非常に難解な名前のラーメン店。
「しなのしんめん れっしじゅんめい」と読むそう。
まず紹介するのが、看板となっている、信州の味噌を使ったという白味噌麺。
白味噌麺ラーメン&そぼろ丼
特徴的なのは、白味噌入りのまろやかなスープ。
白味噌ということで、塩気については全くキツさが無いわけだが、
甘すぎるわけでなく、ちゃんとラーメンとして美味しいと感じられる程度の塩気もある。
スープはなかなか濃厚であり、粘度もそれなりに高い。
また、ここのラーメンは具が独特。
とくに、ここでしか食べられないのが「エリンギメンマ」。
濃厚な味噌ラーメンには意外と合って、独特の食感が良いアクセントになっている。
また、チャーシューは豚バラで、物凄く柔らかくてとろける。
個人的にはちょっと脂がキツイが、1枚くらいならなんとか…というところ。
また、そぼろ丼と被ってしまったのだが、スープ内にはそぼろが大量に隠れていて、これがまた美味い。
器の形もあってそぼろだけ底に沈みがちなので、度々かき混ぜながら食べていくとバランス良く味わえる。
そして、バーナーで炙られて出て来るそぼろ丼がまた絶品。
昔は焼肉丼だったらしいが、そぼろ丼も負けていない。
そぼろにやや甘辛の味付けがなされており、そこにバーナーでの炙りによる香ばしさがプラスされてご飯が進む。
小なら140円なので気軽に頼みやすいサイドメニューであり、コスパも高い。
続いてはもう一つの看板メニューである醤油ラーメン。
こちらにも同様の豚バラチャーシューとエリンギメンマが乗っている。
雑誌によると、カマス干しを使った魚介系、昆布出汁、鶏ガラ系の3種のスープをブレンドしており、そこに信州の白醤油を加えているらしい。
白醤油を単独で味わったことがないので良くわからないが、しょっぱすぎず優しい味にまとまっている。
他のメニューとしては、信州名物の王様中華そば、チャーハン、餃子など、かなりサイドメニューも充実。
夏は特殊な冷やしラーメンもあるようなので、夏場にまた来てみたい。