ゼノブレイド2第8話感想。
(ネタバレ回避スクロール)
モルスの断崖から落ちた先は、モルスの地と呼ばれる場所。
旧文明の栄えた都市がそのまま残っているようである。
写真の通り、横断歩道のようなものもあり、なんだか荒れ果てた日本っぽくて非常に不気味である。
その地に棲みついた人型の魔物、おそらく人間の成れの果てであろうものと戦う。
なぜ生きているのかはわからないが、なんらかの実験の果てにこうなってしまったのだろう。
進んでいくうちに、弱っているシンと遭遇。
コアクリスタルが欠けているが、ヒカリがそれを再生。
なんとか命をつなぎとめる。
一次的に休戦し、共闘することになる。
このシンが強い強い。
1人で崩し、ダウン、ライジング、スマッシュを決めてしまうので、強さが半端ではない。
しばらくいくと、ハナとカグツチと合流。
モルスの地は科学技術が発達した世界だったが、発達しすぎて自らを豊かにするはずの科学によって世界を滅ぼしてしまった、その残骸であるという。
まさに人間の業。
それを目の当たりにして、ハナとヒカリが約束する。これが後に効いてくる。
さらに先に進むと、500年前に沈んだイーラのアルスが見えてくる。
その中を進んでいくと壁画があり、コア→ブレイド→アルス→コアという命の循環となっている事が描かれている。
そして、シンの過去も明らかに。
シンは500年前の聖杯大戦のあとに、アーケディアに襲われて、土壇場で死にそうになったラウラを食べてマンイーターとなって生き残っていた。
真の敵はやはりマルベーニであった。
回想の最中に再びモンスターが出現、
会員証を落とすなど、明らかに「元人間」という感じである。
戦い終えると、他の仲間全員と合流。
そして、イーラの仲間がシンを回収しに来る。
シンをもう少し使って闘い戦いたかったのだが、残念。
一行はモルスの地の中心にそびえたつ、世界樹を目指す。
なんと、世界樹はもともと人工的な塔だったらしく、その周りに植物が巻きついて現在のような巨大な木のように見えているらしい。
しばらく進むと、アーケディアがアルスごと襲ってくる。
マルベーニも母を殺されて人間をそして世界を憎んでいたことが明らかに。
・レックス一行
・イーラ一行
・マルベーニ(アーケディア)
三つ巴の闘いが始まった。
イーラの軍艦モノケロスとアーケディアが激しいバトルを繰り広げる。
世界樹の中腹まで登っていくと、マルベーニが映像で登場。
取り込んだファンの力でブレイドたちの力を弱めてくる。
苦戦を強いられるが、ホムラ/ヒカリがセイレーンの制御権を奪い返すとともに、
イーラ勢も大量の人工ブレイドを放って反撃開始。
しかし、逆上したマルベーニは、なんとスペルビアのアルスを使って反撃。
なんとも言えない絶望感の中、第8章終了。
アルスまで操ってしまうとは、マルベーニの力、恐るべし。
しかしながら、シンの過去がなかなか衝撃で、それを知ってしまったがために、どうしてもイーラ側を応援したくなってしまう。
ということで、ストーリーはここまでなのだが、少々蛇足を。
上記のようにアーケディアがアルスごと襲ってくるため、この先アーケディアには入れなくなる。
よって、アーケディアのクエストは世界樹に入る前に終わらせておかなければならなかった。
アーケディアでしか手に入らないアイテムもあるので、アーケディア関連のイベントはなるべく早めにこなした方が良かった。
その情報を早く知っていればなあ、と後悔するも時すでに遅し。
ゼノブレイド2では取り返しのつかなくなる要素は少なかったのだが、この1件だけは結構重いので気を付けなければならない。
なお、一部のイベントや傭兵団イベントなどはリベラリタスに引き継がれる模様。
また、失うものあれば得るものもあるということで、ハナの最終形態が入手できるのはこの第8章から。
特定のキズナトークをこなした後にトラの家に戻ると、タテゾーとキクからモデルチェンジの提案を受け、イベントスタート。
複数回にわたる材料集めや、「大学への通学」と称したミニクエストなど、様々なお使いをこなすと、ついにハナの最終形態が完成する。
その名も「ハナJD」。
外見といい、途中で課された「大学への通学」といい、明らかに女子大生がモデルとなっているのだが、開発者のトラによると「Judgement Day」の略であるとのこと。
一体何をジャッジメントするのであろうか。
なお、このハナJDはとにかく強い。
ロールとしては「攻撃」なのだが、ホムラやヒカリに匹敵する攻撃力を持ちつつ、ハナライズでいろいろと強化できるので、戦闘能力だけを見れば天の聖杯を超える実力を持っているかもしれない。
第9章以降に戦うボスたちはいずれも超強力なので、このハナJDの力はきっと役に立つだろう。
ということで、いよいよ世界樹に到達した第8章。
ドラクエ的世界観の世界樹とは全く違う世界樹に驚きを隠せなかったが、SFを絡めてくるあたりは、さすがゼノブレイドといったところ。
ストーリーの結末に期待をしつつ第9章へと進む。