メニュー名に「辛」の文字が入る、
私にとって、絶対に頼んではいけないメニュー。
正統派のラーメンと独創的な限定ラーメンで人気を誇る「稲荷屋」さんにおいて
唯一食べていなかった最後のレギュラーメニューである。
先日ついに、一度は食べてみたいという気持ちが勝っていまい、
実食するに至ったので、記事化してみる。
もちろん腸はダメージを受けたので、
同じ病気を持つ方や腸が弱い方にはお勧めできない。
ただ、美味しいことは間違いないので、
辛い物が得意な方にはぜひ試してほしい一杯である。
さて、この日は、もちろんこのメニューを食べに来たわけではなく、
稲荷屋さんおなじみの限定を食べに来たのであった。
しかしながら、11時台に入店したものの、
3連休の最初の日ということもあり、開店前から長い行列。
残念ながら、限定メニューにはありつくことができなかった。
他の店にも行こうかなと思ったのだが、
まてよ?3連休の初日?
仮に崩れても2日あれば戻ってこれるじゃん!
という根拠のない思い込みから、
まだ食べていない最後のメニュー「辛みまぜそば」に挑戦したい気持ちが湧き上がってきたのであった。
それに、前回別メニューを食べに訪問した時に、
隣の人がこちらを注文しており、辛さが3段階選べることがわかったので、
「甘口」であればなんとかなるだろう、
ということで、無謀にも挑戦するに至ったわけである。
辛みまぜそば(甘口)
なんともおいしそうなネギの山。
そして山盛りのメンマ。
さらには角切りレアチャーシュー。
ここまではもう完全に美味しいやつである。
さらに、心配していた辛みについては、
この写真では左側にわずかに赤いものが写っている程度。
お!これなら食べられるかも!
そう思った混ぜ始めた矢先、
徐々に視界に赤色が混じり始め、
まだ食べてもいないのにいやーな汗が出始めたのであった。
混ぜてみた図
はい。やらかしました。
甘口でも結構唐辛子入ってます。
店長さん曰く、甘口でも結構ピリッとしますよとのこと。
もうちょっと忠告を真剣に聞いておくんだった。
なお、麺は1.5玉ということでかなりのボリューム。
太麺でもあるので、食べ応えも抜群である。
タレが初めからしっかり麺に絡めてあって、白髪ねぎとの相性は抜群。
タレは出汁と醤油とごま油ベースと思われる。
タレ自体はそこまで辛いという印象ではないが
やはりところどころ大きな鷹の爪が絡んでくると、やっぱり辛い。
なので、申し訳ないことに、摘出手術を何度かさせてもらった。
豚バラの角切りレアチャーシューについては、期待通りの美味しさで、
チャーシュー好きにはたまらないであろう。
かなり大きなブロックがたくさん入っているので、
肉増しにしなくても十分なのではないだろうか。
また、メンマについてもかなりの量があるため、
チャーシューとメンマをすこしずつ食べ進めていけば、
最後まで麺と具と両方楽しみながら食べることができる良心的な設計になっている。
また、このまぜそばの最大の特徴としては、
付け合わせに粉チーズが登場すること。
辛い物が苦手な自分にとっては、
願ってもないお助けキャラの登場に、
小躍りしながらドバドバ振りかけたのであった。
粉チーズ投入
まあ、ごらんのとおり、いくらドバドバ振りかけたからと言って、
唐辛子が減るわけではないのであるが、
それでも多少はまろやかになるもので、
チーズが天使に見えた。
味としては、醤油系に合うのか心配であったが、
スパゲティに近いというか、わりと相性が良くて驚いた。
もしかしたら、辛さが和らいだことでそう感じただけかもしれないが。
ということで、
今回は思い切って禁断のメニューである、辛みまぜそばに挑戦してみた。
辛いもの好きな人にはたまらないメニューである。
普通のまぜそばでは辛みが足りないという人や、
油そばでラー油をかけまくっても足りないという人は、
きっと刺激としては満足できるのではないかと思うのでおススメである。
自分も、辛い物の味自体は嫌いではないのだが、
でも残念ながら腸はついてこれなかった。
仕事には影響しなかったが、やはり崩れるのはツラい…。
次回こそは限定に間に合う時間に並ばなくては…
と心に誓ったのであった。
以下、レギュラーメニュー一覧。