昨年に引き続き、
2021年の年始も海老丸さんで麺初めを飾った。
ちなみに昨年は飛騨牛↓
今回も飛騨牛なのかと思いきや、
1月1日:蟹ラーメン
1月2日:ブイヤベースラーメン
といういずれも贅沢な3種が提供されることに。
どれを食べようか、正直迷ったのだが、
蟹や飛騨牛はこれまでに食べたことがあり、
ブイヤベース系は去年食べ逃していたので、
今年は2日目のブイヤベースに挑戦してみることに。
正直、飛騨牛にも心惹かれたわけだが、
さすがに辛味噌で腸にダメージを負いたくない、
ということもあり、さすがに回避した。
今回のブイヤベースは、1日60食限定ということで、
また開店前に並ばないと無くなってしまうかも・・・
ということで、11時15分に着くように出発。
この判断が、大正解だった。
お店の前に行ってみると、すでに40人の大行列。
自分が並んだ後も、
開店前までに20人ほどは来ていたと思われるので、
開店後に並んでいたら、確実に食べられなかった。
ということで、
正月からまさかの1時間待ちを食らいながら、
なんとかありつけた一杯がこちら。
シーフードブイヤベースらーめん~ポルチーニの香り
見るからにすさまじいトッピングの量。
年末の一杯もすごかったが、
こちらはこちらで、かなり豪華な一杯である。
トッピングを書き出してみると
・ボイル海老
・アサリ×3
・ムール貝
・帆立
・牡蠣
・タラ
・バケット
・鶏モモチャーシュー
・寿蒲鉾
・レモン
となんと11種類。
これまで食べてきたラーメンの中でも
1,2位を争う食材の多さではないだろうか。
なお、シーフード系はほとんどがソテーされていて、
もう着丼時から香ばしい魚介の香りがたまらない。
今回たまたまカウンターに座ることができたので、
厨房にて炒めたトッピングをスープに乗せるたびに、
ジュワ~という心地よい音とともに、
席まで漂ってくる魚介の香りを楽しむことができたのは、
新年から非常にラッキーであった。
熱いうちにトッピングを食べたい気持ちを抑え、
まずはスープからひとくち。
すすってみると、まずその濃さにびっくり。
油断するとリゾット時にスープが足りなくなる濃度である。
海老丸さんお得意のオマール海老をはじめ、
たくさんの魚介の出汁が詰まっているそうで、
これまで食べたブイヤベースの中でも最も濃厚かもしれない。
そして、魚介系トッピングの数々は、
いずれもバターソテーで表面はカリカリ、
中はふっくら仕上がっており、いずれも最高。
とくに初めて食べたタラが衝撃的な美味しさであった。
魚介系だけでも6種類あって、
ちびちび食べていけば全く飽きないトッピングだが、
思わぬ伏兵が隠れていた。
それが、バケットである。
レギュラーメニューなら、バケットの上に乗っているのは、
サワークリームなのであるが、
今回はなんか見た目が違う・・・。
恐る恐る店長さんにその正体を聞いてみると、
ガーリック紫蘇バター
であるとのこと。
後半戦は、
そのガーリック紫蘇バターとレモンを絞ることで、
味変しながら食べ進めるのである。
よくステーキ屋などで、
レモン×バターの組み合わせがあるように、
バターのまろやかさとレモンの酸味は相性抜群。
そこに紫蘇の爽やかさも加われば美味しいに決まっている。
またそのガーリック紫蘇バターがジワリと染みたバケットに、
魚介スープをこれでもかと染み込ませて食べるのも、
また最高なのである。
〆に入る前にこんなに最高で良いのだろうか?
と思いつつ、
スープを消費しすぎないように気を付けながら、
いつもの〆リゾットに突入した。
タラリゾット
今回は、なんとタラリゾット。
トッピングの中でも際立って美味しかったタラの切り身が、
なんとリゾットにも乗っているのである。
しかも、脂の良ーく乗った腹身の部分が、
カリカリに焼かれた状態で乗ってきている。
その上、フライドオニオンと小エビまで添えられており、
もう至れり尽くせりである。
いつもの通りチーズを大量に削ってもらい、
残りわずかとなってしまったスープをジュワーっと回しかけ、
一気に混ぜ込む。
美味しくないわけがない。
また、レモンとバターも少し残しておいたので、
リゾットの後半にラーメン同様の味変を楽しむことができ、
大満足の〆リゾットであった。
年末コラボ限定はリゾットが無くて少し寂しかったので、
久々に食べることができてうれしかったなあ。
ということで、
2021年、新年1発目のラーメンから、
幸運にも、これ以上ない大当たりを引くことができた。
twitterの常連さんの投稿を見る限り、
蟹も飛騨牛も非常に美味しそうであったが、
今回の選択に悔いはない。
今年もまた様々な限定メニューが登場するとのことなので、
楽しみに一年間を過ごしていきたいと思う。