何度か登場しているつけ麺屋。
前回の記事を書いた段階では、濃厚黒が一番おいしいという結論であった。
今回は、値段が高くて&脂が多そうでこれまで食べられなかった 、
「厚切りローストポークつけ麺」に挑戦してみた。
(もちろん、お腹を壊す可能性があったので、翌日休みの日に、である。)
厚切りローストポークつけ麺(濃厚黒・中盛) 1500円
見て頂きたいのは、「肉のサイズ」である。
最も大きいカットで、10cm×4cm×2cmくらいはある。
この日はとくにお腹を空かせて行ったので、
目の前に運ばれてきただけでも、もう非常に眼福であった。
普通であれば、つけ麺から食べるのであるが、
今回の場合はメインが「肉」であるため、
迷わず肉からかぶりついていく。
もう一口目から肉汁がすさまじい。
かかっているタレとの相性もすばらしく、肉だけ食べていても全然飽きない。
また、素晴らしいのは、赤身が多い点。
二郎系や二郎インスパイヤ系にのっている「ブタ(チャーシュー)」は、
やたら背脂が多かったり、柔らかさにこだわったりしているようで、
ここのはとにかく赤身部分が多く、肉の旨味も強いのが素晴らしい。
もちろん、端の方には、たくさん脂身もついているので、
脂身好きの方も満足できることは間違いないと思う。
ただ、気を付けなければならないのは、やはりその肉の量。
肉の味やタレの味にも好みがあるとは思うので、
いきなり頼むのはおススメしない。
まずは普通のつけ麺を頼んでみて、チャーシューを食べてみて、
それで「分厚いのが食べたい」となったら、次回、ローストポークに挑戦するのが良いと思われる。
ということで、この店のレビューも3回目となったが、
ある意味、最も感動したのが今回かもしれない。
ここまで分厚いローストポークにかぶりつけるラーメン屋が他にあるだろうか。
というか、数々の洋食屋を含めても、ローストポークとしてここまでの物を出している店は少ないと思われる。
よって、「とにかく美味しくて分厚い豚肉にかじりつきたい」という願望がある人は、ぜひここの店の厚切りローストポークつけ麺をおススメしたいと思う。