腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

683. 牡蠣の冷やし塩蕎麦@神保町黒須(神保町):とんでもなく美味しい牡蠣を食べたい方は今すぐ神保町へ!

さて、9月に入り気温が下がってきたこともあり、

冷やし限定の時期もそろそろ終わりに差し掛かっている。

各ラーメン屋さんのtwtterを見て回っていると、

冷やし限定が終わりますというお知らせが、

次々と流れてくるわけで、寂しい限りである。

 

そんな中、今年はこのお店の冷やしを食べていなかったことに気付く。

そう、神保町黒須さんである。

先日、女優・川口春奈さんのyoutubeチャンネルで、

さらっと登場して話題にもなったお店でもあり、

連日大行列を作っている。

 

本ブログでも、昨年なんと9回も行ったお店であるが、

今年はあまりに人気が出すぎて行列が長いことと、

その営業時間の関係からなかなか行くことができていなかった。

 

そんな中、神保町黒須さんのtwitterにて、

牡蠣の冷やし塩蕎麦が8日で終わります。

とのお知らせが!

 

黒須さんの牡蠣の塩蕎麦と言えば、

kenshinkk.hatenablog.com

去年の秋に食べてとんでもなく美味しかったのであるが、

この冷やしバージョンを食べるチャンスは、

絶対に逃してはならないと思い、

慌てて神保町へと急いだのであった。

 

11時台だったのだが、まさかの行列25人

牡蠣の冷やし塩蕎麦は、1日30食限定だったので、

全員が牡蠣目当てだったらやばいかもしれないなー。

そんなことを思いながら並んでいたのだが、

この日は少し肌寒かったこともあり、

ほとんどがデフォルトを頼んだ模様。

たしかにデフォルトもめちゃくちゃ美味しいので、

食べたくなる気持ちもあったのだが、

今回ばかりは肌寒かったのがラッキー。

 

余裕で牡蠣の塩蕎麦は残っており、無事注文することができた。

 

牡蠣の冷やし塩蕎麦+薬味ご飯

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なお、薬味ご飯はデフォルトでセットとなっている。

超大ぶりの牡蠣が4個も入っていて、

これで1500円というのはかなり安いのではなかろうか。

 

牡蠣の冷やし塩蕎麦

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もう何といっても牡蠣の大きさが凄まじい。

丼の半分を覆いつくすような大きさ4個も乗っているって、

ほんと凄すぎると思う。

牡蠣料理屋でこれだけ立派な生牡蠣を4個もたべたら、

軽く1500円は超えていきそう。

 

しかも、この牡蠣のクオリティがとてつもなく高い。

生ガキでもなく、焼き牡蠣でも蒸し牡蠣でもなく、

限りなくレアに近いミディアムレアといったところだろうか。

一応、牡蠣のコンフィということなので、

コンフィ=低温の油で煮たものであるらしく、

生牡蠣ではなさそうなのだが、

食べた感じは生牡蠣に限りなく近い。

少し強めの塩味がついているのも特徴で、

それが麺とあっさり目のスープと非常によく合うのである。

また、振りかけられている柚子も爽やかで、

濃厚な牡蠣の味を程よく爽やかにしてくれて美味しかった。

 

ちなみに麺は、いつもの細麺ストレート

スープは以前の牡蠣塩をキッチリ冷やしたというイメージで、

これまた牡蠣の旨味が溶け込んでて美味い。

ただ、スープ単独では若干薄く感じるので、

牡蠣のコンフィの塩気と一緒に頂くと、

ちょうど良いバランスになるのであった。

 

また、この日はたまたまだったのか、

オイルにラー油が入っていたような気がする。

twitterで見ていたものよりも赤く染まっているように見えたが、

気温が低かったためのアレンジだったのかもしれない。

ラー油っぽかったとはいえ、全体としての味を変えるほどの量ではなく、

少しピリッとしたかなー程度だったので、丁度良かった。

 

また、トッピングのシャキシャキの小松菜も、

冷やしのスープにベストマッチしており、

口直しにはピッタリであった。

 

薬味ご飯(初期状態)

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まずはそのまま。

玄米ごはん薬味だけであるが、これだけでも十分美味しい。

生姜があえて粗めに刻まれていて、

しっかり味がわかるのも良い演出だなと思った。

 

薬味ご飯(第2形態)

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続く第2形態は、スープを投入

淡麗系スープは雑炊にすると化けるわけで、

サラサラの冷製お茶漬けのようで美味しかった。

またここにきて、ラー油がいい感じご飯と絡んで、

食欲増進効果も相まって美味しかった。

 

薬味ご飯(最終形態)

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そして第3形態は、牡蠣のコンフィ投入である。

振りかけられた柚子を一緒に投入したこともあり、

牡蠣の塩気旨味柚子の爽やかさもプラスされ、

最終形態で本気を出してきたラスボスかのように、

圧倒的な美味しさで襲い掛かってきたのであった。

いやー、最高。

 

ということで、

牡蠣好きの方は食べ逃がしたら絶対後悔するであろう、

2021年の黒須さんの冷やし限定であった。

いやーなんとかギリギリ間に合って良かった。

 

なお、タイトルにも記載しているように、

提供は本日9月8日までらしいので、

とんでもなく美味しい牡蠣を食べたい方は今すぐ神保町へ!