腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

540. 冷やし貝ラーメン@海老丸(神保町):本日最終日!最後まで飽きが来ないホタテとアサリの旨味の洪水!

海老丸さんの限定麺。

本日が提供最終日らしいということで、

予定を繰り上げて記事にしてみた。

 

今回の限定は冷やしの淡麗系の貝出汁ラーメンということで、

貝の淡麗系というと、温かいスープの方が多く、

冷やしにおいてはあまり見かけない組み合わせではないかと思う。

 

冷やし貝ラーメン 

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冷やし貝らーめん1200円。

相変わらずの色鮮やかな盛り付け。

さすがフレンチ風というか、どんなラーメンにも赤系が必ず入っている気がして、

毎回毎回感心してしまう。

今回の赤担当は何とイカ

ラーメンに入っているなんて、正直初めてである。

 

さて、まずはスープから。

冷やしなのにしっかりとアサリホタテの旨味が口の中に広がり、

最後にほんの少しオリーブオイルニンニクの風味が鼻に抜けていく。

極上の冷製ボンゴレスープパスタのスープに、ホタテの旨味がプラスされた感じ。

非常に美味しい。

そこに合わせる麺はいつもよりやや細めで、

これまた相性が良い太さの麺であった。

 

トッピングは、

・ホタテ(オレンジマリネ)

・アサリ(オリーブオイル和え?)

・鶏チャーシュー

じゅんさい

・スイカ

 

今回のメインは帆立のオレンジマリネ

オレンジの丁度良い酸味がホタテの甘みとベストマッチ。

さすが主役だけあって、クオリティがとんでもなく高い。

普通のお店ならこのオードブルだけで1000円くらいとられそう。

 

アサリはしっかりオイルで和えられてて、

クセが全くないし、旨味だけが残されている感じ。

しっかり冷えてるのに硬くなっていなくてすごいなと思った。

 

鶏チャーシューはいつもながらしっとり柔らかでおいしく、

味付けが抑え気味なので、スープを邪魔しない感じで素晴らしい。

 

じゅんさいはつるっとした独特の食感が堪らない。

こういうトッピングが合うのは淡麗系ならではだと思う。

 

そして彩担当かなーと思っていたイカだったが、

その甘さがスープの塩っぱさと良いコントラストになっていて、

実は非常に優秀な味変役となっているのであった。

毎度毎度最後まで飽きさせない構成になっているのはすごい。

 

〆のリゾット

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浅蜊の佃煮鶏チャーシューが入った〆リゾット。

佃煮ということで、少し強めの味が付いたアサリのおかげで、

味がチーズ一辺倒になることなく、

しっかりと貝の味を感じながら頂ける美味しいリゾットでした。

いやほんとリゾットはマストですね。

 

ということで、

暑い日にはオススメの爽やかな一杯でした。

 

貝好きにはたまらない一杯だと思うので、

あと数時間しかないですが、

興味ある方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。