腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

638. 濃厚牡蠣つけ麺@中華そばビリケン(浅草):濃厚過ぎる牡蠣エキスの塊を平打ち麺に絡めまくりながら食す!

浅草ビリケンさんの限定。

実は前にアップしたエビミソパイタン(※)よりも昔の限定。

 

※エビミソパイタンの記事

kenshinkk.hatenablog.com

 

よって、今回紹介する濃厚牡蠣つけ麺も、

既に終了している限定メニューなのだが、

とんでもないクオリティだったので、

いつの日か、リバイバルする日を楽しみに待っている限定のひとつである。

 

ということでさっそく紹介に入る。

 

濃厚牡蠣つけ麺

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麺+トッピング

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まず、目を引くのがオリジナル自家製麺の平打ち麺

ピロピロ系とも言われる幅広くて薄い平打ち麺であり、

これが後述する牡蠣スープにこれでもかとよく絡むのである。

 

麺の上には

・豚バラチャーシュー2枚

・大葉

・山芋

・オレンジ

というなかなかトリッキーなトッピング。

 

まず、豚バラチャーシューのクオリティが非常に高い。

若干薄めにスライスされている豚バラなのだが、

箸でつかむのが困難なくらいのホロホロ具合

冷えているのが残念だが、冷えていてもこのホロホロ加減は凄いと思う。

ぜひ作り方が知りたいところである。

 

そして、大葉と山芋というサッパリコンビに、

オレンジという異色な組み合わせ。

大葉と山芋はこの二つだけならば、相性良いが、

つけ麺の具としては正直聞いたことが無かった。

でも、濃厚過ぎるほどの牡蠣スープに合わせてみると、

この山芋のサッパリ感がよく合うのである。

 

そして、こちらも牡蠣との相性が想像つかないオレンジ、

こちらも、食べてみないとわからないもので、

非常に良い口直しになった。

 

スープ

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見た目からもわかるぐらいの濃厚な牡蠣

若干緑がかっているレベルであり相当な濃厚度合いである。

動物不使用とのことで、アサリもブレンドしているとのこと。

広島産の牡蠣の旨味がぎゅぎゅっと凝縮されており、

ひとすすりする度に牡蠣をひとつ食べているかのよう

いったいこのスープに何個分の牡蠣が溶け出しているのだろうか。

そう考えると、コスパは相当に優秀だと思われる。

 

スープの中には味玉、メンマ、玉ねぎが入っており、

メンマと玉ねぎは平打ち麺にもよく絡んできてくれて、

すする度にシャキシャキした食感が混ざってきて非常に良い。

 

ただ、この平打ち麺の構造が優秀過ぎるのか、

それともスープがただ濃すぎるのか、

あっという間にスープがなくなってしまうことには注意が必要だった。

 

スープ割
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嫌な予感はあたるもので、

スープ割時にはほとんどスープを使い切ってしまっていた

絡み過ぎも困ったものである。

ただ、それくらいこのスープが濃かったことが伝わる写真になったので、

それはそれでよかったと思うしかない。  

 

ということで、

超絶品の濃厚牡蠣つけ麺であった。

限定としての提供はすでに終わってしまっているが、

いつかまた提供されたときには必ず食べに行きたいと思うほどの、

秀逸な限定麺であった。

 

牡蠣なので次は冬場かなーと予想しているが、

楽しみに待ちたいと思う。