腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

687. 彩りトマトの冷やしモリンガ麺@焼きあご塩らーめんたかはし(銀座):夏の冷やし麺シリーズ第3弾!冷やしトマトとスーパーフードモリンガ麺のハーモニー!

前回(※)に引き続き、

焼きあご塩らーめんたかはしさんの

夏の冷やし麺シリーズ第3弾である。

 

※前回記事

kenshinkk.hatenablog.com

 

全5種類のスタンプラリーを急いで集めなければということで、

前回に引き続き、今回も、銀座店にやってきた。

 

今回の限定は、

彩りトマトの冷やしモリンガ麺

とのこと。

 

さて、モリンガとは何ぞや。

というところから始まるわけだが、

モリンガ奇跡の木とも言われており、

二酸化炭素の吸収率が杉の50倍

一部の地域では水の浄化にも使われるということで、

まずとしての性能が凄まじい。

 

そして食材としては、

数種類のビタミン、ミネラル、アミノ酸、GABA、ポリフェノールなど、

非常に沢山の栄養素を含んでいるそう。

 

さらには、インド医学書アーユルヴェーダにも

「モリンガは特別な植物で、その使い道は実に多くある」

と記されている、

とんでもないスーパーフードなのである。

 

今回のにはそのモリンガが練り込まれているそうで、

食べるだけでも健康になりそうである。

 

期待をしつつ、運ばれてきたのがこちら。

 

彩りトマトの冷やしモリンガ麺

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トマトの赤とクレソンとモリンガの緑が鮮やかな対比で、

なかなか美しいビジュアルとなった一杯。

 

まずスープから一口飲むと、

トマトだけではなく、

このお店ならではの焼きあご出汁もしっかり効いていて

和風の冷製トマト×魚介スープという感じ。

焼きあご以外にも、豚骨鶏ガラも入っているらしく、

非常に奥深いスープになっている。

ただ、予想よりもサラッとしていて、

冷やしにぴったりの爽快感はあったが、

少し物足りなさはあったかなーというところ。

 

そこに合わせるモリンガを練りこんだという緑色の麺は、

中太のやや縮れがかった多加水タイプ

冷水でしっかり締められていて歯ごたえがありつつ、

モチモチ感もあって食べ応えも抜群。

モリンガの味のようなものはほぼ感じられず、

ほとんど普通の麺のように食べることができた。

もうちょっと癖があるかなーと思っていたので、

たべやすくて意外だったが、逆に言えば、

味に特徴はなく普通の麺だったなーという感じ。

ただ、それで豊富な栄養が摂取できるなら御の字である。

 

トッピングは、

・鶏むね低温調理チャーシュー

・ローストトマト

・イエロープチトマト

・クレソン(?)

・アンチョビペースト

というラインナップ。

 

鶏むね肉低温調理チャーシューは、

渡り蟹の冷やしに乗っていたタイプと同じだが、

脂が少ないので、冷やしとは相性が良い

 

ローストトマトは、

しっかり焼き目がついており、

香ばしさと共に甘さがスープよりも強い印象。

逆にイエロープチトマトは、

酸味が強めだったので、

良いバランスだったのではないかと思う。

 

グリーンの野菜は、おそらくクレソン

と思われる(少し葉の形が違う気もする)。

しゃきっとした食感で冷やしにピッタリであり、

少しほろ苦いのが、トマトの甘味を引き立たせていた。

 

そして鶏チャーシューの上には、

アンチョビとオリーブのペーストが乗っており、

個人的には、このペーストが、今回の踊るヒット賞

塩辛いという口コミもあったが、

それはおそらく一気に食べてしまった人のものだと思われる。

少しずつ食べる分には全然しょっぱくないし、

できることならば、

このペーストをマシにしたいくらい、

スープや麺にも相性抜群の味変であった。

これから食べる人はぜひ、

アンチョビペーストを少しずつ溶かしながら

味変を楽しんでもらうと良いのではないかと思う。

 

ということで、

冷やしトマト焼きあご出汁

そしてスーパーフードモリンガの麺に、

アンチョビペーストの味変

と盛りだくさんの限定冷やし麺であった。

 

なお、9月末までは銀座店マルイファミリー溝の口で提供されているので、

ご興味ある方はぜひ!