前回のイベリコ×背脂×煮干しで衝撃を受け、
続けざま、3度目の訪問となったのが、今回の記事である。
※前回記事
実は、本来の目当ては牡蠣の塩蕎麦だったのだが、
その日は昼だけということで、泣く泣くあきらめ、
夜限定の海老味噌を注文することにした。
海老香る味噌蕎麦
これまた美味しそうな盛り付けである。
表面に油の張った、オイリー系の味噌ラーメン。
有名店で言うならば、すみれ系と表現すべきだろうか?
正直、油が多いので敬遠してきたタイプの一杯だが、
この日は前回同様この一杯のために油抜きをしていたので、問題ない。
また、今回はレアチャーシューでなく煮豚チャーシュー。
イメージとして黒須=レアチャーシューだったので、驚いた。
さて、まずはスープだが、
スープ自体はさらりとしている味噌のスープであり、
そこに表面の油がいい具合に混ざってコクを出しているという感じ。
メインはあくまで味噌という印象であった。
また、胡麻もトッピングとして入っており、その風味もやや強め。
特筆すべきは煮豚チャーシュー。
レアチャーシューが美味しかった黒須さんの煮豚がまずいわけがなかった。
もうね、ホロホロ溶けるわけですよ。
たしかに、この味噌スープにレアチャーシューは似合わないかも。
それだけ、煮豚チャーシューがベストマッチしていた。
記憶が薄れているが、写真のとおり7枚程度入っていたと思う。
肉増ししていなくてこれである。
食べ応えも十分のチャーシューであった。
付け合わせナムル
実はラーメンより先に出されていた、味噌ラーメン注文者用の付け合わせ。
一風堂で出てくる辛い系かと思いきやそんなことはなく、
ごま油を中心に、上品な味付けをされた豆もやしのナムルは、
そのまま食べても勿論、味噌スープに入れても抜群の美味しさ。
味変という意味も込めて途中から投入するのが良いかもしれない。
鯛煮干し和え玉
もしかしたら煮干し蕎麦用の和え玉だったのかもしれないが、
黒須さんで和え玉を頼んだことなかったので、この日は注文してみた。
まずはそのままいただく。
程よい塩気もあって、ほんのりと鯛出汁の旨味も感じられて、
とにかく美味しい。
あられも香ばしくて絶品。
これだけで全部食べてしまいそうになったが、
しっかり味噌蕎麦の残りスープにも投入していただく。
味噌がもともと濃いめなので、若干塩気強めになってしまったが、
味噌と煮干しのコラボレーションもこれはこれで美味しい。
ということで、
黒須さんは味噌も美味しいということがわかった限定であった。
なお、1月~2月頃の限定であり、今は提供されていないため、
興味持たれた方は、来年ぜひ訪問していただきたい。
なお、もう一杯だけ、黒須さんの記事が続きますが、お付き合いください。