腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

904. THEもりそば@八咫烏(水道橋)

北海道出張編はいったんお休みして、

今週の八咫烏さんは、

THE もりそば

ということで、

八咫烏さんにしては珍しく、

超定番なメニュー。

 

それもそのはず、

昨日、柴崎亭とのコラボ限定があり、

今日は八咫烏プロデュースのカレー屋さん

弐番亭のオープン日。

そりゃたまには、

シンプルな限定になるよね。

というか、

限定無理せずお休みでも良いのに、

という感じであったが、

ありがたいことに、

自分の好きなWスープ系のつけ麺ということで、

今回も閉店ギリギリに行ってみることに。

 

なお、昨日の柴崎亭のコラボは、

45杯限定のスペシャルメニューで、

仕事終わりに覗いてみたが、

さすがにあっという間に大行列で、

間に合わなくて諦めたのであった。

 

メニューとしては、

特製つけ麺とご飯。

両方頼んでいくことにした。

 

まずは食前茶から。

 

食前茶

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プーアル茶ということで、

シンプルながら美味しい定番のお茶でした。

 

そしてご飯は、

鶏そぼろのしば漬けタルタル丼

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鶏そぼろだけでうますぎるのだが、

そこに柴漬けとタルタルの鮮やかなピンク。

これを混ぜ合わせたときの美味さがヤバかった。

 

そして、本編は、

THE もりそば(特製)

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スープ

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解説によると、

スープ

豚骨、鶏ガラ、牛骨、

玉ねぎ、大根、フルーツトマト、人参、デコポン 

オイル

豚の背脂、のどぐろの煮干

カエシ 

日本一丸大豆、たまり、赤ワイン、

バルサミコ酢黒酢、みりん、鷹の爪

 

ということで、

一見すると醤油系のつけ麺なのだが、

単純な動物×魚介という感じではなく、

豚鶏牛のブレンドスープに、

たくさんの野菜が入っている極上スープ。

そしてデコポンバルサミコ酢など、

普通ラーメンには入らないような酸味。

さらにはのどぐろの煮干しで独特の風味もあり、

背脂による旨味のインパクトもある。

なんだこれ、すごすぎじゃないか。

 

つけ汁の中には、

スープをたくさん吸ったワンタンと、

メンマとネギも入っていて、

全く飽きない構成となっていた。

 

麺&トッピング

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麺は解説によると、

もちもちの国産小麦中太麺とのこと。

若干平打ち気味であった。

つけ麺というジャンルの中では、

細い方に入るのかもしれないが、

このスープにはピッタリの、

激ウマな麺であった。

 

トッピングは、

チャーシューが3種類と、

味玉に山椒味噌と海苔。

これがどれもすごかった。

 

煮豚

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いきなり大本命から、紹介していくが、

しっかりとタレが染みわたった、

極上の煮豚であり美味しかった。

レアチャーシューも美味しいが、

しっかり煮込まれて手間のかかった

煮豚タイプも好きなので、

個人的には両方あって嬉しかった。

 

鶏&豚のチャーシュー

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鶏胸はしっとり系のレアチャーシュー

表面は炙られており、香ばしさもある。

レアチャーシューは、

大丈夫かと思う程赤かったが、

しっかり火入れされていて、

旨味も強くて美味しかった。

 

山椒味噌

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この山椒味噌による味変が、

とてつもなく美味すぎた。

今回のスープ、甘味と酸味は要素は強いのだが、

そこに山椒の辛味と味噌の塩味のアクセントが加わって、

もう完全に死角がないのである。

山椒味噌増ししたいくらいであった。

八咫烏さんの山椒の使い方の上手さは、

毎回感動している気がする。

自分でも料理するときに使ってみようと思った。

 

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ということで、

いつも通り半分の残したご飯にスープを投入。

もちろん美味しかったが、

そぼろの味がしっかりしてたので、

スープ割してからご飯にかければ良かったなと反省。

 

 

スープ割

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今回はスープ割もあった。

八咫烏さんのつけ麺は、

スープをそのまま飲めるからという理由で、

スープ割が無いことが多いが、

今回は濃いめのスープということもあって、

しっかり用意されており、

濃いめのスープだったが、

最後までスープを楽しむことができた。

 

ということで、

八咫烏さんでは久々の王道つけ麺

とはいえ、八咫烏さんらしさも随所に見られ、

贅沢なつけ麺を楽しむことができた。

 

また次なるメニューも楽しみに待ちたい。