腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

1.自己紹介

本ブログを訪問いただきありがとうございます。

簡単に自己紹介させていただきます。

 

はじめに

 本ブログは、潰瘍性大腸炎という国家指定の難病を患っていた(※)筆者が、

病状が悪化して、腸壁が削られるリスクを冒してでも、

「もう一度食べたい」

と思えるほど美味しかった食べ物を紹介していくブログです。

※現在は無症状、投薬治療もストップしています。

 

目次

1)潰瘍性大腸炎とは

2)食事制限について

3)本ブログについて

 

1) 潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎(Ulcerative colitis 以下、UC)

簡単にいうと、大腸の炎症により、お腹が下りやすくなる病気です。

症状が重くなると、血便などを引き起こし、

貧血や体重減少を引き起こすこともあります。

 

原因は諸説ありますが、

遺伝的要素腸内細菌バランス食生活ストレスなど、

様々な要因が組み合わさった結果、

腸壁のバリア機能が破綻することで炎症が発生するといわれています。

 

しかしながら、原因が明確ではなく、

明確な根治療法が存在しないことから、

指定疾患とされている、という病気です。

 

症状が一時的に収まっている状態を寛解

再び炎症が出てしまっている状態を「再燃」といい、

一般的には、寛解再燃が繰り返されます

 

よって基本的には、薬で症状を緩和しながら、

いかに寛解を維持するか?

というのが、この病気と付き合っていくポイントになります。

 

また、意外でしたが、若い人が発症することが多い病気だそうで、

私が発症した23歳という年齢はまさしく発症のピークだそうです。

 

私の場合、幸いにして軽症だったので、

数年のあいだ、飲み薬を毎食後欠かさず飲むことで症状が治まりましたが、

昔はステロイドと呼ばれる強めの薬を飲んでいた頃もありました。

以下に、病歴を簡単に示します。

 

【略歴】

2013年2月 トイレが真っ赤に染まり、病院に駆け込む(就職活動の真っ只中)

2013年3月 大腸内視鏡検査の結果、「潰瘍性大腸炎」発覚

2013年4月 「ペンタサ」による投薬治療開始

2013年7月 初の小康状態(寛解期)

2013年8月 旅行を機に再燃。ステロイドの一種「プレドニン」処方

~2014年12月まで 寛解と再燃を繰り返す

2015年1月  これ以降、寛解を維持大規模な再燃なし

2020年1月  抗炎症薬の減量、および食生活改善を開始

2020年7月  抗炎症薬を完全に中断

以降、現在まで健康に過ごすことができています。

 

詳しい話や検査・治療の体験談は別エントリーで書きますが、

発症から約1年半で症状が安定し、

寛解期を維持できるようになったため、

私の症状は幸運にもかなり軽症な部類と思われます。

 

飲み薬だけでは寛解に至らない方や、注腸薬を使用している方、

あるいは白血球除去療法をされている方がいることを考えますと、

本当に私はラッキーだったなと思っております。

 

そして、この病気とつき合っていく上で最も大切なのは、

食事制限です。

 

2)食事制限について

基本的に、刺激物は厳禁です。

一般的に言われている食べてはいけないものは以下の3つです。

 

・油脂

・辛い物

・消化しにくいもの

 

最初にこの食事制限を聞いた時の衝撃は忘れられません。

 

「もう2度とラーメンが食べられないかもしれない」

 

小さい頃より好物を聞かれたら即答で「ラーメン」と答えていた私にとって、

それは死刑宣告よりも辛い現実でした。

 

しかし、この制限はあくまで、症状が悪化しているときのもの。

症状が軽いときや完全に収まっているときはこの限りではないと知って、

少しだけ希望が見えてきました。

 

現在は、薬+食生活改善により、症状が完全に収まっているので、

大好きなラーメンも食べることができていますが、

基本的には、再発をさせないための食生活をこころがけています。

今の基準をざっくりかくとこのような感じです。

 

【絶対に食べないもの】

  • 唐辛子
  • 辛味のつよいもの

【食べすぎないようにしているもの】

  • 揚げ物
  • 生クリーム
  • 動物性脂肪(適量なら可)
  • トランス脂肪酸(マーガリンなど、一部の植物油)
  • 炭酸飲料(強いもの)
  • 固い繊維質(ゴボウなど、難消化性のもの)

【好んで食べるもの】

  • 魚類
  • 肉の赤身
  • オリーブオイル

といったところです。

 

【追記】

食事制限はあくまで一例です。

学説によっては、症状の収まっている間は、

食物繊維は一部の腸内細菌を活性化するために積極的にとるべき

など、諸説あります。

個人差が大きい部分ですので、ご注意ください。

また、食生活については、いつか別エントリーで詳細を書いていく予定です。

 

3) 本ブログについて

私はこのような食事制限で日々を過ごしているわけですが、

正直にいうと、食事制限はストレスが溜まります。

周りの皆が美味しいものを食べたり飲んだりしている中、

自分だけがそれを共有できない寂しさは尋常ではありません。

 

とくに、私の場合、二十数年間生きてきて、

ある程度それらの美味しさを知ってしまっている状況から、

それらを我慢しなければならない状況に叩き落されました。

非常に苦しかったです。

 

しかし、そのストレスから解き放たれて、

普段は食べることのできないものを口に入れたまさにその瞬間、

普段抑圧されている分だけ、

何倍にも増幅された凄まじい感動が押し寄せるのです。

 

それを知って以来、考え方が変わりました。

「食事制限を楽しもう」

週に数回、好きなものを何でも食べて良い日を設け、

他の日の食事制限を前向きに頑張れるようになりました。 

 

そして、そんな生活も1年間が経過し、

自分が食べて感動したものを記録に残しておきたいという思いから、

本ブログをはじめることにいたしました。

 

よろしくおねがいいたします。

 

【注意事項】

UC個人差の大きい病気です。

私の症状は、かなり軽症な部類に入ると思われます。

当ブログで紹介するお店の料理全てが、

UC持ちでも安心して食べられるというわけではありません。

決して無理をなさらないよう、お願い申し上げます。

 

また、薬の減量および中断については、完全に自己判断です。

本来は、医師と相談して実施するべきかと思いますが、

私の場合は、食生活改善と合わせて実施することで、

今のところ幸いにして寛解を維持できております。

 

詳細については、別エントリーで書こうとは思っていますが、

自己判断による薬の減量リスクもありますので、

もし実施される場合は、自己責任でお願いします。

 

【追記 2017.1.30】

食べ物のことだけだとネタ切れになって更新が滞ってしまったので、

日々の雑記もエントリーに加えて、

なるべく定期的にアップしていくことにしました。

 

何卒宜しくお願い致します。