腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

725. 濃厚つけ麺@道玄坂マンモス(渋谷):栄養満点の極太もちもち胚芽麺を超濃厚スープで頂ける名店!

元祖″ベジポタつけ麺″とも言われる、

吉祥寺の有名人気店『えん寺』の姉妹店である、

道玄坂マンモスさん。

 

2011年にオープンした渋谷の人気店であり、

渋谷駅前スクランブル交差点から、

道玄坂を登って行くと、左手にある。

 

場所的には何度も通っていたはずなのに、

なぜこれまで入らなかったのだろう。

 

先に結論を書くと、

・食べ応えのある栄養満点の極太胚芽麺が最高

・超濃厚ベジポタ&豚骨魚介スープがウマい

・スープ1杯おかわり可能という神サービス

となり、

コスパの良い豚骨魚介つけ麺を食べたい方には、

ぜひともお勧めしたいお店なのである。

 

まず食券を買うと、店員さんに渡すときに、

極太胚芽麺または極太もっちり麺のいずれかを選ぶ。

初回訪問時は、おすすめされた胚芽麺を注文をすることに。

 

なお、どんなに寒い日に行ってもひやもりをお勧めされるので、

あつもりは食べたことがない。

 

そして運ばれてきたのがこちら。

 

濃厚つけ麺

f:id:kenshinkk:20190728095643j:image

ビジュアルとしては非常にシンプル。

見た目はよくある豚骨魚介系のスープなのだが、

スープが泡立っている感じから、

その圧倒的な濃厚さが伝わるだろうか。

 

極太胚芽麺

f:id:kenshinkk:20190728095649j:image

まずは注目の麺から。

茶色っぽい独特な色をした極太麺

ビタミンEが豊富に含まれているという胚芽を含んでいる。

それもあってか、ちょっと固めに茹で上げられており、

二郎系の麺にも近いゴワゴワ感が少々ありながらも、

モチモチ感の強い食べ応えのある麺である。

胚芽が入っているからといって、クセなどは無いし、

なかなか他では味わえない麺なので、

好みは分かれるかもしれないが、希少価値は高いと思う。

 

なお、別日に注文したもっちり麺はこちら。

もっちり麺

f:id:kenshinkk:20220123211231j:image

まあ一般的な極太麺、というやつではあるのだが、

モチモチ感が胚芽麺と比べても非常に強く、

若干表面のぬめり感が強いのが特徴的。

これはこれで美味しい。

 

スープ

f:id:kenshinkk:20190728095654j:image

そして、前述の極太麺に負けないインパクトがあるのが、

この超濃厚なスープである。

しっかりと熱々でドロリとしたつけ汁は、

えん寺さん由来のベジポタがベースとなりつつも、

しっかり豚骨と魚介の風味も感じられるスープであった。

とにかく濃度がえげつないので、

スープを消費しすぎてしまうことが心配になった。

しかし、そんな心配はご無用。

たとえ並盛であったとしても、

1回だけ、スープをおかわりすることができるという、

神がかり的なサービスがあるおかげで、

残りスープ量を考えず、麺を豪快にスープにどぶ漬けしてOKなのである。

ある意味、夢をかなえてくれるつけ麺屋さんである。

 

なお、トッピングも秀逸。

チャーシューはバラ肉だが、余計な脂は抜けており、

赤身の部分を中心に美味しいところだけ残っているタイプ。

メンマは、比較的柔らかめで味は強くない。

海苔は、つけ汁を吸わせて食べると、最高。

つけ汁の消費を気にしなくてよいおかげで、

これらのトッピングをしっかりスープを絡めて

食べることができるので、その点は嬉しかった。

 

細かくカットされた水菜刻みネギ柚子は、

濃厚なつけ汁と良い対比になる爽やかさで、

最後まで飽きずに食べさせる良いアクセントとなっていた。

 

そのあとしっかりスープ割もして、

大満足のうちに完食となったのであった。

 

ということで、

極太胚芽麺とベジポタ豚骨魚介スープを、

心ゆくまで楽しむことができる渋谷の名店であった。

 

なお、姉妹店のえん寺さんに行ったのはかなり昔であり、

味を忘れてしまっていたのだが、

こちらのマンモスさんのつけ麺を食べて思い出した。

また改めて訪問して、記事化したいと思う。