ゼノブレイド2第5話の感想。
(ネタバレ回避スクロール)
ファン・レ・ノルンと共に法王庁へ向かうレックスたちは、レックスの故郷である、リベラリタス島嶼群のイヤサキ村へと寄る。
その道中、ヒカリがファン・レ・ノルンに話しかけるが、ファンは昔の記憶を失っていてしまっていた。
ヒカリの話によると、どうやら、ファンは以前カスミという名だったらしく、ドライバーはラウラという人だったとのこと。
なお、このタイミングからヒカリとホムラを自在に切り替える事ができるようになり、より戦い方が多彩になる。
このリベラリタス島嶼群がまたなんとも美しいフィールドで、
空中庭園ぽいところや、水中トンネルなんかもあり、非常に幻想的。
しかしながら、ところどころとんでもなく強い敵がいて、すぐに全滅の危機になるので、まったく油断できない。
やっとのことで、たどり着いたイヤサキ村。
育ての親であるコルレル叔母さんに会いつつ、
レックスの両親の墓に寄り、改めて「楽園」である世界樹へと向かう決意を固める。
しかし、逆にホムラは心配になる。
レックスが誰もが暮らしていける場所としての「楽園」を目指しているのに対し、
ホムラが「楽園」を目指す理由はどうやら違う様子。(そのあたりは後に明かされる)
そして、いよいよアーケディア法王庁へ向かうため、イシェバ港に行くと、
道中でネタキャラだったジークが待っていて、戦うことに。
これに勝つと、予想通り仲間となるのだが、電撃で頻繁にマヒさせられるためなかなか強かった。
それならそうと仲間にすぐなってくれればよかったのだが、力を試しているうちにいろいろ運が悪く、こうなってしまったとのこと。
今度こそアーケディア法王庁へ向かう。
アーケディアでは皇帝マルベーニに謁見することに。
回想で、昔世界樹に上って天の聖杯のコアクリスタルを奪ったのがマルベーニであることがわかる。
結局、マルベーニは世界樹に登ったことは認めたものの、「神」にも会えず、「楽園」には行けなかったと語るが、レックスが世界樹に行く助力はしてくれることに。
しかし、レックスはマルベーニの背後にメツの気配を感じ信用できない。
ヒカリも同様に信用していないのだが、500年前に何があったのかはここでは明かされず。
テンペランティアにて、スペルビア軍の巨神獣兵器が暴れ出したとの報告が入り、そちらに急行する。
なんと、シンが巨神獣兵器を操っていた。
機械を止めるとシンが出てくる。シンの仮面が外れ、シンがブレイドであることが明らかに。
そこで放ったセリフがタイトルの軛(くびき)。
「解き放とう、その軛から」
と言ってファン・レ・ノルンを殺すのであった。
500年前の回想にてこのファンによく似たブレイド(カスミ)が出ているだけに、昔は仲が良かったのだろうが、殺してしまうとは切なすぎる。
ブレイドは死ぬと記憶が消える、戦争の道具として使われる刹那的な存在でしかないという運命、それを彼は「軛」と表現していた。
なぜ、ここでファンが殺されたのか、この時点では、全く理解できなかったが、
後に「黄金の国イーラ」にて500年前の話を知った後では、シンがファンをマルベーニの支配から解き放ったという意味で、非常に重要なシーンであった。
ここまでが、第5章。
この章では物語に大きな動きはなかったのだが、
なんだかシンの過去には壮絶なものがありそうだとわかり始めた。
主人公一行としては、ここでパーティが全員揃ったこととなる。
全10章構成なので、ようやく折り返し地点。