腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

795. la maison de noodle@八咫烏(水道橋):寒い中並んだ甲斐があった!前菜からデザートまですべての料理が極上のラーメンフルコース!

今週も水道橋にある

トーキョーニューミクスチャーヌードル

八咫烏 CHIKARABO さんに、

やってきた。

毎週水曜が恒例になりつつある。

 

今週の限定は、

la maison de noodle

ということで、

フレンチ風のフルコース

 

なんと、今回、

デザート無し:3500円

デザート有り:4000円

というラーメンにしては、

超高額な限定メニュー。

 

それだけ、高級食材が使われていて、

なおかつ手が込んでいるのだろうと予想され、

また、店長さんのツイートも、

めちゃくちゃ気合が入っており、

これは行かなければと思った。

 

19時ごろに着いたのだが、

予想通り行列。

寒波によるとんでもない寒さの中、

階段で待つこと30分。

店員さんがホッカイロを配ってくれて、

手を温めながら、並んでいたのであった。

(ありがとうございました)

 

出てくる人、みんな満足げだったので、

期待大であった。

 

ということで、

まずはいつもの食前茶から

f:id:kenshinkk:20230125222021j:image

3種のハーブのグリーンティー

という紹介であったが、

twitterの解説によると

・ローズビッツ

マリーゴールド

・セントーレア

ヨーロッパ系の3種のハーブのブレンド

緑茶を合わせたそう。

ほのに甘みもありつつ、

なかなかスッキリ感もあって美味かった。

 

オマールエビと蕪

f:id:kenshinkk:20230125222024j:image

アミューズ的なスープからコースがスタート。

滑らかな海老ベースのスープをつけながら、

カブのソテーを頂く。

このスープがめちゃくちゃうまい。

なめらかでまろやかで、

様々な旨味が複雑に絡み合った一品。

海老ベースなのは分かったが、

詳細までは分からず。

店長さんの解説によると、

オマールエビの出汁に蕪と金時人参

フルーツトマトにセロリ

飴色にじっくり炒めて玉ねぎ

これをクリームを加えてビスクソースに

とのことである。

スープにもカブが入っていたことも驚きだし、

たくさんの野菜も入っていて、

複雑な旨味の要因が分かった。

とはいえ、どうやったらそこに行きつくのか。

発想が凄すぎる。

それにカブのソテーも、

サクッと噛み切れてジューシー

全く筋っぽくなくて、クセもない。

このカブならたくさん食べられそう、

と思う程美味しかった。

 

鶏と肝、豚と茄子

f:id:kenshinkk:20230125222028j:image

フレンチのオードブルのような盛り付け。

いわゆる肉皿であるが、

これがまた絶品揃い。

 

まずは、唯一の野菜であるこちら

f:id:kenshinkk:20230125222035j:image

ごぼうチップスに、

下の緑はカブの葉のマリネ。

マリネのドレッシングが甘酸っぱくて最高で、

ゴボウに乗せて食べるのが美味しすぎた。

もちろんごぼう揚げたてサクサク

 

鶏と肝

f:id:kenshinkk:20230125222031j:image

この鶏は度肝を抜かれた。

恐ろしいほどの柔らかさと旨味。

上に乗っているトリュフの香りも素晴らしく、

味付けも程よい塩味と酸味で美味しく、

単体でバクバク行けそうな鶏チャーシューだった。

なお、岩塩オリーブオイル柑橘でマリネされているとのこと。

 

そして、添えられているレバーペーストも激ウマ。

白レバー、白ワイン、新玉ねぎを加えて、

じっくり煮込まれているとのことだが、

全然クセが無くて、

レバー嫌いな人でも食べられるんじゃないか

と思うくらい、旨味が強いレバーだった。

 

豚と茄子

f:id:kenshinkk:20230125222038j:image

そしてこちらもまたすごい豚肉である。

厨房の奥に、肉の塊が鎮座していて、

断面がおいしそうだなーと思ってみていたが、

カットされて出てくると、

かなりレアな火入れ具合

これが激烈にうまい

柔らかいのは勿論のこと、

旨味の凝縮され具合が段違い

 

