腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

609. トマトとイワシ節の和えつけ麺@Nii(大塚):イタリアンとラーメンの融合!トマトとイワシの極上パスタのような新感覚和えつけ麺!

前回に引き続き、

大塚のNiiさんを紹介していこうと思う。

 

※前回記事

kenshinkk.hatenablog.com

 

何を隠そう、

前回、店員さんに激推しされていたのが、

今回紹介する限定メニュー

トマトとイワシ節の和えつけ麺

である。

 

この日は初めからこちらのメニュー目当てで行ったのだが、

実際行ってみると、今度は別の店員さんに

豚の親方なる二郎系限定メニューと、

さらに別のいも豚チャーシュー麺(数量限定)を

薦められてしまった。

twitterの写真を見る限りはそちらも美味しそうで、

食券機を前にして迷いに迷ったわけだが、

当初の予定通り、和えつけ麺にすることにした。

 

この日は休日のランチタイム、

混みあう12時よりも前に行ったので、

幸いにして並ぶことはなかったが、

自分が出ていく頃には軽い列ができていたので、

12時前に行くことをお勧めする。

 

そして今回は、

実は前回色々と気になっていたサイドメニュー

注文してみることにした。

 

まずひとつは、

テイクアウトでも大人気というジャンボ水餃子

 

もうひとつは、

日替わりのキーマカレーシリーズである、

コーンたっぷりスパイスポークカレー

 

ちょっと、多いかなーという気もしたのだが、

まあ、大盛にしなければいけるだろうと思い、

思い切って注文。

ただ、これだけ頼んで2000円なのだから安すぎる。

 

そして出てきたのがこちら↓ 

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まさに圧巻すぎるラインナップ。

豪華すぎて、腹パン間違いなしである。

 

ということで、

まずはメインのこちらから。

 

トマトとイワシ節の和えつけ麺

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まずは、和え麺から、

オリジナル濃厚トマトソース麺にガッツリ絡んだ状態で登場。

麺は熱盛りなので、まるでトマトソースパスタである。

いや、まるでというか、もうパスタそのもの。

なので、麺だけガッツリ食べて普通にめちゃくちゃ美味しい。

超濃厚で絶品なポモドーロパスタと考えれば、

これだけでもイタリアンのお店で1000円くらいとられそう。

そのくらいレベルが高い。

 

麺は中華麺とパスタの中間、ややパスタ寄りという印象。

目をつぶって食べたら、パスタと答えてしまいそうなくらい、

茹で加減も見事なまでにアルデンテ

 

和え麺を楽しんだ後は、スープにつけていただく。

とはいえ、濃厚トマトソースがスープで落ちてしまうのは、

少し勿体ないかなーと思っていたのだが、

実際につけて食べてみると、前言撤回。

強烈なイワシの風味と醤油のほどよい塩味が、

濃厚トマトソースと一緒に麺にまとわりつくことで、

一気に爆発的な美味しさへと昇華するのである。

これはすごい。

 

スープは、イワシ羅臼昆布がベースだそうで、

こちらだけを飲んでも旨味の塊のような印象。

前述の通り、塩味が少し強めだが、

甘酸っぱいトマトソースとは抜群の相性を発揮するのである。

 

もともと、

トマトパスタにイワシやサバなどの

魚介系を合わせるケースは多々あるが、

こういう形で合わさったのは初めてではなかろうか?

まさにラーメンとイタリアンの融合を見た、

という印象である。

 

なお、前回記事でも少しだけ触れたが、

店主さんは、

つけめんTETSUさんと、イタリア料理屋の両方で

修行された経験がある方とのことで、

この限定メニューが生まれるのも納得である。

なお、つけめんTETSU同様、

つけ麺のスープが冷めた場合には焼き石を投入可能である。

 

麺とスープだけで、かなり語ってしまったが、

トッピングもかなり秀逸

黄色と緑の2色のズッキーニに、

菜の花かな?(にしてはクセが無くて食べやすかった)

チャーシューは皮つきの鶏むね肉で、

しっかりローストされているタイプ。

いずれもトマトソースとは相性抜群の具材であった。

 

