腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

818. 春を愛する人vol.2@八咫烏(水道橋):生サクラエビとキャベツの春らしい塩ラーメン!

先週の八咫烏さんの限定は、

まさに春らしい一杯。

 

タイトルは

春を愛する人vol.2

 

ということで、元ネタGLAYさんかな?

vol.1は食べることができていないが、

ひとまず行ってみることに。

 

いつものとおり、

まずは食前茶からスタート。

 

食前茶:ゆかり

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ゆかりってあの「ふりかけ」のだろうか?

赤紫蘇でお茶なんて、珍しいなと思いつつ、

飲んでみるとたしかに「ゆかり」であった。

昔懐かしいあの味が、お茶で飲めるなんて。

程よい酸味と塩味で美味しかった。

 

鶏のグリル卵黄ソースde

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表面の皮目がパリパリで香ばしく、

中の肉はジューシーで柔らか。

卵黄ソースは鶏との相性抜群で美味しく、

付け合わせのキャベツとナッツも少しピリ辛で美味い。

 

そして一緒に出てきたご飯が、こちら。

 

蛍烏賊と山菜のバターライス

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早くも蛍烏賊の季節ですね。

混ぜご飯的な感じで蛍烏賊の旨味がご飯に沁みていて、

山菜もシャキシャキした歯ごたえが心地よく、

そこにバターのまろやかさが全体をまとめている。

ご飯系では今年でも上位に入るかもしれない。

 

そして、いよいよ、メインのラーメン。

 

春を愛する人vol.2

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春キャベツや桜大根、ラディッシュなどの春野菜の上に、

生のサクラエビがこれでもかと沢山盛られており、

すぐに食べないと崩れてしまう。

(写真を撮る前に動かして山を崩してしまった。)

 

このサクラエビが、生でも美味しいのだが、

徐々にスープの熱で火が入っていき、

エビ自体の食感も変わっていき、

スープにもエビの味が浸透していくという、

二段階構成のラーメンになっている。

 

火が入ったサクラエビ

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なお、店長さんの解説によると、

スープは、香味野菜と鶏、和出汁に大根おろしを少し忍ばせており、

オイルは、乾燥桜エビを太白ごま油とオリーブオイルで作った海老オイルに、更に香味野菜のオイルを混ぜ合わせているとのこと。

 

そこに合わせるは、全粒粉の細麺。

クリアな塩スープにぴったりであった。

 

豚バラのペッパーチャーシュー

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豚バラのペッパーチャーシュー。

ペッパー感はそこまで感じなかったけど、

豚バラ自体の脂身がめっちゃ甘くて美味しい。

上の写真は、スープで火が入った後なので、

だいぶ色が変わっているが、元々は、こんな色。

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かなりレアタイプのチャーシューである。

 

ガーリックラスク

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そして味変要素がこちら。

ガーリックソースが乗っていて、

それをスープに溶かしていくと、

よりスープに旨味とコクが増して美味しくなる。

 

また、ラスク自体もスープをよく吸っていて、

噛めば旨味がジュワっと噴き出す状態になっており、

美味しくないはずがない。

 

そして、今回の〆はこちら。

 

〆のバターライス雑炊

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いつもの、ご飯ものを半分残しておいて、

勝手に雑炊にするパターンである。

今回も、残しておいて、大正解。

バターライスだったところに、

塩ラーメンスープを合わせているので、

塩バターラーメンの味のイメージに近い。

そこに海老の旨味や山菜の旨味も加わり、

これまで食べたことない激ウマ雑炊となった。

 

ということで、

サクラエビトキャベツという春らしい具材を使った、極上の塩ラーメンを満喫することができた。

 

なお、その日は珍しく居山さんが不在で、

長野の新店のオープンに立ち会っているとのこと。

 

最近、八咫烏プロデュースのお店が、

次々とオープンしていて、

まだ全部に行くことができていないのだが、

今度は長野にまで新店を開くとのことで、驚いた。

 

毎週限定やりながら、

新店舗オープンまで携わるとか、

どれだけ超人なのだろうか。

 

自分なんかが、

「仕事忙しい」だなんて、

簡単に言えないなと。

そんなことを思ってしまった。

 

ただ、過労で体調崩されている方も多いし、

店員さんも心配されていたので、

無理だけはしないで頂きたいと願ってやまない。