解説によると、

塩胡椒したのちしっかり脱水 

その後、オーブンと直火を駆使して、

火入れされているらしい。

これは相当仕込みに時間かかっていると思う。

 

なお、タレもすごくて、

色からは、想像がつかないが、

炭焼き茄子がベースとのこと。

色はほとんどバルサミコ酢によるもので、

確かに酸味は強めなのだが、

肉に合いまくりの美味しいソースであった。

 

ウニとホッキ貝と海苔のご飯

f:id:kenshinkk:20230125222042j:image

これまた色遣いがおしゃれな逸品。

赤はビーツかなと思われるが、

味のメインはウニホッキ貝

ご飯には、生海苔が混ぜ合わされていて、

磯の香たっぷりの一杯であった。

一品料理として完成され過ぎていて、

あっというまに食べてしまった。

いつもは、ラーメンスープと一緒に食べたりするが、

今回は単独で食べるべき逸品だった。

 

ラーメン

f:id:kenshinkk:20230125222045j:image

完全にラーメンらしからぬ、

おしゃれすぎるビジュアル

色遣いが素晴らしすぎる。

 

まずはスープから一口飲むと、

完全なる洋風スープ

ベースは塩味だが、

とにかく複雑な旨味があって、

爽やかな香りのするオイルが鼻腔をくすぐりながらも、

ほどよい塩気があって、麺にもよく合いそう。

実際、極細平打ち麺との相性も抜群だった。

 

解説によると、

ホタテ 鳥 きのこ 豚 など、

たくさんの食材が使われているスープに、

藻塩と白ワインビネガーのカエシ

鳥と牛のオイル

紫蘇とパセリのオイル

とのこと。

そりゃ美味いはずだわ。

 

そして、今回はトッピングもすさまじかった。

f:id:kenshinkk:20230125222049j:image

まずハーブ類の下に見えるのが赤と白の物体。

よくよく見てみると、

赤いのはとのこと。

ハムみたいな感じで低温調理されているのだろう、

レア感が凄かったけど美味しかった。

そして白いのは、エンガワの炙り

ラーメンに乗っているのは初めてだったが、

口に入れた瞬間ジュワっと溶けるその食感は、

寿司屋で食べるものよりもおいしく感じた。

 

その横には、

菜の花、人参、芽キャベツ

などのグリル野菜。

 

そして、極めつけがこちら。

f:id:kenshinkk:20230125222052j:image

レンコンの上に乗った三種のチーズソースである。

これが尋常ではない美味しさだった。

洋風スープなので、チーズが合いそうだな、

とは予想していたものの、

これを溶かしていって食べたときの、

スープの大変身が神がかっていた。

一気にコクとまろやかさがプラスされ、

ガーリックも少し入っていたか、

旨味が倍増したような気がする。

これは良いアクセント。

 

そんな味変もあったおかげで、

最後の最後まで全く飽きることなく、

スープを飲み干してしまった。

 

デザート

f:id:kenshinkk:20230125222056j:image

普段の食事ではデザートは食べないが、

こういう時はあるとつい付けてしまう。

でも今回も、つけて大正解だった。

年末に色々と作られていたのは、

このためだったんですね。

 

今回は、ブルーベリーと岩塩とカカオ

ブルーベリーの甘酸っぱさが前面にありつつも、

カカオほろ苦さや、岩塩塩味

オリーブオイル香り辛味など、

色々な要素が合わさったデザートになっていた。

大人の味でメチャクチャ美味しい、

さすがの締めくくりでした。

 

ということで、

食前茶からデザートまで、

全ての料理が極上の、

八咫烏さんのラーメンフルコースであった。

 

ラーメンに4000円はなかなかハードルが高いが、

このフルコースのボリュームとクオリティを考えると、

4000円でも安すぎると感じた。

 

本当に大満足のフルコースでした。

たまには、こういう贅沢もいいですね。

 

今回の限定は、

1/27(金)までだそうなので、

ご興味ある方はぜひ。