2019年、
牛丼チェーン松屋のメニューに彗星のごとく登場した
ジョージア料理「シュクメルリ」。
ニンニクの効いた濃厚でクリーミーなソースが特徴的で、
鶏モモとサツマイモという異色な具材ながら、
非常に美味しかった記憶がある。
あまりの人気ぶりからカップラーメンが作られたのも有名。
(まだ食べられていないが)
ただ、シュクメルリとラーメンがいかに合うとはいっても、
まさかそこに二郎系ラーメンを組み合わせるお店が存在するとは、
全く予想していなかった。
そんなシュクメルリ二郎を提供しているのが、
先日初めて記事を書いた、三極志さん。
前回食べたときに、
二郎系の限定メニューの存在は気になってはいたのだが、
こんなパワーワード過ぎるメニューを発表されては、
正直、食べに行かざるを得ない。
まさかこんなに早く食べに来ることになるとは・・・。
ブログタイトルのとおり、私は腸があまり良くないので、
二郎系は禁忌なのだが、1年に1回に限り解禁している。
よって、今年はもう二郎系封印ということになる。
それは置いといて、店の前の看板の写真がこちら。
いやーもう看板だけでも、美味そう感が凄い。
店に入るや否や、
「今週の二郎系」の食券を1000円で購入。
さすがにアブラ増しは自殺行為なので、
ニンニクだけを増しにしてそれ以外は普通量とした。
シュクメルリ二郎系
いやー圧巻のビジュアル。
マシにしていないのに、具がてんこ盛り過ぎて、
3方向から撮影しないとすべて収まりきらなかった。
具をざっと列挙すると
・分厚い豚バラチャーシュー
・背脂
・刻みニンニク
・キャベツ
・もやし
・焼きチーズ
・パクチー
・シュクメルリ(中に鶏肉・サツマイモ・タマネギ)
列挙しただけでも、とんでもない具材量である。
正直こんなにてんこ盛りで1000円で良いの?
と疑いたくなってしまうほどのコスパの良さ。
これで、ヤサイ、ニンニク、アブラを全増しできるなんて、
サービス良すぎではなかろうか。
具からいきたい気持ちは抑えて、まずはスープから。
・スープ
まずは、全く混ぜずにスープをすくって1口飲んでみると、
かなり優しい印象の二郎系スープ。
まだこちらのお店のプレーン二郎を食べていないのだが、
きっと、いろいろなアレンジに合うように、
尖りの少ないスープになっているに違いない。
(もしかしたら、ジロリアンの皆様には物足りないかも)
普通のラーメンに比べたらコクはかなりのものなので、
個人的には、これだけでもかなり美味しく感じた。
・麺
続いて、麺は先日紹介した牡蠣味噌と同様、
かなり太めの平打ち麺。
二郎系には相性抜群の極太平打ち麺であり、
いわゆるワシワシ感というのも感じられる食べ応え。
これめちゃくちゃうまいですよ。
次に、目玉である「シュクメルリ」も食べてみた。
こちらは、松屋さん同様、かなりまろやかなのはもちろんだが、
ホワイトソース自体にはそこまでニンニクを入れていないようで、
かなり優しい甘さのあるソースという印象。
鶏肉やサツマイモも普通に美味しいのだが、
ただ、本番はここからであった。
丼の端っこに大量に盛られている、ニンニクと背脂。
これらを一気にスープや麺に絡ませてみる。
↓それがこちら。
一口食べた瞬間、
「悪魔的だ~~~~!!」
と、カイジのごとく絶叫してしまうところだった。
二郎系スープ
シュクメルリ
ニンニク
背脂
この4つが一体になることによる破壊力たるや・・・
想像を絶するものがあった。
単体では少し物足りなくも感じたスープが、
ニンニクのパンチとシュクメルリのまろやかさを足すことで、
これまでに感じたことのない、
爆発的な旨味量を発現したのである。
この完全体のシュクメルリ二郎を一口でも味わえば、
松屋のシュクメルリファンはもちろん、
ジロリアンの皆様も納得されるのではなかろうか。
なお、シュクメルリに含まれるサツマイモは、
口直しとしても中々いい味を出している。
写真を見ていただくとわかるように、
後半はホワイトソースがスープに完全に溶解していき、
クリーミーさがよりプラスされる感じになる。
もうこうなると、レンゲが止まらない。
二郎系はスープを飲まないと心に決めていたのだが、
完飲しないまでも、かなりの量を飲んでしまったので、
深く反省している。
そのくらい、シュクメルリ×二郎という組み合わせの
相性の良さには恐れ入った。
この組み合わせを実現してくださった、
三極志さんには深く感謝である。
ということで、
年1回の二郎系のカードをここで切ったわけだが、
その選択に全く悔いが残らない、
超絶大当たりメニューを引くことができた。
本メニューの提供はおそらく今週の土日までと思われるので、
・松屋のシュクメルリが好きで二郎系に抵抗が無い方
・二郎系ラーメンが好きでアレンジに抵抗が無い方
・とにかくニンニクが好きな方
上記いずれかに当てはまる皆様は、
行かなかったら後悔します(断言)。
私は来年まで二郎系は控えるので、
三極志さんの通常限定メニューを楽しみに待ちたいと思う。