先日飯田橋に寄った際、久しぶりに「つじ田」のつけ麺を食べようかなーと思った矢先、
隣にある「味噌の章」の存在に気付いたため、寄ってみた。
味噌の章自体は発病前に一度食べたことがあったのだが、なんとなく「脂が多そうだなー」と思って敬遠していた。
症状が軽くなった今なら、食べても全然問題ないレベルと思われ、実に約6年ぶりの訪問ということになった。
飯田橋店は、この大きな樽が特徴的である。
前述のとおり約6年ぶりの訪問だったので、メニュー構成などをすっかり忘れていたのだが、
前来た時にはおそらく無かった「バリ味噌ラーメン」というメニューを頼んでみた。
「バリ」は何なのかが気になったが、「バリカタ」みたいなもので、「すごい」とか「とても」とかいう意味なのだろうと思って、勝手に「濃厚」的なイメージを持って注文。
ただ、脂増しただけというパターンは嫌だったので、念のため油少なめでいくことにした。
バリ味噌ラーメン(油少なめ)850円
「バリ」にして大正解。
寒いときにはやっぱり、こってり系味噌ラーメンである。
ここでいう「こってり」は、背脂の多さというよりは、スープの濃度のことを言っており、非常に濃厚なスープであった。
それが極太麺ともよく合っていて、食べ応えは満点である。
また、具材のネギともやしも、その濃厚スープを吸ってどんどん美味しくなるので、
野菜増しにしてもらえばよかったなーと少し後悔した。
そして、今回驚かされたのがチャーシュー。
以前食べた時には、角切りチャーシューだけだったような気がしたが、
今回は、ホロホロと崩れるほど柔らかく煮込まれた豚バラチャーシューで、これが味噌濃厚スープとも相性抜群で何とも言えない美味しさ。
これをチャーシュー丼にしたらさぞ美味しいだろう。
なお、辛い物が得意な人は、ぜひ「辛バリ味噌ラーメン」に挑戦してもらいたいなと思う。私はもう食べられないが、絶対辛味に合うタイプの味噌ラーメンだと思う。
ということで、濃厚味噌系の新たな定番として、来年の冬にもぜひ行きたいなと思わされるラーメンであった。