腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

637. 豚骨魚介らーめん~春のはじまり@海老丸(水道橋):海老丸さんにしては珍しいニボニボ系の一杯!〆のクリームリゾットに癒される!

毎度おなじみ、海老丸さんの限定であるが、

今回はどんなフレンチ風のラーメンが出てくるかと思えば、

なんと、豚骨魚介という王道すぎるテーマ。

 

友人に見せても、それほんとにラーメンなの?

と聞かれてしまうのがいつもの海老丸さんのラーメンなのだが、

今回はまさかの王道。

新しく入った店員さんとのコラボラーメンということで、

その店員さんが元居たお店が豚骨魚介系なのだろうか?

 

ただ、豚骨魚介好きとしては、

食べ逃がすわけにはいかないということで、

閉店時間ギリギリ19:30になんとか駆け込んで、

この一杯にありつくことができた。

 

厳密にいえば、

19:30を少し過ぎており、目の前で看板の電気が消えるところを目にして、

慌てて駆け込んだので、少し過ぎてしまっていたのだが、

いつもの店長さんと店員さんに快く迎えていただき、

なんとか、注文することができたのであった。

(ありがとうございました)

 

ということで、

全力疾走の末にありつけた一杯がこちら。

 

 

豚骨魚介らーめん ~春のはじまり

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テーマは王道でも、

見た目はいつものとおり、ラーメンにしては美しすぎる盛り方である。

トッピングもなかなか気になるものが顔をだしているが、

まずは気になるスープから。

一口飲むと、強烈な煮干し!

そのあとに豚骨のまろやかさがぐわっと来る感じ。

これはなんだか新しい。

豚骨魚介というと鰹が強いものが多いイメージだが、

こちらは煮干しがかなり前面に出ているので、

これまであまり見られないタイプの豚骨魚介な気がする。

なので、王道感は無いけど、これはこれでめちゃくちゃ美味い。

 

そこに合わさる麺は、食べ応えのある中太麺。

スープのインパクトに負けない、相性の良い麺だったと思う。

 

そしてトッピングは

・豚バラロールチャーシュー

・たけのこ

・青のり

・長ネギ

・シソの新芽

・ピンクグレープフルーツ

というラインナップ。

 

なによりも、豚バラロールチャーシューの存在感がすごい。

この極厚感なにこれ。1cmは軽く超えている

さらには箸で切れるほどにトロトロホロホロ

豚好きにはたまらない逸品であり、

チャーシュー増しにすれば良かったと心から思った。

 

タケノコも、煮干し系のスープに合うのか疑問だったが、

実際食べてみたら非常に美味しく、

ちょっと炙られてて香ばしさもあって、最高だった。

 

そして、海老丸さんのラーメンに必ず入っているアクセントのフルーツだが、

今回はなんと、ピンクグレープフルーツ

単体で食べる分には好きな果物だが、ラーメンと一緒に食べるのは初めて。

だが、不思議と煮干しの風味と合うんだよなー。

完全に意外だったが、合い過ぎてびっくりした。

 

そしていつもの〆リゾットは・・・

 

〆のクリームリゾット

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何と今回はクリームリゾット。

そしてクリームにまみれて自家製ベーコンもINしている。

煮干し×クリーム

全く想像の出来ない組み合わせであったが、

間を取り持っている豚骨スープが良いのか、

リゾットとしてしっかり完成しているのだから素晴らしい。

ベーコンも良い味を出していて、

煮干し風味のするカルボナーラリゾットのようなイメージ。

これは意外や意外で美味しかった。

 

ということで、

全く想像もつかなかった海老丸さんの豚骨魚介ラーメンであったが、

スープ、麺、トッピングから、

〆のクリームリゾットに至るまで、

王道なテーマなはずなのに、意表を突かれまくって、

色々なところで感動を味わうことができた一杯であった。

 

緊急事態宣言でなかなか食べられなくなる日が続くかもしれないが、

そろそろ暑くなってきたので、冷やしの限定に期待して、

次に食べに行ける日を楽しみに待ちたいと思う。