腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

792. 鶏みぞれ正油ラーメン@八咫烏(水道橋):親鶏の旨味たっぷりのスープに平打ち麺となめ茸おろし唐揚げという最高の組み合わせ!

今週の八咫烏さんは、

なんと2種類の限定が登場。

とりあえず、自分が食べることのできたひとつを、

紹介していきたいと思う。

 

この日の限定は、鶏醤油牡蠣塩の2種類で、

牡蠣塩は10食限定とのことであった。

さすがに牡蠣塩は無理だろうなと思っていたが、

お店に行ったら予想通り牡蠣は売り切れ

鶏の方は残ってくれていてよかった。

 

また、最近胃が疲れ気味だったので、

この日はご飯ものの注文はパスすることに。

直火焼き鶏丼も食べたかった・・・。

 

気持ちを切り替えて、

まずは、いつも通り食前茶から。

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今日のお茶は、

ルイボスアールグレイ

ということであったが、

若干ルイボス強めのスッキリ系。

 

ナスの炭火焼きびたし

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完全にな逸品。

これが尋常じゃなく美味しかった。

噛むとジュワっと出汁が出てきて

奥の奥まで染みまくりの茄子が最高。

そしてその染み出る出汁が優しくて美味い。

豆腐にも味が染みてて最高だった。

弱った胃にはありがたいメニューでした。

 

鶏みぞれ正油ラーメン

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ここ数回に比べると圧倒的にシンプル

だが、味はめちゃくちゃ美味しい。

まず、スープからひとくち。

鶏油のまろやかな旨味香り

そこにキレのある醤油鶏出汁の旨味がガツンとくる。

これは美味い。

店長さんの解説によると、

丹波黒鳥とカツオと昆布のスープに生揚げ醤油、

丹波黒鳥の鶏油、ということで、

高級ブランド鶏の凄さを感じた。

また、今回の鶏は、

旨味が強いことで有名な親鳥だそうで、

さすがの美味さである。

 

そこに合わせるは、平打ち麺

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この麺が、メチャクチャ美味しい。

いわゆるピロピロ系であるが、

鶏油と良く絡んで引き上げてくれるし、

麺が存在感ありすぎない程よい太さで、

バランスが最高であった。

 

また、トッピングも素晴らしい。

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なめ茸

・みぞれおろし

・菊の花

・ほうれん草

下仁田ネギ

などラインナップが多彩。

 

とくに下仁田ネギは、

スープにも合いまくりで美味しく、

なめ茸おろしは、

後述の揚げ鶏との相性が抜群だった。

 

そしてメインの

特製揚げ鶏

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このデカさで3つも入っている大ボリューム

それだけでもうれしいのだが、

何よりすごいのが肉のクオリティ

肉の弾力といい、肉自体の旨味といい、

香り皮目の脂の旨味も、

とにかく美味しすぎて、

もう1個食べたかったくらい。

しかもなめ茸おろしとの組み合わせが最高過ぎた。

 

昔からみぞれ唐揚げは好きで、

オリジン弁当などでよく食べていたが、

今回そのトップに一気に躍り出た。

 

店長さんの解説によると、

親鳥は冬場の今が良い時期らしく、

旨味は勿論、香りや肉の弾力が強いのだそう。

たしかに、これまでに食べたことのない食感だったが、

鶏に旬があるんだというのを初めて知った。

 

あっという間に食べ終わってしまったが、

ご飯を頼まなかった分、

余裕をもって終盤までスープを楽しむことができた。

お腹空いていない時は、

無理に頼まずに麺だけ、

というのもアリだなと思った。

 

ということで、

八咫烏さんにしてはシンプルな限定だったが、

丹波黒鶏の美味さを存分に味わえる一杯で、

ご飯もの行かずとも大満足の夕食であった。

 

これはぜひ牡蠣塩も食べたいところだが、

果たして、牡蠣塩を食べられる時間に、

仕事を終えることができるだろうか。

 

なお、この限定は金曜日までらしいので、

お近くの方はぜひ。