腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

622. 特製塩そば@にじゅうぶんのいち(東尾久三丁目):ビブグルマンにも選定されるとんでもなく上品な絶品鶏系塩ラーメン!

東京さくらトラム沿線シリーズ第3回

 

今回は

東尾久三丁目

である。

 

失礼になるかもしれないが、

正直、ぱっと聞いただけではどこなのかわからないくらい、

降りたことが無いエリアであった。

 

それでも、

食べログで3.91という高得点を誇る名店があるとのことで、

行ってみることにしたのである。

 

なお、

定休日が月・木・祝ということで、

営業日が少ないお店であり、

現在は緊急事態宣言の兼ね合いもあって、

少し変わっているかもしれないので、

事前に調べてから行って頂きたい。

 

ただ、2018年から連続して、

百名店、ビブグルマンに選定されているお店であり、

一食の価値ありである。

 

特製塩そば 

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見た目から丁寧な仕事が感じ取れるくらいきちんとしている。

全く隙がなく、どこから食べようか迷ってしまうが、まずはスープから。

一口飲むと、濃厚な鶏の旨みが強烈な塩スープ

前回の愛心さんも清湯系の塩であったが、

今回は、純粋な鶏系の塩、という感じ。

まろやかで非常に繊細な味付け。

そのスープの秘訣は、地鶏であるらしく

「本日の地鶏:甲州地鶏100%」と書かれていた。

脇に甲州地鶏の小さな広告用の旗が立っているほど、

甲州地鶏推しであり、

鶏の旨みの凝縮され具合が凄まじかった。

でも、ただ濃厚というわけではなくて、

クセや臭みが全くなくて後味はすっきりとしている。

これなら醤油も美味しいだろうなと思った。

 

麺は、非常に滑らかな舌触りで柔らかめ。

すすったときのスープとの一体感がすばらしく

程よい縮れ感といい、弾力といい、バランスが秀逸である。

 

トッピングは、

・海苔

・味玉

・穂先メンマ

・低温調理レアチャーシュー(豚ロース)

・低温調理レアチャーシュー(鴨ロース)

 

中でも2種類のチャーシューが大きくて食べ応えがあり最高

さすが丁寧な仕事をされているだけあるなと思った。

いずれも程よいレアチャーシューであり、

柔らかさ旨味脂身の入り方

どれをとっても素晴らしい。

とくに、鴨ロースのレアチャーシューは、

レギュラーで提供している店が少ないので、

希少価値があると思った。

ただ、口コミを読むと、鴨ロースが入らない日もあるらしく、

自分はラッキーだったのかもしれない。

 

穂先メンマも、やわらかさとコシの強さを両立させており、

これが二本もついてくるのは、大変うれしい。

 

味玉もしっかりめに火が通っているタイプながら、

中心部にトロっとした部分も残っており、

茹で加減が本当に絶妙

 

ということで、

食べログでの評判の通り、

丁寧な仕事に裏打ちされた、

非常にクオリティの高い鶏系の清湯ラーメンであった。

営業時間が少なくて中々行くチャンスがないのが残念だが、

次行く機会があれば、ぜひ醤油をいただきたいと思う。