腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

665. 飛騨高山牛冷やしらーめん@海老丸(水道橋):1年ぶりの冷やし飛騨牛ラーメンは芸術点も高いオリンピック応援特別バージョン!

新規開拓シリーズを前回でいったん終了したため、

一度食べたことのあるお店の紹介を解禁しようと思う。

 

さっそく今回は、

昨年度のランキングで1位に選ばせていただいた海老丸さん。

本ブログでは約90日ぶりの登場となってしまった。

(何度も行っており、ストックは貯まっているので別の機会に)

 

そんなお久しぶりの海老丸さんだが、

今回の4連休で、

オリンピック開催記念の限定ラーメン2種類出すということで、

非常に楽しみにしていた。

 

前半と後半で1種類ずつということであったが、

前半は予定があっていけなかったので、

本日7/24と7/25に提供される後半戦に、

開店前から並んでみることにした。

 

気になるメニューは、

飛騨高山牛冷やしらーめん

ということで、

昨年度第一位(個人的)のラーメンの再来ということで、

もう願ったりかなったりである。

 

なお、昨年の冷やし飛騨牛ラーメンの記事はこちら↓

kenshinkk.hatenablog.com

 

このときは飛騨牛テールスープ飛騨牛コンソメ

ダブル掛け合わせスープ

とのことで半濁りという感じであった。

冷製なのに牛の旨味が盛りだくさんであり、

記憶に深く刻まれた一杯であった。

 

なお、今回のポップはこちら

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オリンピック応援限定ということで、

ポップからすでに特別感満載の様相が漂っている。

 

ツイッターの告知によると、

今回はコンソメではなく牛白湯ということであった。

牛白湯は昨年の限定でたまに登場していて非常に美味しかったが、

冷やしでは初登場となるので、期待大であった。

 

そして、ようやく着丼の時を迎え、出てきたのがこちら。

 

飛騨高山牛冷やしらーめん

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またもや美味しそうなビジュアル。

丼の上側にはトッピング五輪マークがあしらわれており、

芸術点が非常に高い

先にその五輪マークトッピングから紹介すると、

赤:トマト

緑:ズッキーニ(緑)

黒:ナス

黄:ズッキーニ(黄)

青:カマボコ

となっている。

 

まあ、青は難しいのでしょうがないと思ったが、

配置まで含めてしっかり五輪マークとなっていて、

しかもすべてが美味しいトッピングとなっているのは凄かった。

 

なお、そもそも五輪マークは

1.世界の五大陸を意味する
→5つの輪は世界の五大陸ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアとその相互の関係連帯を意味している。

2.5つの自然現象を意味する
→赤色は火を意味し、青色は水を意味し、緑色は木を意味し、黒色は土を意味し、黄色は砂の意味をしている。

3.スポーツの5大鉄則を意味する
→情熱、水分、体力、技術、栄養を意味している。

ということらしい。

水分とか栄養とかそのあたりも入っていたのは意外であった。

 

 

さて、話をラーメンに戻して、

次は注目の飛騨高山牛のレアチャーシュー

こちらがまた、とんでもないクオリティの逸品。

口の中に入れた瞬間すぐ溶けるうえ、

旨味の濃度がとんでもない。

そして、何より添えられた山わさびソースが絶品。

辛すぎず、爽やかさが鼻にスーッと抜けていく感覚が最高。

牛肉と山わさびの組み合わせを最初に考えた人凄すぎる。

今年は告知で肉のランクを発表していなかったが、

相当高いランクのお肉ではないかと推測する。

ローストビーフ好きの方は必食である。

なお、今年は肉増しナシとのことなので、

乗っている3枚を大事に大事に食べることが肝要。

 

いやー、去年もすごかったが、今年もすごかった・・・。

 

トッピングだけでもここまで語れてしまうのだが、

今回は、メインのスープもとんでもなく美味しい。

 

上述の通り、牛白湯ベースということなのだが、

非常にまろやかな牛白湯スープキリっと冷やされていて、

なおかつ程よい塩加減がちょうどよく、

やや固めに茹で上げられた極細麺とベストマッチ。

そして、そこに今回加わった、香味オイルが抜群。

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表面に浮く油量が若干多いように見えるわけだが、

このオイルがトリュフオイルベースで、

なおかつガーリックのコクも効いており

もうべらぼうにうまいのである。

 

そして、周囲に浮かんでいるのが、

今回のアクセント。

なんと、リンゴである。

牛にリンゴ?

合うのかな?

と最初は思っていたが、

程よい酸味と甘み牛白湯スープの塩味ベストマッチ

毎すすりにリンゴを含めたくなるほどの好相性であった。

 

そして、

最後はお楽しみのリゾットタイムである。

 

 

飛騨牛きのこリゾット

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特製のタレで味付けされたキノコソテーに、

2種類のパプリカ

そして極めつけは飛騨牛レアチャーシューがもう一枚。

いつもより値段が高いだけあって美味すぎた。

 

とろける削りたてパルメザンチーズと、

飛騨高山牛の極上レアチャーシューが合わないわけがない。

さらには、牛白湯スープの美味しさも相まって、

最高の〆リゾットとなったのであった。

 

 

ということで、

久々の海老丸さんの限定の記事であったが、

相変わらずとんでもない高クオリティの限定ラーメンであった。

去年の冷やし飛騨牛ラーメンともまた違った美味しさがあり、

来年も食べ逃さないようにしたいと思った。

また、五輪記念というタイムリーな限定ラーメンを、

イムリーに記事化することができて良かった。

 

今年も冷やし麺の季節がやってきたので、

これからガンガン食べていきたいと思う。

 

なお、この限定ラーメンは明日7/25までなので、

ご興味ある方はぜひ。