今週の八咫烏さんの限定は、
世界一おいしい鯖の食べ方(俺調べ)
という独特すぎるタイトル。
魚の中でも鯖はかなり好きな方で、
いつか食べた鯖カレーまぜそば※も美味しかったので、
今回も訪問してみることに。
まずは、いつもの食前茶から。
今回は、ベジタブルイボスティー。
ドライ野菜を使って、野菜の甘味を引き出したそう。
果物とはまた違う優しい甘味で、
ルイボスティーの香ばしさはあるのに、
なんとなく和風に感じた。
メインの鯖×味噌とも非常に合っていて、
美味しいお茶でした。
続いて、サイドメニューのこちら。
鯖の照り焼き丼
まず鯖の照り焼きが神がかり的にウマい。
香ばしく焼かれており、
店内も鯖の香りが立ち込めていた。
上にかかっているのは、
大根おろしと青唐辛子味噌を混ぜたものだろうか。
予想に反して全く辛さは無くて、
鯖との相性も抜群。
サラサラと食べることができた。
イベリコ豚バラチャーシュー
藻塩と胡椒で香ばしく焼き上げられたチャーシュー。
約1cmの極厚にカットされており、
がっつり豚肉の旨味を味わうことができる。
まさに極上の肉厚ベーコンを食べている感じ。
味玉もいつもながら良い茹で加減で美味しく、
塩気も丁度良い。
お腹に余裕があれば、これで一杯いきたかった。
さて、いよいよメインである。
世界一おいしい鯖の食べ方(俺調べ)
照り焼きで既に美味しく食べたのに、
これ以上美味しい鯖とはどんな形なのだろう、
そう思ってワクワクしていたが、
登場したのはまさかのほぐし身。
正直驚いた。
でも、食べてみると納得した。
これはたしかに美味しい。
店長さんの解説によると、
スープ：冬の根菜をベースに白味噌を加えた極上すりながし
オイル：鯖節ネギオイル
あしらい：鯖の炭火焼きを国産ニンニクと共にペペロンチーノ
最高に美味しい久保家のレモンで酸味をアクセント
ということだそうである。
まず、スープが白味噌のほのかな塩味と、
根菜の上品な甘みが効いたすり流しなので、
それと平打ち麺だけでもめちゃくちゃ美味い。
だが、そこに前述の鯖×ニンニクのペペロンチーノを混ぜていくと、
鯖味噌の新しい形が完成するのである。
この状態になってからがめちゃくちゃ美味かった。
さらに、どなたかは存じ上げないが、
久保家のレモンを混ぜていった後のひとくち目、
これもまたヤバかった。
程よい酸味が鯖とニンニクのジャンキーさに、
爽やかさをプラスしてきて、
とんでもなく良いバランスになっていた。
実は、この日はたまたま昼ご飯を多く食べてしまったので、
そこまでお腹空いていなかったはずなのに、
美味しすぎてまったく箸が止まらなかった。
また、サブウェポンの揚げワンタンも美味しい。
もうね、肉がぎっしり詰まってるんですよ。
これだけボリュームあったら、
追加チャーシューしなくても良かったかも、
という満足度であった。
そして最後は・・・
当然のように追い飯です。
前述の鯖照り焼き丼の残りご飯を投入したが、
少し大根おろしも残しておいて正解だった。
極上すり流しと鯖の残りとニンニク、
当然ご飯にも合うに決まっている。
満腹は軽く通り越していたものの、
最後の一口まで、美味しく頂きました。
ということで、
まさに鯖味噌の新時代を感じるような、
そんな創作ラーメンを味わうことができた。
なお、以前からなのかもしれないが、
お店の奥の壁に解説が書かれるようになったことに、
今回初めて気付いた。
今度からここを写真撮ればいいわけだ。
ということで、限定ラーメンは、
今後も引き続き水木金の夜らしいので、
行ける限り、通っていきたいと思う。
