腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

565. 貝出汁味噌つけ麺@改(蔵前):超贅沢な貝出汁味噌スープに心が安らぐ超絶優しい絶品つけ麺!

蔵前貝出汁ラーメン店であるさんに久々の訪問。

前回記事(※)を書いたのは、なんと2年以上前であった。

 

※前回記事 

kenshinkk.hatenablog.com

 

上質な貝出汁の塩ラーメンが味わえるお店であり、

濃厚系が多い昨今では貴重な存在。

 

濃い味に飽きたときに行くにはもってこいのお店で、

定期的に行ってはいたのだが、実はまだ限定メニューにはありつけていなかった。

 

今回、twitterの告知で限定をやっていることを知り、

行ってみたところ、なんと待望の貝出汁つけ麺であった。

 

レギュラーメニューのつけ麺はなぜか煮干し系であり、

ここの美味しい貝出汁でのつけ麺が食べてみたいなあと

ずっと思っていたのだった。

 

そんな待望の貝出汁つけ麺がこちら。

 

貝出汁味噌つけ麺 1000円 

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スープ

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まずはスープから。

見た目は、表面に油も浮かんでおり、

ラーメンとは一線を画した濃厚そうな印象。

その印象の通り、口に入れた瞬間は貝出汁の強烈な旨味が印象的だが、

だんだんと味噌のまろやかさ若干の酸味が広がってきて、

最終的な後味はすっきりしており、しつこさは全く無い。

ラーメンのスープ同様に優しさに満ち溢れていたスープである。

また、ゴロゴロ入っているアサリやハマグリの身も抜群に美味しく、

これだけ贅沢に入っていて1000円でいいの?と思ってしまった。

 

イメージとしては、

アサリのお味噌汁のアサリ成分を超濃厚にしたうえで、

中華麺に合うように若干の酸味や旨味を加えた、

という感じ。

若干の酸味は、券売機に貼られた解説からすると、

スープに加えられたドライトマトではないかと思う。

 

また、味噌汁にイメージが近いということで、

当然ながら、中央に鎮座する三つ葉との相性も抜群で、

見た目としても、緑と茶色のコントラストが非常に綺麗。

 

やはり、貝と味噌という組み合わせにはハズレが無い。

 

麺・トッピング

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この麺がまたスープにめちゃくちゃ合っている。

手もみ多加水麺ということなのだが、

もっちりした食感に加え、表面のつるつる感も最高。

それに、手もみによる程よいウェーブがかかった平打ち麺は、

アサリの剥き身やスープがよく絡みつくのである。

 

チャーシューは、レアでないながらも、しっとり柔らかタイプ。

 

そのチャーシューの上にはクリームチーズが乗っており、

これによる味変がまた素晴らしかった。

よく、クリームチーズ味噌漬けがつまみで出てくるが、

今回はその逆で、味噌にクリームチーズを入れたわけだが、

相性としては最高。

濃厚なチーズの旨味がスープにプラスされるとまさに鬼に金棒である。

 

スープ割

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最後のスープ割も抜群であった。

薄まるとはいえ、貝出汁成分がさらに増強されるわけなので、

余計に美味しくなって帰ってきたスープは、

まさに完飲必須であった。

 

ということで、

今回はなかなかレアな貝出汁つけ麺を味わうことができた。

心が安らぐほどの優しさあふれるスープは疲れた身体に染み渡り、

翌日からの激務を乗り越えるための活力となったのであった。

 

このつけ麺の他にも、定期的に限定メニューを出し始めたようなので、

しっかりフォローして今後はチェックしていこうと思う。