腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

548. 冷やし塩煮干し+山椒肉飯@陽はまたのぼる(綾瀬):冷たくて爽やかな絶品煮干しスープと豪華すぎるチャーシュー盛りのギャップがたまらない一杯!

昨年度の個人的ランキングで10位にさせてもらった

綾瀬にある陽はまた昇るさん。

 

レギュラーメニューの塩煮干しそばのあまりの美味しさに大感動してから、

なかなか行けておらず、早くも1年以上経ってしまった。

 

↓前回訪問時の記事 

kenshinkk.hatenablog.com

 

そんな中、梅雨も明け、

暑さが本格化してきたので、

そういえばまだこちらの冷やしは食べていなかったことを思い出し、

チャリでひとっ走り行ってみることにした。

 

コロナ自粛が明けたこともあってか、外の行列は5人ほど。

自転車をこいだ後に、灼熱の中、こんなに待つのはツラいなーと思っていたが、

奇跡的に曇り空になってくれて、少しだけ待つのが楽に。

 

濃厚そば冷やしで死ぬほど迷ったが、

やはり、この暑さの中だったので、冷やしを選択。

醤油もあったけど、ここは前回美味しかった塩煮干しを信じることに。

そして、長距離走って腹が減っていたので、山椒肉飯も頼むことにした。

冷やし和え玉もあったのだが、お腹いっぱいになるなーと予想し、

泣く泣く断念。しかしこれは結果的に正解だった。

 

冷やし塩煮干し(特製)

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もう見た目からおいしそうすぎる。

 

スープを一口飲むと、キンキンに冷えているにもかかわらず、

スープのクリア度とは似つかない、強烈な煮干しの旨味が押し寄せてくる。

これは美味い!と小声でつぶやこうとしたそのときには、

シソ煮干し油によってスッキリ爽やかな後味に包まれていて、

また次の一口を飲みたくなって、もう止まらない。

麺はやや平打ち気味の固めの細麺。

冷やしスープに合う丁度良い固さであった。

 

次に、豪華すぎるトッピング。

・豚ロースのレアチャーシュー×2枚

・鶏チャーシュー1枚

・味玉

・玉ねぎ

・岩海苔

 

とにかく絶品の生ハムのようなレアチャーシュー2枚から始まり、

どのトッピングもレベルが高すぎる。

冷やしならではなのは、鶏チャーシューで、勿論絶品。

なお、特製にしない場合は鶏チャーシューがデフォルトの模様。

玉ねぎ岩海苔はもう煮干し系には無くてはならない存在。

 

別皿:豚バラチャーシュー

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待ってました。厚切りの豚バラの煮豚系チャーシュー

冷やしの特製の時は別皿で来るのがデフォルトと思われる。

 

正直、この絶品豚バラのために「特製」にしたといっても過言ではなく、

とにかくこの柔らかさ脂身の甘味プルプル加減がたまらないのである。

おそらく、冷やしスープに入れてしまうと、

ラードが固まってしまうから、別皿なのかなーと推測するが、

今回も非常に美味しく頂いたのであった。

ぜひ作り方を知りたいものである。

 

山椒肉飯

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これだけ肉を堪能しておいて、まだ肉が食べたりなかったと思われる、この日の私。

こちらにもレアチャーシュー系煮豚系、二つのチャーシューがてんこ盛りである。

さらには、特製の甘辛タレと、山椒がかけられており、

その相性たるや、半端ではなかった。

メインのラーメンでも箸が止まらなかったのに、

サイドメニューであるこちらも、箸が止まらず、

どこかで意識的に息継ぎしないと、呼吸を忘れて貪り食ってしまう。

もう普通に単品でがっつり食べたいレベル。

 

もしかしたら、自転車で走ってここまできていなかったら、

あるいはお腹がペコペコでなかったら、残してしまっていたかも、

というレベルでボリュームが凄かった。

もし、ここに冷やし和え玉を頼んでいたら、

確実に胃袋が限界を迎えていたと思われる。

次回は、醤油+冷やし和え玉に挑戦しようと決意したのだった。

 

 

ということで、

冷たくて爽やかな絶品煮干しスープ豪華すぎるチャーシュー盛りという、

ギャップがたまらない一食であった。

 

暑い日ほど美味しく感じるこちらのメニュー、

ぜひ、お腹を最大限に空かせた状態で食べに行って頂きたいものである。