先週、八咫烏オブザイヤー2021は、
第1位である、上湯麺 THE LIVEにて、
大感動のフィナーレを迎えたが、
実はまだダブルアンコールが続いていた。
今年はなんとトップ3だけではなく、
第4位 SHOYU AT THE DEVIL
第5位 G系インスパイアラーメン
を最終週に提供いただけることに。
実をいうと、
第4位にランクインしたSHOYU AT THE DEVILは、
本提供の時は食べ逃がしており、
今回新設された「食べたかった一杯」枠で、
投票した一杯だったのである。
というのも、
↓
八咫烏さんの5周年記念イベントにて、
DAY1:8/3 SHOYU AT THE DEVIL
DAY2:8/4 KICK START MY SALT
が提供されたものの、
仕事の都合でDAY2のみしか参加できず、
非常に悔しい思いをしていたのであった。
その食べたかったメニューを今日、
食べることができたのは嬉しい限りであり、
もう、思い残すことはない。
ということで、
前置きが長くなったがここからが本編。
今回のSHOYU AT THE DEVILは、
・トリュフの圧倒的な香り
・悪魔的なウマさの牛頬肉と牛タン
・マッシュルームソースのコク
ということで、とにかくうますぎた。
醤油ラーメンでは間違いなく今年No.1。
これが4位とは、YOYレベルが高すぎる。
まずはいつもの食前茶から。
ハーブインルイボスティーだそうで、
非常にシンプルで爽やかな一杯。
ラーメンに合わせてシンプルなタイプのお茶なのだろう。
口直しに最適であった。
そしてお次は、ごはんもの。
牡蠣のトマトコーンライス
一体どんな料理なのか、
タイトルからは想像がつかなかったが、
登場してみて納得。
とうもろこしのソースとトマトソースの
二つのソースで食べるご飯、ということである。
味のイメージとしては、ハヤシライスに近く、
トマトの酸味の効いたソースに、
トウモロコシの甘味がちょうどよく中和して、
さらにそこに、トッピングの牡蠣の旨味も加わって、
ご飯が進んで進んでしょうがない。
ほんとはラーメンが来るのを待っていたかったが、
スプーンが全く止まらずに、
ラーメン着丼前に食べ切ってしまった。
そして、メインの登場である。
SHOYU AT THE DEVIL
トリュフと牛頬肉の醤油ラーメン
満を持して登場した醤油ラーメンは、
着丼するや否や、トリュフの香りが鼻を突き抜け、
これだけでもう満足感があるくらい、
まずはその香りに圧倒される。
いつも通り透き通った美しいスープに、
細いストレート麺が漂っており、その上には、
豪華なトッピングたちが乗っかっている。
そのラインナップは、
・プチトマト
・九条ネギ
・マッシュルームソース
・黄色と緑のWズッキーニ
・牛頬肉
・牛タン
・ローストビーフ
どこから手を付けて良いか迷うほど豪華だが、
まずは、美しいスープから。
ひとくち啜ると、最初は醤油の塩味とトリュフオイル感が強いが、
そこから一気に出汁の旨味がじわーっと出てくる。
そしてそこに、熟成マッシュルームのホワイトソースを混ぜていくと、
一気にコクのあるスープに大変身。
これぞ八咫烏さんといえる大胆な味変で一気に洋風となる。
そのスープにまた極細麺がマッチして、もうたまりません。
そしていよいよトッピングに。
↓ズーム
まずはプチトマトを頂くと、
火が通っているのか、柔らかくて甘味が強かった。
そして、クリームがしっかりかかったズッキーニを頂くと、
紅茶っぽい風味を少し纏いながらも、
クリームのまろやかさと少し吸った醤油スープの塩気で、
ちょうどよい味の染み具合となっていた。
柔らかくて食べやすく、あっという間になくなってしまった。
お次は、メインのお肉。
まずは、牛頬肉
特筆すべきは、この上ないほどのホロホロ食感。
こんなに柔らかいお肉があって良いのだろうか。
味も染みまくっていて、
きっと長時間煮込まれていたのだろう。
カイジFINALゲームの名シーンのように、
悪魔的だ~!
と叫びたくなるレベルの美味しさであった。
牛頬肉増しオプションがあったら絶対していたと思うし、
もはや単品注文して、赤ワインコースである。
そして
牛タン
クリームの下に隠れているが、
これもまたとんでもない逸品。
牛頬肉とはまた違う柔らかさで、
歯を当てるだけでサクッと切れるのである。
ね○しさんや利○さんの牛タンも美味しいが、
牛タンは焼くより煮た方が美味しいのではないか?
と思わされるほど、
とんでもなく美味しいタンであった。
ローストビーフ
食べかけかつ、ピントが合っておらず申し訳ないが、
まさかの3種類目の牛肉である。
前情報で、牛頬肉と牛タンと聞いていたので、
クリームをまとっていたこちらのお肉は、
牛頬肉かなーと思って食べたら、
予想外に歯ごたえがあり、
何だろうと思ってクリームをはがすと、
綺麗な赤身が登場してきたのである。
ただ、歯ごたえと言っても、
全然簡単に噛み切れるほど柔らかく、
頬肉と比較しての話である。
こちらは、赤身である分、
しっかり肉の旨味を感じられる1枚で、
マッシュルームソースとの相性も良かった。
そして、牛肉3種を食べ切ってしまうと、
残されたのは、
マッシュルームソースと、
ネギと麺とスープ。
これらを混ぜていって一気にすすり、
スープを完飲してフィニッシュを迎えたのであった。
ということで、
今年最後の八咫烏さんの訪問で、
最後にふさわしい、最高の限定ラーメンを頂くことができた。
それにしても今年の八咫烏さんのラーメンは充実していた。
毎回感動的なラーメンを提供し続けてくださる居山さんには、
ほんとうに感謝しかない。
来年は一体どんなラーメンが出てくるのか、
今から楽しみである。