に、

蟹の香りがするクリームソースがたくさん。

ラーメンでも使ったという、

カニの出汁をクリームに混ぜているそう。

クリームも美味しかったが、

下に敷いてある自家製トマトソースが絶品。

程よい甘みと酸味に、

カニクリームがめちゃくちゃ合っていて、

これだけでご飯食べれる。

 

そして、いよいよメインである。

 

蟹-KANi-

毛ガニとズワイガニとトウモロコシ

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まずこのビジュアルが凄い。

黄色いスープは、

毛ガニ昆布からとった和風出汁に、

トウモロコシおからセロリタマネギなど

野菜のすり流しを合わせたポタージュのようなスープ。

これがめちゃくちゃ美味しい。

トウモロコシベースなので甘めではあるが、

蟹の香りが口いっぱいに広がり、

蟹好きにはたまらないだろう。

 

そして、そのスープに負けない、

極太平打麺も凄まじい迫力。

 

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この太さである。

特注麺だそうで、

スープにめちゃくちゃ絡むので、

最後食べ終わるときには、

スープがほぼなくなっていた。

 

トッピング

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麺の上のトッピングも豪華すぎる。

大量のカニの身に、コリンキー黄カブ人参など、

沢山の野菜がマリネされており、

蟹の旨味が強いのは勿論のこと、

麺と一緒に食べると、その食感が心地良い。

 

その下には燻製された豚バラが2枚居る。

おそらくイベリコ豚だと思うが、

こちらも脂身の溶け方が異次元

 

そして途中からはレモンを絞っていただく。

この味変が非常にいいアクセントだった。

スープがとうもろこしベースなので比較的甘く、

そこにカニの身とカニ出汁の旨みがガッツリ入って、

ここまででも非常に美味しいわけだが、

食べ進めていくと、塩味と酸味が欲しくなる。

そこにレモンを絞ることで酸味が加わるのと、

チャーシューの塩味も加わることで、

色んな味が一気に集結して完成形を迎えるのである。

いやー美味しかった。

 

ということで、

ラーメンWalkerで予告されていた限定麺だったが、

いつもながら予想を超えてくる一杯であった。

 

また次回の限定も楽しみにしたいと思う。