腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

323. ラーメン@わいず(末広町):秋葉原で家系といえばここ!

秋葉原のラーメンランキングで常連だった「十紋字」というラーメン屋。

いつか行きたいなーと思っていたら、いつの間に無くなっててショックだったのだが、実は名前が「わいず」に変わっていただけであったのを最近知って、尋ねてみることにした。

 

メニューにはラーメンとつけ麺の両方があるが、家系ラーメンの名店と聞いていたので、ひとまず初回の今回はラーメンを注文することに。

 

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ラーメン(脂少なめ) 720円 

 

見た目は横浜の名店、吉村家に似ている。茶色の濃い家系ラーメン。

でも食べてみると豚骨のドロドロ感が非常に強い。

そのドロドロ感は日吉や北千住などにある武蔵家に非常に近いものを感じる。

油少なめにはしたが、鶏油もしっかりと感じられた。また、スープと鶏油のバランスも非常に良く、その辺りも武蔵家とよく似ている。


具としては、チャーシューが2種類ついているのが嬉しいところ。

今流行りの低温調理レアチャーシューと、がっつり肉厚の煮込んである系のチャーシューが1枚ずつ。

それぞれの良いところを味わうことができるのは素晴らしい。

また、家系ラーメンお馴染みのほうれん草はとくに大盛りにしていなくてもかなりの量が乗っている。

クタクタにスープに浸してから食べると非常に美味しく、麺と一緒に食べてももちろん美味しい。それに栄養もあって良いことだらけである。

中盤からは、ニンニクやショウガを投入して味を変えていくと、また新たな旨味が出てくる。

自分は終盤に酢を入れてさっぱりさせる派だが、それは好き嫌いがあるかもしれない。

 

また、この店は、家系ラーメン屋にもかかわらず濃厚魚介系つけ麺を出すとのこと。

家系ラーメン屋というと、ラーメンのみがウリで、つけ麺はただ家系スープを濃くしただけという残念な店が多いが、

食べログを見る限りはつけ麺も評価が高いので非常に楽しみである。