腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

797. 胡椒そば@饗くろ㐂:胡椒が主役のジャンキーな新レギュラーメニューがめちゃくちゃうまい!

おひさしぶりのくろ㐂さん。

大将の膝の手術によって、

しばらく休業していたくろ㐂さんが復活した

というニュースを昨年末に聞いて、

ようやく行くことができました。

 

復活以来、

新たにレギュラーメニューに加わったのが

今回紹介する胡椒そばである。

 

最初、胡椒そばときいて、どういうラーメンか思い浮かばず、

長野の王様中華そばみたいな感じなのかなー、

と予想していた。

たしかに、そのジャンルではあるのだが、

予想をはるかに超える美味しさと、

ジャンキーさであった。

 

 

もちろん、お久しぶりだったので、

このメニューもいただくことに。

 

シュウマイ(2個入り)

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いやー、久しぶりだけどやっぱり美味い。

ジューシーさとサッパリ感の両立が、

他のシュウマイには無い素晴らしさである。

 

そして、サイドで頼んだこちらも絶品。

 

手羽先トマトカレー

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これがまたえげつないくらいおいしかった。

キーマカレーに近い形であんまりドロドロしてないが、

しっかりトマトが効いた酸味のあるカレーで、

そこに入ってる手羽先がめちゃくちゃ甘くて

甘みと酸味と辛みのバランスが最高であった。

毎回毎回、感動するほど美味しいので、

ついつい限定ご飯を頼んでしまう。

 

そしてメイン。

 

胡椒そば

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トッピングは、

・2種のチャーシュー(鶏・豚)

・乱切りの長ネギ

・生の胡椒

・挽き立ての胡椒

・ひき肉

・玉ねぎ

・背脂

・ニンニク

・糸唐辛子

というラインナップ。

 

ここに、キレのある醤油スープと、

モチモチの手もみ麺が合わさると、

もう鬼に金棒状態である。

 

長野の王様中華蕎麦に近いものがあるが、

なんだろう、胡椒の強烈さと、ネギの香り、

そこにニンニクと背脂が加わって、

若干の二郎系のニュアンスが合わさった、

中毒性抜群の味となっている。

 

このネギは、契約農家さんから買っている、

新鮮なものらしくて、めちゃくちゃ美味いし、

2種類の胡椒というこだわりも素晴らしい。

 

あの上品な塩そばを作る店長さんと、

同じ人が作っているとは思えないくらい、

全く正反対なラーメンだったわけだが、

そこかしこに徹底的なこだわりを感じ、

ジャンキーさと上品さを両立させたという、

奇跡的なコラボレーションが一杯の中で実現していた。

これは定期的に食べたくなっちゃう一杯である。

 

ということで、

くろ㐂さんにはめずらしい

ジャンキーすぎる一杯であったが、

上品さも併せ持つリピート間違いなしの一杯であった。

 

まだ食べていない方はぜひ。