腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

584. 創作つけ麺「兵庫県淡路岩屋産 真鯖」@巌哲(早稲田):枯れ鯖節出汁の美味しさに感動!ここでしか食べられない大満足の鯖フルコース!

ほぼ月一回の訪問となっている巌哲さん。

もう少し頻繁に行きたいところなのだが、

仕事が思いのほか忙しく、やっとこさ行けたのが、

今回紹介する「真鯖」の回であった。

個人的には初めての鯖回である。

 

しかも今回は、

お世話になっている会社の先輩を連れていくこともあり、

絶対に間違いない回に行こうと決めていた。

 

間違いないといえば、白身魚が無難かなーとも思ったのだが、

去年の鯖回があまりに美味しそうで、評判も良かったようなので、

思い切って鯖回にしてみた。

 

鯖といえば、一般的に食卓にも並びやすく、

巌哲さんで登場するいわゆる「高級魚」と比較すると、

そこまで高級ではないのかもしれない。

 

しかしながら、

近年は鯖に含まれるDHAEPAが注目されていることから、

鯖缶の値段があきらかに高騰しているし、

近所のスーパーで売っている切り身も最近は高額になってきている。

 

DHAEPAは、潰瘍性大腸炎の症状を抑えるω3系脂肪酸であり、

個人的には積極的に摂取したい油なので、

鯖はふだんから積極的に食べているのだが、

そんな一見ありふれた鯖を、

巌哲さんはいったいどのように料理するのか、

非常に楽しみにしながら早稲田行きのバスに乗ったのであった。

 

さて、到着すると、いつもより列が少なく数人程度の並び。

高級魚でないからだろうか?

非常にラッキーであった。

 

今回は、せっかく複数人で来たということもあり、

久々に日本酒どて焼きも注文。

完全にフルコース仕様にすることとした。

 

まずはその日本酒&どてから。

 

特別純米雄町 和心

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難波酒造さんの和心。

分  類 : 特別純米

アルコール度数 : 15度

使用米 : 雄町米(岡山県産)

精米歩合 :60%

日本酒度 : +6(辛口)

酸 : 1.6

とのことであるが、

雄町系と言われるジャンルは非常に飲みやすくて個人的に大好き。

久々の日本酒だったので、こういう日本酒らしい日本酒で、

しかもどてをつまみにして飲めたのは、最高であった。

 

やはり日本酒を頼んだ回は、待っている時間が苦にならない。

 

そして、いよいよ本編のつけ麺である。

 

創作つけ麺「兵庫県淡路岩屋産 真鯖」

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すさまじい豪華ラインナップ。

なお、どて焼き以外は、デフォルトで付いてくるので、

・麺(上に〆鯖)

・つけ汁(上に西京焼き)

・棒鮨

が標準装備というわけである。

いやー、豪華すぎる。

 

麺+〆鯖
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麺はいつものとおり200g。

お茶漬けを楽しむためにこの量にしている。

 

そして、麺上の〆鯖がとんでもないクオリティ。

 

店長さんの説明によると、

「脂のノリすぎていない手前」

とのことであるが、まさにそのとおりで、

〆鯖にまさに最適な脂の乗り具合だったと思う。

 

つける醤油も、わさび醤油生姜醤油の2種類楽しむことができ、

まさに至れり尽くせりである。

 

つけ汁

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何とも具沢山なつけ汁。

出汁は昆布枯れ鯖節のみの出汁ということで、

いつもの白身魚の出汁とは違い、非常に上品で繊細。

大味なイメージがある鯖だが、まったく真逆で、

とにかく昆布との相性が良すぎる

いつも以上に高級感を感じる素晴らしい出汁であった。

 

具のラインナップとしては、

・真鯖西京焼

・源助大根

・椎茸

・チーマディラーパお浸し

・糸ゆず

・九条ネギ小口

 

西京焼き
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この西京焼きが反則クラスの美味さ

日本酒を残しておいて大正解であった。

鯖は塩焼きで食べることが個人的には多いが、

塩焼きは脂が多い鯖の方が合いそうで、

今回の鯖は脂の乗り方的に、西京焼きがピッタリ合っていたと思う。

脂は控えめとはいえ、身は非常に柔らかく、

箸でホロホロと崩れていくレベル。

身の旨味と味噌の塩気のバランスがちょうどよく、

これはお酒もご飯も何杯でもいけてしまいそう。

また、焼きたてということもあって、

皮目の少しパリッとした感じと香ばしさがたまらない。

 

西京焼き以外の具

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最大のヒットは源助大根

加賀野菜の一種らしいが、煮物向きの大根とのこと。

トロトロというよりは、形をしっかり保っていて、

繊維が非常にきめ細やか、それでいて箸でスッと切れて、

噛んだら染み込んでいた極上スープがこれでもかと溢れ出す。

もう最高である。

大根増しがあったらしたいくらい美味しい。

ぶり大根はよくあるが、さば大根もアリだなあ。

 

チーマディラーパはイタリアの菜の花とのこと。

若干のほろ苦さはあったが、爽やかな味変要素であった。

 

 

棒鮨

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今回なんと、この棒鮨がデフォルトで付いてくるのである。

前回のアジフライ丼に続き、

ご飯ものがデフォルトというとんでもないサービス。

小食の方は大丈夫だったであろうか?

 

〆鯖であれだけ美味しかったので、当然棒鮨も美味しい。

たまたまかもしれないが、

2切れのうち、片方は脂少なめ、片方は脂多めで、

2種類の鯖を楽しむことができた。

また、関西流なのかもしれないが、

シャリと鯖の間に大葉ゴマが入っていて、

それが非常に爽やかで美味しかった。

 

スープ割・〆の茶漬け

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毎回ながら、スープ割後も最高である。

今回もスープ割した後の方が鯖の味が濃くなって、

本当に最後の最後の1滴まで美味しすぎる。

 

そして、茶漬けのために避難させておいた、

西京焼きの最後の一切れと共に、ご飯を流し込むのである。

これがまた最高。

この瞬間を腹8分目で楽しむために、麺を200gにしているわけで。

今回もその戦略が大当たりであった。

 

 

ということで、

今回も最高過ぎる大満足の鯖フルコースであった。

なにより、出汁がいつもとは違い本当に上品で、

枯れ鯖節の美味しさを初めて知ることができた。

 

普段よく食べている鯖でも、

ここまで美味しく化けるということが衝撃的であった。

また来年の鯖の限定もぜひ食べに行きたいと思う。