久しぶりの神保町黒須さん。
※前回記事
前回は夏の限定ということで、冷やしであったが、
秋の限定は待望のトリュフである。
トリュフと言えば、
『Japanese Soba Noodles 蔦』さんや、
『金色不如帰』さん、『篝』さんなど、
有名店がこぞって使っているイメージであるが、
黒須さんの限定では初めて食べるので、
非常に楽しみであった。
一応メニューとして、
塩と醤油が選べるのだが、
twitterの常連さんたちは皆こぞって塩を食べていたので、
今回は塩を選択。
鴨や天草大王の時もそうだが、
通な人ほど塩で注文して、
その違いを味わおうとする人が多いようである。
トリュフ香る塩蕎麦
スープはいつもどおり黄金色の透き通った塩スープ。
ただ、違うのは、着丼の瞬間からわかるその香りである。
言わずもがな、その正体はトリュフ。
トリュフそのものが乗っているわけではないので、
おそらくトリュフオイルなのだと思うが、
かなり強烈な香りが鼻を突き抜ける。
その幸せな香りに、軽く頭がクラクラしつつ、
さっそく一口目をいただくと、
いつもの重厚な鶏スープの旨味とトリュフの香りが素晴らしいマッチ。
味を邪魔しない程度に香らせるバランス感覚が凄まじいと思う。
篝さんの鶏白湯×トリュフも良かったけど、
鶏清湯×トリュフも負けないほど美味しい。
トッピングは、
薄切りで大判の低温調理チャーシュー。
バラとロースの2枚構成。
勿論文句なしに美味しい。
他は三つ葉と大きなメンマが2本。
とにもかくにも、これで1200円は恐ろしいコスパである。
いやーこれは病みつきになりそう。
なお、もちろん150円の超絶コスパの肉飯も、勿論注文したのであった。
↓肉飯
肉飯の感想は以前書いているため省略。
※肉飯の感想回
ということで、
トリュフと鶏スープのマリアージュに、
完全にノックアウトされた私は、
久しぶりにスープを完飲。
肉飯ももちろんサラッと食べ切り、
食べ切った後に、雑炊化し忘れることに気付くという失態。
それほど我を忘れて食に集中させられた、
そんな一杯であった。
これは来年の秋も食べに行きたいと思う。
いつまでやっているかわからないので、
まだ食べていない方はぜひ。