腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

658. 燻製醤油+ミニハヤシライス@五瞭(本郷三丁目):牛骨白湯というレアすぎる新ジャンルを切り拓く一杯!ローストビーフも激ウマ!

引き続き、新規開拓シリーズ。

今回は、本郷三丁目に最近できたお店を紹介する。

 

それがこちらの五瞭さん。

 

できた時期は今年の5月くらいだろうか。

コロナ禍で出店ってスゲーなーと思っていたのだが、

どうやら調べてみると、田町にあったお店が、

本郷三丁目に移転してきた模様。

田町は家賃が高かったのだろうか?

 

 

聞いたことのない牛骨白湯という

珍しいスープのラーメンを提供しているとのことで、

行ってみることにしたのであった。

 

なお、店主さんは篝、一幻出身だそうで、

いつかのTRYの新人特別賞を受賞されているそうなので、

これは期待ができる。

 

メニューは、

牛骨白湯系のラーメンが3種類。 

・牛骨白湯(コムタン) 830円 

・牛骨白湯(燻製醤油) 880円 

・辛牛骨白湯(ユッケジャン) 880円

ということで、

あーなるほどね、韓国のコムタンスープ系なのかと納得。

 

また、牛骨スープを使ったハヤシライスも美味しそうで、

ミニハヤシライスと麺類のセットもあるとのことで、そちらを注文。

麺類は好きなものの中から選べて、

ミニといえ、それなりの量のあるハヤシライスがついて、

1200円というのはなかなかコスパが良好。

 

ユッケジャンはさすがに腸にはリスキーなので、

今回は気になった燻製醤油とミニハヤシライスのセットを注文した。

 

燻製醤油ラーメン

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ローストビーフのビジュアルも素晴らしいのだが、

着丼した瞬間から、スモーキーな香りが漂ってくるのが最大の特徴。

これがタイトルにもなっている燻製醤油なのだろう。

後述するデフォルトには無い香りだった。

 

スープを一口飲んでみると、

牛白湯の濃厚な旨みインパクトが強く、

牛らしい甘さはあるが、しつこさは無くて、

クリーミーながら意外と後味はサッパリで、

終始スモーキーな醤油の香りに満たされる。

これはうまい。

 

焼き肉屋等で、出てくるような牛骨出汁のスープは、

割と臭みがあったりすることもあるが、

徹底的に血抜きをしてクセやクサミを抑えているそう。

 

合わせるのは、三河製麺の細麺

意外とサッパリしているスープなので、

細麺との相性はすばらしい。

 

トッピングは、

・燻製ローストビーフ

・味玉

・大根

・さやえんどう

・水菜

 

まあ何より、燻製ローストビーフが激ウマ。

見た目の通り、中心部はほんのりレアなため、

非常に柔らかくて旨味も強いのが特徴的。

部位までは分からなかったが、

脂身が少ないのにここまで旨味が強くて柔らかいので、

相当上質な赤身部分を使っているのだろう。

個人的には好みのタイプのローストビーフであった。

 

味玉も、燻製されているのか、

やや濃いめの味付けであり、あっさり目のスープとの相性もよい。

 

野菜については、日替わりらしいのだが、

今回は水菜、大根、さやえんどうの3種類。

とくに、大根は前半はスープをそこまで吸っていなかったが、

後半になるにしたがってだんだん染みてきて美味しくなっていった

 

卓上調味料でにんにくがあったので、

入れてみると、またコクがプラスされて美味しいので、

好きな方は入れてみると良いと思う。

 

ミニハヤシライス

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まず、これ絶対に「ミニ」ではない。

ライスは150gらしく、

ふだん少なめご飯の方なら、

これだけでも十分お昼ごはんで良いレベル。

 

ほんとうに味見したいだけの方は、

ライス90gの「ライト」というメニューがあるので、

そちらをお勧めする。

 

ただ、量は置いといて、

牛骨白湯スープを使ったルー、

柔らかい牛肉、

ともにレベルが非常に高く、

ハヤシライス単品で食べに来たいレベルで美味しかった。

 

そして、別日にコムタンラーメンも食べてみたので、

そちらも紹介していきたいと思う。

 

コムタンラーメン

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こちらがデフォルトのコムタンラーメン

ミンチ肉をはじめ、

玉子、大根、パプリカ、水菜、アスパラ、ブロッコリー、フライドオニオン

ということで、トッピングのラインナップが増えている。

(野菜は日替わりであるとのこと)

 

スープは、醤油分が無いので、

より牛骨出汁本来の味を楽しめる感じの牛骨塩味。

卓上トッピングのにんにくは、もしかしたらこちらの方が合うかもしれない。

 

 

また、こちらの場合、時間が経つにつれて、

ミンチ肉やフライドオニオンから旨味がでてくるので、

後半また違った味わいになるのも魅力の一つである。

 

 

ということで、

牛骨白湯というレアすぎる新ジャンルのラーメンを頂いた。

 

どちらが美味しいかと言われると難しく、

これは好みが分かれるだろうけど、

個人的にはローストビーフのある燻製醤油かなー。

というところ。

 

お腹に余裕のある方は、

ぜひ、ミニハヤシあるいはライトハヤシにも挑戦して頂きたい。

 

ということで、まだまだ新規開拓シリーズ続きます。