腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

62.そして誰もいなくなった(第2夜)

まさに渡瀬恒彦さんのためのドラマだった。

 

ネタバレ回避スクロール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、この辺までくれば大丈夫だろうか。

ネタバレ回避スクロールはよく見るけど実際に自分がやるとどの辺まで書いたら良いかわからないものである。

 

というわけで本題に入る。

 

3/14にお亡くなりになった渡瀬恒彦さん演じた判事が犯人だったわけだが、

その犯人も末期ガンで死を悟った状態で犯行に及ぶという役どころ。

現実でも末期ガンだったそうなので、いったいどんな気持ちで演じられたのだろうか。

 

とにかく最後の告白のシーンの迫力が凄まじかった。

途中、声が消え入りそうになって、心配になったけど、途中から本心を告げる部分での迫力は本当に凄かった。

 

原作を読んではいたから、犯人自体は分かっていたけど、

原作では手記だったところを、ビデオに変更してあのシーンを撮ったのは本当に素晴らしい改変だったと思う。

 

まあ、監視カメラってのは、ちょっとやり過ぎかなと思ったけど。

それも、渡瀬さんの「ありがとう、さようなら」を入れるための演出だったと思えばアリなのかもしれない。

そうでなければ、独白ビデオだけがどこかに隠されてたってので良いのかなと思う。

 

やっぱり名作は名作だった。

だんだん人が減って少なくなっていって、それでも誰が殺人鬼なのか全くわからない極限の緊張感は、展開を知っていてもゾクゾクした。

アガサクリスティー原作のドラマ、もっとやってほしい。

オリエント急行はもう何度かやられてるけど、アクロイド殺しとかABC殺人事件とか、やってくんないかなー。

古典と言われるジャンルになるのかもしれないけど、良いものは良い。

まあ、アクロイド殺しは実写化は厳しいだろうなぁ。

↑調べてみたら2000年にイギリスでドラマ化してたらしい。まじか。

 

てことは、日本でもできるよね、きっと笑

どこかのプロデューサーさんよろしくお願いします。