腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

764. う羊のヴィシソワーズらーめん@海老丸(水道橋):まろやかヴィシソワーズとスパイシー羊肉のマリアージュ!

久々の海老丸さん限定の紹介。

といっても、すでに提供終了しているので、

食べたい方は、おそらくまた来年あるであろう、

提供タイミングを待っていただくことになりそうである。

 

昨年、超大当たりだったヴィシソワーズらーめん

その味が忘れられず、

またあったら行きたいと狙っていた。

kenshinkk.hatenablog.com

 

すると今年は、

お盆の週に待望のヴィソワーズが提供されることが決定。

しかも、例年の和牛だけでなく、

ウニもプラスされるということで、

絶対に行かなければと思っていた。

 

だがしかし、

唯一行けそうだった日に、

前回記事のとおり、

八咫烏さんのラストライブが被ってしまうという緊急事態。

流石にラストを食べ逃すわけには行かなかったので、

八咫烏さんに行くことにした。

それが前回記事。

kenshinkk.hatenablog.com

 

ただ、海老丸さんのヴィシソワーズも食べ逃すわけにいかず、

その週の金曜日にギリギリ仕事を21時で終わらせて駆け込むことに成功。

 

残念ながら和牛ではなく羊肉に変わってしまったものの、

なんとか滑り込みで間に合ったので、

記事化していこうと思う。

 

感想をまとめると、

・相変わらず美味すぎるヴィシソワーズ

・スパイシーな仔羊ローストの神食感

・甘さと塩味が絶妙なテリヤキリゾット

となる。

 

アミューズ

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まず、アミューズは、ゴボウの冷製スープ

キリッと冷えた濃厚なスープは、

ゴボウの優しい甘みオマール海老の旨味が、

これでもかと濃縮されていた。

暑い中走ってきたので、

あっという間に平らげてしまった。

 

う羊のヴィシソワーズらーめん

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白いスープにドでかい羊肉ロースト、

そこに乗るコンソメジュレとウニ。

まさに圧巻のビジュアル。

 

ヴィシソワーズスープは、

ジャガイモと生クリームのバランスが心地よく、

甘すぎずドロドロすぎず、

程よく冷えていてスルスル飲めてしまう。

そこに、よく締まった細麺。

合わないはずがない。

 

たまに麺に絡んでくるビーフコンソメジュレのおかげで、

旨味がさらに増していくのも面白い。

 

そして圧巻は、羊肉ロースト。

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1cmくらいの分厚い羊肉に、

特製のスパイスが振りかけられ、

しっかりと火が通されている。

このビジュアルからは、

結構歯ごたえがありそうに見えるが、

嘘のように柔らかで、

歯で簡単に噛み切れてしまう神食感

これは美味い。

これまで食べた羊肉で一番柔らかだったかもしれない。

スープのクリーミーに対し、

羊肉はスパイシィな味付けだったので、

それが最高のマリアージュとなっており、

食べる手が止まらなかった。

 

さらに今回はそこにウニの旨味も加わり、

「最高」以上の言葉が出なかった。

 

その他トッピング

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途中、甘いスイカや、

辛くない万願寺唐辛子も、

良いアクセントとなっており、

あっという間にスープと麺が無くなってしまった。

 

テリヤキリゾット

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サイコロ状の羊肉がゴロゴロ。

テリヤキソースチーズの塩味と、

甘くてクリーミーなスープが中和して、

絶妙な塩梅になっており、

スプーンが止まる気配がなかった。

 

個人的には、

そこに、特製のカレースパイスを投入して、

チーズラムじゃがカレーにするのが、

至高の極みだと思っている。

最後までとんでもない美味さだった。

 

 

ということで、

まろやかヴィシソワーズとスパイシー羊肉の

最高のマリアージュが楽しめる、

唯一無二のラーメンであった。

 

また来年も、ヴィシソワーズは食べに来たいと思う。