腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

743. 和麺2022プライマル@八咫烏(九段下):のどぐろと鰤が共演した超豪華和麺フルコース!

GWにブログを書くことをさぼってしまったこともあり、

数週間まえの八咫烏さんの限定メニューが、

またしてもとんでもなかったという話である。

今回と次回、2連続になります。

 

今回のタイトルは、

和麺2022 プライマル

ということで、

イエモンさんの曲名からの引用。

 

感想をまとめると、

・のどぐろ煮干しのスープが神がかり的美味さ

・先付のチャーシューのクオリティが高すぎ

・豆水の和え玉に極上出汁がマッチし過ぎ

となる。

 

まずはいつもの食前茶から。

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たしかザボンだった気がするのだが、

詳細は忘れてしまった。

食べてすぐにブログに書くことが重要だなと反省。

ザボンというフルーツは、

ブンタンとも呼ばれる柑橘系のフルーツで、

ほんのり香りを感じる程度で、

甘さ控えめの美味しい緑茶だったのは覚えている。

 

先付一皿目

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前菜三種盛りである。

 

まずは、こちら

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ホタルイカ

・もち米

フキノトウ

が合わせられた一品で、

ほんのり味が付いたモチ米のおにぎりに、

旨味たっぷりなホタルイカがよく合っていた。

フキノトウのほのかな苦みも丁度良く、

本当に懐石料理だなという感じ。

 

続いてはこちら。

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スナップエンドウ明太子ワサビで和えたもの、

ということであるが、シンプルながら美味しい。

スナップエンドウをこんなに美味しいと思ったことは、

今まで確実にない気がする。

それだけ、明太子ソースとの相性が抜群で、

茹で加減もバッチリで美味しかった。

ほんのりピリ辛なのも食欲をそそる良い塩梅。

 

3つ目はこちら。

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極太メンマであるが、

ゴマの風味山椒の辛味と痺れ感があり、

これまた非常に美味い。

ラーメンに入れたら絶対美味しいと思ったので、

少し残しておくことにした。

 

先付二皿目

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ラーメンの先付が2皿出てくる時点で、

明らかに常軌を逸しているわけだが、

この2皿目がとんでもないレベルの逸品であった。

 

豚肩ローススーパーチャーシューに、

新海苔と瀬戸内レモンのソース醤油タレかかっている。

このチャーシューがとんでもなくて、

少しレア気味なわけだが、

食感が今まで食べてきたレアチャーシューよりも、

一段と柔らかくて、なおかつ旨味も凄まじかった

ちょっと別次元だなと思った。

それもそのはず、

オーブンで5分焼いて5分休ませて温度を0.5下げて、

また5分焼いて5分休めて、という、

厳格に温度管理しながら焼いていくこと、

なんと6時間...

そりゃこれだけ美味くなるわな。

と大納得のスーパーチャーシューであった。

 

和麺2022プライマル

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そして、メインの麺であるが、これまたすごい。

麺とスープの上に鰤がドンと乗って、

その上に薬味が散らされているシンプルなビジュアル

だが、それぞれのクオリティが鬼であった。

 

まずスープは、

のどぐろの上品な旨味と甘味が全面に押し出され、

そこに円やかな醤油の香りと塩味がプラスされている。

いつまでも飲んでいたくなる優しい和風スープで、

ラーメンと名前はついているけれど、

スープだけを飲めば、和食とも錯覚するほど、

上品なスープであった。

 

そこに合わせるのは、絹のようなと評された滑らかな麺

それなりにコシもあり、しっかりラーメンになっている。

これは美味い。

 

そしてそこに乗ってくるのはこちら。

極上のブリ照りである。

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これが最高過ぎた。

鰤自体の質が良いのもあるだろうが、

炭火で焼いているからか、

ジューシーさとふっくらさ加減が良い塩梅で、

もう完璧と言わざるを得ない。

これをおともに白飯をかきこみたいくらい、

一品としての完成度がすさまじかった。

上に乗る薬味も秀逸で、

辛味大根と穂紫蘇と玉ねぎがミックスされた感じ。

これがブリ照りにも、スープにも相性が良く、

大根と玉ねぎの2種類にほのかな辛さが、

スープや鰤の旨味、甘味に対して、良いアクセントになっていて、

美味いという言葉しか出てこないわけである。

 

そして、締めくくりがこちら。

 

〆の和え玉(豆水わさび)

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今回は、珍しく和え玉まで注文してみた。

というのも、事前に店長さんがtwiiterにて、

今回は和え玉まで食べてほしいと仰るもんだから、

そりゃ食べなきゃ失礼でしょ、

ということで、満腹だった胃に頑張ってもらって、

食したのである。

 

ビジュアル的には、

クリームソースのパスタと見間違えそうになる。

 

だがこれは、

平打ち麺豆水(とうすい⇒豆乳を出汁で割ったもの)の組み合わせであり、

麺の上に乗っているのはワサビ。

 

そのまま食べていくと、

豆腐の味に、出汁とワサビが良いバランスで効いていて、

単独でもしっかり美味しい豆乳冷やしラーメンなのだが、

ここに、先程の極上のどぐろスープを入れていくのである。

それがこちら。

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これがとんでもなく美味かった。

豆乳鍋の〆ラーメンの上位互換のような感じ。

元々のスープが美味しすぎたこともあるが、

こんなに大変身するのか、と思うくらい、

印象がガラッと変わって面白かった。

スープ単体で飲んだ時に感じていた塩味の尖りが、

豆水によって一気にマイルドになっていくのである。

 

イメージとしては、

ブラックでメチャクチャ美味かったコーヒーが、

カフェオレにしてもすげー美味かった、

みたいな感じ。

 

そこに平打ち麺がまた絶妙に合っていて、

ワサビの辛味もアクセントとして丁度良く、

締めの一杯として素晴らしかったわけです。

 

いやー、注文してよかった。

満腹をとうに超えていたはずなのに、

あまりの美味しさに、一気に食べてしまった。

 

 

ということで、

数週間前の限定で、今更感はあるのですが、

とんでもなく美味しかった限定麺でございました。

 

次回の和麺シリーズを楽しみに待ちたいと思います。