腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

595. シーフードブイヤベースらーめん@海老丸(水道橋):新年1発目から超豪華な具沢山ブイヤベースラーメン!いきなり2021年ベスト候補!

昨年に引き続き、

2021年の年始も海老丸さんで麺初めを飾った。

 

ちなみに昨年は飛騨牛

kenshinkk.hatenablog.com

 

今回も飛騨牛なのかと思いきや、

1月1日:蟹ラーメン

1月2日:ブイヤベースラーメン

1月3日:飛騨牛辛味噌ラーメン

といういずれも贅沢な3種が提供されることに。

 

どれを食べようか、正直迷ったのだが、

蟹や飛騨牛はこれまでに食べたことがあり、

ブイヤベース系は去年食べ逃していたので、

今年は2日目ブイヤベースに挑戦してみることに。

 

正直、飛騨牛にも心惹かれたわけだが、

さすがに辛味噌で腸にダメージを負いたくない、

ということもあり、さすがに回避した。

 

今回のブイヤベースは、1日60食限定ということで、

また開店前に並ばないと無くなってしまうかも・・・

ということで、11時15分に着くように出発。

この判断が、大正解だった。

お店の前に行ってみると、すでに40人の大行列。

自分が並んだ後も、

開店前までに20人ほどは来ていたと思われるので、

開店後に並んでいたら、確実に食べられなかった。

 

ということで、

正月からまさかの1時間待ちを食らいながら、

なんとかありつけた一杯がこちら。

 

 

シーフードブイヤベースらーめん~ポルチーニの香り

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見るからにすさまじいトッピングの量

年末の一杯もすごかったが、

こちらはこちらで、かなり豪華な一杯である。

 

トッピングを書き出してみると

・ボイル海老

・アサリ×3

ムール貝

・帆立

・牡蠣

・タラ

バケット

・鶏モモチャーシュー

芽キャベツ

・寿蒲鉾

・レモン

となんと11種類。

 

これまで食べてきたラーメンの中でも

1,2位を争う食材の多さではないだろうか。

 

なお、シーフード系はほとんどがソテーされていて、

もう着丼時から香ばしい魚介の香りがたまらない

今回たまたまカウンターに座ることができたので、

厨房にて炒めたトッピングをスープに乗せるたびに、

ジュワ~という心地よい音とともに、

席まで漂ってくる魚介の香りを楽しむことができたのは、

新年から非常にラッキーであった。

 

熱いうちにトッピングを食べたい気持ちを抑え、

まずはスープからひとくち。

すすってみると、まずその濃さにびっくり。

油断するとリゾット時にスープが足りなくなる濃度である。

海老丸さんお得意のオマール海老をはじめ、

たくさんの魚介の出汁が詰まっているそうで、

これまで食べたブイヤベースの中でも最も濃厚かもしれない。

 

そして、魚介系トッピングの数々は、

いずれもバターソテーで表面はカリカ

中はふっくら仕上がっており、いずれも最高。

とくに初めて食べたタラが衝撃的な美味しさであった。

魚介系だけでも6種類あって、

ちびちび食べていけば全く飽きないトッピングだが、

思わぬ伏兵が隠れていた。

それが、バケットである。

レギュラーメニューなら、バケットの上に乗っているのは、

サワークリームなのであるが、

今回はなんか見た目が違う・・・。

恐る恐る店長さんにその正体を聞いてみると、

ガーリック紫蘇バター

であるとのこと。

後半戦は、

そのガーリック紫蘇バターレモンを絞ることで、

味変しながら食べ進めるのである。

 

よくステーキ屋などで、

レモン×バターの組み合わせがあるように、

バターのまろやかさとレモンの酸味は相性抜群

そこに紫蘇の爽やかさも加われば美味しいに決まっている。

またそのガーリック紫蘇バターがジワリと染みたバケットに、

魚介スープをこれでもかと染み込ませて食べるのも、

また最高なのである。

〆に入る前にこんなに最高で良いのだろうか?

と思いつつ、

スープを消費しすぎないように気を付けながら、

いつもの〆リゾットに突入した。

 

タラリゾット
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今回は、なんとタラリゾット

トッピングの中でも際立って美味しかったタラの切り身が、

なんとリゾットにも乗っているのである。

しかも、脂の良ーく乗った腹身の部分が、

カリカリに焼かれた状態で乗ってきている。

その上、フライドオニオン小エビまで添えられており、

もう至れり尽くせりである。

いつもの通りチーズを大量に削ってもらい、

残りわずかとなってしまったスープをジュワーっと回しかけ、

一気に混ぜ込む。

美味しくないわけがない。

 

また、レモンバターも少し残しておいたので、

リゾットの後半にラーメン同様の味変を楽しむことができ、

大満足の〆リゾットであった。

年末コラボ限定はリゾットが無くて少し寂しかったので、

久々に食べることができてうれしかったなあ。

 

 

ということで、

2021年、新年1発目のラーメンから、

幸運にも、これ以上ない大当たりを引くことができた。

 

twitterの常連さんの投稿を見る限り、

飛騨牛も非常に美味しそうであったが、

今回の選択に悔いはない。

 

今年もまた様々な限定メニューが登場するとのことなので、

楽しみに一年間を過ごしていきたいと思う。