ゼノブレイド2第6話の感想。
(ネタバレ回避スクロール)
シンの回想シーンから始まるのだが、
この回想でシンとラウラの出会いが明らかに。
シンは元々王国の至宝と呼ばれるほどのブレイドとして王家に仕えていたが、ドライバーが亡くなってコアの状態になった際に何者かに盗まれ、盗まれた先で売られるはずが、偶然子供だったラウラが同調してしまう。
そして、ブレイドとなったシンがラウラを毒親から解放した、というところで回想が終わる。
この先のストーリーは、「黄金の国イーラ」で語られることとなる。
その後、首脳会談が開かれ、今回のテンペランティアでの戦いのきっかけと顛末、そしてメツおよびシンが今後世界を滅ぼしかねないということが語られる。
メツとシンの野望は、どうやら世界を滅ぼすことと、神を殺すことらしい。
場面はファンの葬儀へ。
ブレイドは死ぬとコアに戻るはずなのに、ファンはなぜか姿がそのまま。
どうやらコアが半分マルベーニに取られていることが関係している模様。
目的の「楽園」のある世界樹へ行くためには、周囲を警備しているサーペントデバイスをなんとかしなければならず、その制御コアが封印されているというルクスリア王国へ行くことに。
そんな折、バーン会長が何者かの暗殺を企てているという情報が入る。
ターゲットはインヴィディアの国王。
レックスたちに陰謀を破られたバーンはグレートサクラにて反撃開始。
グレートサクラを倒すと、バーンは自爆スイッチを起動。
その際、ネフェル皇帝が犠牲になってしまうが、皆が居なくなった隙に、ニアが隠していた力でネフェルを蘇生。
ニアの胸元にはコアクリスタルが光っており、ニアはどうやらブレイドらしいということがわかる。(温泉イベントでも伏線はあったが)
マルベーニから書状をもらってルクスリア王国へ。
このルクスリアは、写真の通り、一面が雪景色。
他のアルスよりもエーテル流が弱くて体温が低いことが原因らしく、そのせいで作物も育ちにくいとかどうとか。
ルクスリア王国につくと、王子ジークが王を説得してくれると思いきや、いきなり全員捉えられてしまい、書状も王に破られる。
捉えられたホムラは世界を滅ぼす前に消さなければということで、エーテル加速砲のターゲットとされピンチに。
ハナたちの活躍でギリギリ砲撃は回避する。
助かったホムラは、子孫に託したアデルのメッセージ公開する。
アデルの時代では何かが足りなかったから、天の聖杯を封印せざるを得ず、
天の聖杯を未来へ託すことが、人間とブレイドのためだったらしい。
探していた制御コアであるサンクトスチェーンを正常に戻さなければ、ゲンブは深海へと沈んでしまうという。
ストーリー上「数時間で沈む」言っているのだが、目的地は死ぬほど遠い。とてもゲーム内の「数時間」ではたどり着けない。
実際に時間制限は無いのだが、そこの時間的な辻褄は合わせてほしかった気がする。
ただ、幻想的な雪山を駆けるのは非常に楽しく、冒険のし甲斐がある。
ただし、夜になると、ダイオウイカ的な巨大モンスターがわんさか現れて、通り抜けることすら困難になるので気を付けたいところ。
ゲーム内時間では3~4日ほどかけて、目的地にたどり着くと、サンクトスチェインを正常化。
深海へと沈むことは免れたが、そこに現れたのは、ヨシツネ、ベンケイ、ツネヒコ。
彼らもマンイーターであったらしく、本気をだして襲ってくる。
3人のコンビネーション攻撃がなかなか激しいが、なんとか一人を倒すことができれば攻撃の手が緩まるので、糸口が見えてくる。
勝利するとシンが現れて、天の聖杯を奪いに本気で襲ってくる。
どうやらシンは全ての素粒子を自在に扱えるらしい。
よって、自分の肉体を構成する素粒子も光の速さで動かせるって、そりゃ強いはずだ。
本気をだしたシンに、ヒカリの未来視では太刀打ちできない。
また、ヒカリのセイレーンデバイスの重粒子線砲も速度が足りず攻撃が通らない。
ヒカリは完全敗北を喫し、ホムラに切り替わるが、ホムラが機転を利かせてセイレーンの標準光を自分に照射。
少し出力を挙げれば自殺できることをほのめかし、シンの動きを止める。
シンおよびメツはホムラを連れていくことが目的であったため、皆殺しを諦め、ホムラが制御コアと共に自らを差し出すことで取引が成立。
なお、章タイトルの「傷」とは、レックスとホムラのふたりにリンクしてできる傷のこと。
レックスはいつも傷だらけであったということはつまりホムラもそうであった。
シンはレックスはその点を突きつけ、「愚かだ」と罵ると、メツとともにホムラを連れて消えてしまった。
と、ここまでが第6話。
ホムラが連れ去られ、主人公のメンタルも崩壊という、これ以上ないバッドエンド。
あと4話でどうやって盛り返すのだろうか。