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腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎持ちの筆者が、病状が悪化してでも食べたいと思う逸品(主に麺類)を思いつくままに紹介するブログです。

4.ゆず塩麺@AFURI(恵比寿、中目黒など)

食べ物

発病後、数か月。

初のラーメンは最もダメージが少ないと考えられるアッサリ系の塩ラーメンが良いと考えていたわけですが、

これまで食べてきた中で一番美味しいのはどこかと思い返した時に、まず初めに思い浮かんだのがAFURIでした。

正直、発病前は濃厚系のラーメン・つけ麺しか興味が無かったわけで、

アッサリ系はそんなに好きではなかったけども、それでもAFURIは印象に残っていました。

 

AFURIのラーメンには、

「淡麗」

「まろ味」

という2種類があって、好みで選択できるようになっています。

どちらもスープは同じですが、

最後に入れる鶏油の量が違っていて、淡麗は少なめ、まろ味は多めとなっています。

 

注文したのは「ゆず塩麺 淡麗」

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まず目をひくのはその透き通ったスープで、

野菜と鶏を中心とした様々な具材から溶け出た旨味が凝縮されています。

具もどれも手が込んでいます。

そのスープと相性抜群な水菜と細切りのメンマ。

客に出す直前で炙られる豚のチャーシュー。

ほのかに醤油味のついた半熟卵。

そしてその上に載った柚子が良いアクセントになっています。

具の下に隠れている麺は淡麗スープに良く合うストレート細麺。

とにかくバランスの良い一杯だなあと食べるたびに感じます。

 

淡麗でも鶏油が程よく乗っていますが、この量なら大丈夫でしょう(希望的観測)

ということで、食べてしまっていますが、

今まで一回も翌日に体調が崩れたことはありません。

ちなみにチャーシューに脂身が多く乗っている場合は脂身だけ残しますが、

ほとんどの場合は食べてしまっています。

というのも、そもそも発病して以降、

ラーメンを食べるのは体調の良いときだけ。

かつ、ラーメンを食べる日は他の食事で脂を取らないようにする。

と決めています。

1日に接種可能な脂質の量の目安が30gということなので、

その日の他の食事で脂質を我慢していれば1食くらい大丈夫だろうという、

我ながら浅はかな考えですが、今のところうまくいっています。

 

後日、暑い夏の日に訪れてみると、

限定メニュー「冷やしゆず塩麺」がありました。

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相変わらずの透き通ったスープがキンキンに冷えています。

具としては、

「ゆずジュレ」「白髪ねぎ」「おろし生姜」

が追加されており、盛り付けも何ともオシャレな一杯になっています。

味としては、普段のゆず塩麺と大きくは変わりませんが、

スープの冷たさと生姜で非常に食後がさっぱりします。

暑い夏にはうれしい一杯でした。

 

ちなみに、初めて行ったのは恵比寿店でしたが、

その後に中目黒店ができて、そちらの方が駅から近いのでよく行っていました。

数年前まで、定期券内だったのですが…。

なかなか行けていないので久しぶりに食べたいなぁと思いながら記事を書いています。

 

いろいろ書いてきましたが、

何より嬉しかったのが、

「ラーメンでも物によっては食べることができる」

ということを身をもって実証できたことでした。

 

この日を境に、私は私自身を使った人体実験を開始することにしました。

禁止されている食材を果たしてどの程度まで食べることができるのか。

また、どの程度なら仕事に差し支えない範囲で抑えられるのか。

 

「お酒をどれだけ飲んだら悪酔いするかを見極めるために実験する」

というのはよくあると思いますが、それと同じ感覚です。

まあ、お酒の場合は、これ以上飲んではいけないスレッショルドというのが、

飲んでいるその時の酔い具合で、ある程度感覚的にわかるかと思いますが、

私の場合は翌日になってみないとわからないというのが難点です。

 

でも、今になって考えてみると、

一時的に狭められた食生活が徐々に広がっていく感覚というのは、

何物にも代えがたい嬉しさを伴うものでした。

 

ということで、

次回はまた別のメニューに挑戦した時のことを書きたいと思います。