腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

644. ホタテとチーズの麺道旨塩ラーメン@麺道わがまんま(金町):シンプルながらあとを引く美味しさが魅力の個性派ラーメン!

さて、再び緊急事態宣言となり、

お馴染みの店に行く率が上がったこともあり、

いつものお店の紹介ばかりが続いてしまった。

 

そこで、今回から数回にわたり、

あまり行っていなかったエリアのお店を中心に、

久々に新規開拓したお店を紹介していこうかと思う。

 

まずはこちら、

金町麺道わがまんまさん。

 

金町というと常磐線の各駅しか停まらない駅

京成線のメイン路線から一駅外れた駅

というイメージが強い。

 

これまで行く機会が無かったのだが、

友人からこちらのお店を紹介されたこともあり、

行ってみることに。

 

金町という町自体が下町感がものすごく、

こちらの麺道わがまんまさんも、

アパートの1階部分にひっそりと入っているかたちで、

地元密着感がものすごい。

ただ、ここ数年で東京理科大のキャンパスが移転してきたことなどをはじめ、

再開発が進んでいる町なので、これから盛り上がっていくのかもしれない。

 

メニューは、

ポルチーニ香る我道醤油ラーメン

・ホタテとチーズの麺道旨塩ラーメン

の2種がデフォルトで、

そこに月替わりの限定メニュー

 

今月の限定は鶏白湯だったが、

初回の今回はデフォルトのうち、

友人におすすめされた塩を選択した。

 

ホタテとチーズの麺道旨塩ラーメン

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中央に鎮座するレアチャーシューを中心に鮮やかで綺麗な盛り付け。

 

まずは、完全に透き通っているクリアなスープからひとくち。

浸透圧が低く、体に染み渡っていきそうなスープであり、

良くも悪くも見た目通りの味わいだなあというのが第一印象。

タイトルにホタテと書かれているように、

ほんのりとホタテ出汁のまろやかな旨味が感じられる。

ただ、このスープだけの段階では、若干の物足りなさは否めなかった。

 

麺は、細めの多加水縮れ麺

淡麗なスープにぴったりの細麺という感じであり、スープを全く邪魔しない。

 

続いて、トッピング。

・低温調理レアチャーシュー

・ホタテとチーズのフレーク

・小松菜

レッドキャベツスプラウト

・白髪ねぎ

 

先にチャーシューに触れておくと、

低温調理レアタイプでやや厚め、サイズも大きく、

1枚ながら、かなり楽しめる時間が長いのは嬉しい限り。

 

ただ、特筆すべきは何といってもホタテとチーズのフレーク

・ホタテ貝柱

・トリュフフレーバーのチーズ

このふたつをブレンドしたらしいのだが、

これが魔法の粉かと思うくらい、

ラーメンを一気に変えてしまうのである。

 

そんなにホタテ感やチーズ感は強くないのだが、

まろやかでコクのあるチーズの風味と旨味、

ほんのりだがトリュフの香りと旨味、

そして程よい塩気が加わることで、

スープ全体としての旨味が格段にレベルアップしたのである。

フレーク投入後は、ほとんど箸が止まることなく一気に食べてしまった。

 

他のトッピングとしては

小松菜はシャキッとした茹で加減で、丁度良い。

珍しいレッドキャベツスプラウトも爽やかで良い。

 

ということで、

シンプルなスープながらも、

個性的なトッピングにより、後を引く美味しさに大変身する、

超個性的な一杯であった。

 

なお、シェア禁止だったので写真だけになるが、

醤油ラーメンはこんな感じ。

 

ポルチーニ香る我道醤油ラーメンf:id:kenshinkk:20210515221114j:image

・シメジとエリンギのガーリックソテー

空心菜スプラウト

ポルチーニペースト

・低温調理チャーシュー

といった、

こちらも超個性的なトッピング。

 

月替わりの限定も気になるのだが、

こちらも美味しそうだったので、

次はもう一回デフォルトを攻めてみたいと思う。

 

ということで、

初訪問の金町の人気店を訪ねてみたわけだが、

個性的でクオリティの高い一杯であった。

淡麗系が好きで、

少し風変わりなラーメンを食べてみたい

という人にはバッチリハマるのではないだろうか。