腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

894. 熟成味噌らーめん@のりあき・美々(浅草)

久しぶりの投稿です。

実はおそらく人生で初めて、

胃を痛めてしまったため、

限定ラーメンも新規開拓も

しばらくできなくなってしまった。

 

ということで、

ストックして溜まっていた、

新規開拓シリーズを書いていきたい。

 

さて、今回は、

念願の初訪問シリーズ

ということで、

浅草の駒形橋の近くにある、

のりあき・美々

さん。

 

メニューは、

・熟成味噌らーめん

・熟成辛味噌らーめん

の2種類。

 

券売機横にはブランド卵、

奥久慈卵の無料サービスがあるので、

忘れずにもらいつつ、

熟成味噌ラーメン(特製)を選択。

 

待っている間に、説明書きを読んでみる。

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味噌は店長さんが厳選された越後味噌

大豆を煮てから蒸し上げる独特の製法を用いているとのこと。

明治から続く味噌蔵ということで非常に楽しみである。

 

そしてやってきたのがこちら。

 

熟成味噌らーめん(特製)

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ドーンと海苔が全形1枚のまま入っており、

チャーシュー、味玉、炒め野菜、メンマ、生姜、ゆず

などがトッピングされている。

そしてスープの味噌の豊潤な香り

これは美味しそうである。

スープを一口飲むと、

濃厚な旨味がブワっと口の中に広がる。

スープの上に背脂がたっぷり乗っているが、

よーく混ぜていくとそこまでベタベタせず、

甘味でしっかり全体を包み込んでくれる。

 

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麺は三河製麺店のちぢれ中太麺とのこと。

ちぢれ麺には、スープがよく絡み、

スープの濃厚さにも負けていない。

 

チャーシュー

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バラ肉とロース肉の厚みがあるチャーシュー。

タレの味がしっかり染みていて、

口の中でとろけるほどの柔らかさ

鍋で煮込んでいて注文ごとにカットしているらしい。

煮込み系チャーシューは安定の美味しさ。

 

味変アイテム

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生卵は、そのままラーメンにいれたり、

すき焼きスタイルで溶いた卵に麺やチャーシューをくぐらせたり、

ライスを頼んで卵かけご飯にしてもOK。

とのことだが、

個人的おすすめは、すき焼きスタイル

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この煮込みチャーシューをつけて食べるのが、

とんでもなく美味しすぎた。

次回は、ご飯がマストだなぁ。

 

残った玉子にスープを入れてみると、

こんな感じ。

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まろやかになって美味しかったのだが、

元々のスープで十分美味しいので、

こっちにスープを入れて正解か。

 

そして、いよいよ味変用の味噌。

こちらにはなんと、あん肝が混ぜられている。

そのあん肝の旨味とまろやかさにより、

スープ全体が一気に甘口の味噌へと大変身。

ガラッと変わることで、

まったく飽きずに飲むことができた。

 

そして最後は、ラーメンには珍しい

生姜のスープ割

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と言っても、あまり見た目は変わらないが。

生姜によってスッキリ感が増すので、

濃厚な味噌スープも最後の最後まで、

飽きることなく味わうことができた。

 

ということで、

3月に入ってからなぜか気温が一気に下がり、

まだまだ冬真っ只中という感じなので、

気温が上がってくる前に、

ぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。