スパイスポークカレー

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今週の限定カレーはこちらのスパイスポークカレー

コーンたっぷりということで、

食物繊維がかなり摂取できた気がする。

 

スパイスという名がついているが、

辛さは控えめであり、辛いのが苦手な自分も問題なく食べられた。

というか、めちゃくちゃ美味しい。

程よい辛みと、肉の旨味のバランス、

そこにスイートコーンの甘味

最高でした。

 

値段はこのクオリティで300円とかなり良心的。

ボリュームも抜群なので、

小食の方は合わせる麺を大盛にしないように注意が必要。

 

なんと、カレーも週替わりのようで、

twitterには様々なスパイスカレーが挙がっていたので、

次からも楽しみにしたいと思う。

 

また、前回記事でも書いたが、

こちらのお店はオープンキッチンであり、

たまたま自分の席がカレーを調理する鍋に近かったことから、

カレーの注文が入る度にスパイスの心地よい香りが漂ってきて、

ひいき目なしに最高であった。

もしカレーのスパイスの香りが好きな方は、

入って右側の席を狙うことをお勧めする。

 

ジャンボ水餃子

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これまた超当たりのサイドメニューであった。

なお、水餃子については、

通常タイプの皮カレーを練り込んだ皮の2種類から選べる。

よくよくtwitterの過去投稿をみてみたら、

ハーフ&ハーフもできたらしく、それにすればよかった。

今回はカレーを頼むこともあり、通常タイプを選択した。

 

さらに、ラー油をかけるかどうかも選ぶことができる。

今回は、とりあえず初回だったので乗せてもらうことに。

 

そして、実際に運ばれてきて、

びっくりしたのはその大きさである。

500円ということで、若干高いかなと最初は思ったが、

この大きさなら逆に500円では安すぎるレベル

しかも、噛んだ瞬間に吹き出る肉汁

ポン酢に近い酸味の効いたつけダレ

爽やかな風味をもたらしてくれるネギ

そこにアクセントとしてかかる旨味の強い食べるラー油

全ての要素がうまくかみ合っていた。

 

持ち帰りでも水餃子は大人気らしく、

ランチにラーメンを食べに来て、

夜ご飯のためにテイクアウトメニューを買って帰る、

というパターンも十分アリだなぁと思った。

 

スープ割

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最後、割スープをするころには、

麺から落ちたトマトソースによりつけダレは赤く染まっていた。

イワシ出汁×トマトソースなので、

これだけ素直に飲んでも美味しいのだが、

どんなスープ割になるのか期待していた。

 

すると、そこに登場したのは、まさかのほうじ茶

なんと、こちらのお店、

スープ割は出汁ではなく、お茶を使用しているとのこと。

しかもそのお茶も日替わりらしく、

先日はハーブティーであったとのこと。

 

戸惑いながらも飲んでみると、

いやーサッパリしてめっちゃ美味い。

イワシの臭み的なものを完全に消してくれているし、

ほうじ茶自体の味は濃くないので、

トマトとイワシの旨味だけが綺麗に残ってて、

いつまでも飲んでいたくなる美味しさであった。

 

サイドメニュー頼み過ぎて腹パンだったので、

全部飲み切れなかったのが後悔の極みである。

 

ということで、

まさにイタリアンとラーメンの融合ともいうべき、

素晴らしい限定ラーメンであった。

麺は限りなくパスタに近かったけれど、

和えつけ麺という斬新なシステムが素晴らしく、

今後流行るのではないだろうか?

 

そんなことを思いながら、店を出ようとすると、

本日初遭遇した店長さんからまさかの一言

「今日のパスタはいかがでしたか?」

びっくりした。

まさか店長さん自ら、パスタだと思っていたとは…笑

 

なお、twitter情報によると、

限定ラーメンは1~2週間で次のものに変わるとのこと。

今回の限定ラーメンも、

本日時点では別のものに変わってしまっている。

(投稿日時点では、担々麺系の限定麺であった)

 

ただ、今回で限定のクオリティが高いことが分かったので、

美味しそうなメニューが登場した際には積極的に狙っていきたい。

 

また新たなラーメンとイタリアンの融合に期待して、

次なる限定メニューのお知らせを待ちたいと思う。