腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

298. 厚切りローストポークつけ麺@麺屋武蔵武骨相傳(上野):ここまで分厚いローストポークにかぶりつけるラーメン屋が他にあるだろうか?

何度か登場しているつけ麺屋。

前回の記事を書いた段階では、濃厚黒が一番おいしいという結論であった。 

kenshinkk.hatenablog.com

 

今回は、値段が高くて&脂が多そうでこれまで食べられなかった 、

「厚切りローストポークつけ麺」に挑戦してみた。

(もちろん、お腹を壊す可能性があったので、翌日休みの日に、である。)

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厚切りローストポークつけ麺(濃厚黒・中盛) 1500円

 

見て頂きたいのは、「肉のサイズ」である。

最も大きいカットで、10cm×4cm×2cmくらいはある。

この日はとくにお腹を空かせて行ったので、

目の前に運ばれてきただけでも、もう非常に眼福であった。

 

普通であれば、つけ麺から食べるのであるが、

今回の場合はメインが「肉」であるため、

迷わず肉からかぶりついていく。

 

もう一口目から肉汁がすさまじい。

かかっているタレとの相性もすばらしく、肉だけ食べていても全然飽きない。

また、素晴らしいのは、赤身が多い点。

二郎系や二郎インスパイヤ系にのっている「ブタ(チャーシュー)」は、

やたら背脂が多かったり、柔らかさにこだわったりしているようで、

ここのはとにかく赤身部分が多く、肉の旨味も強いのが素晴らしい。

もちろん、端の方には、たくさん脂身もついているので、

脂身好きの方も満足できることは間違いないと思う。

 

ただ、気を付けなければならないのは、やはりその肉の量。

肉の味やタレの味にも好みがあるとは思うので、

いきなり頼むのはおススメしない。

まずは普通のつけ麺を頼んでみて、チャーシューを食べてみて、

それで「分厚いのが食べたい」となったら、次回、ローストポークに挑戦するのが良いと思われる。

 

ということで、この店のレビューも3回目となったが、

ある意味、最も感動したのが今回かもしれない。

ここまで分厚いローストポークにかぶりつけるラーメン屋が他にあるだろうか。

というか、数々の洋食屋を含めても、ローストポークとしてここまでの物を出している店は少ないと思われる。

よって、「とにかく美味しくて分厚い豚肉にかじりつきたい」という願望がある人は、ぜひここの店の厚切りローストポークつけ麺をおススメしたいと思う。