腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

579. ブリの味噌らーめん スモークブリと共に@海老丸(神保町):破壊力抜群なスモークブリと〆リゾットの焦がしバターに酔いしれる一杯!

海老丸限定3連荘の最後は、

私が通い始めてからは初登場となるブリ

しかも意外や意外、味噌での登場である。

 

はじめに記載しておくと、

この限定はこの記事の投稿日である

2020年11月20日までらしいので、

まだの方はぜひ足を運んでみてほしい。

 

ということで、

この日はブリ限定を求めて、

行列の少ない昼の時間帯に、

会社から自転車をすっ飛ばして向かった。

すると、行列は中に3名、外に3名。

12時前だったのにこの列はさすが。

 

並んでいる間に、偶然会社の方と合流し、一緒に並ぶこと20分。

ようやく注文出来た今回の限定がこちら。

 

ブリの味噌らーめん スモークブリと共に

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スモークブリの存在感がすさまじいビジュアル。

絶対美味しいと思われるのだが、

まずはスープから。

第一印象はしっかり味噌なのだが、

その背景にはコクのあるブリの出汁が広がっており、

しっかり魚出汁感も楽しめるスープとなっている。

また、出汁の繊細さを消さない程度にニンニクも効いていてパンチ力もあり、

力と技の両輪で飲ませるようなスープ。

いやーおいしいです。

 

トッピングは、

・スモークブリ

・豚バラスライス

・千切りサラダ

・ラフランス

 

特筆すべきは何といっても巨大なスモークブリ

しかも2枚。

低温燻製ということで、ミディアムレア状態なのだが、

これだけしっかり燻製されていて、半生感が維持されているのは凄い。

普通にディナーで一品料理で出てきたらかなりお値段しそう。

脂がのりすぎていないので、半生で食べると丁度良いサッパリ感が印象的。

それが、スープの熱により徐々に火が通っていき、

前半と後半で味や食感が変わっていくので、

1枚は提供直後に、2枚目はスープで温まった後半に食べるのが良いと思う。

 

ラ・フランスによるサッパリ感や、

ニンジンや大根などの千切り野菜サラダに、

あえてボイルした豚バラを合わせてくるという、

なかなかレアな組み合わせで非常に美味しかったのだが、

スモークブリの美味しさがとにかくずば抜けていた。

 

〆リゾット

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そしてお待ちかねの〆リゾット。

なんと今回は焦がしバターである。

まさに反則級のパワーワード

まんまとつられて注文に至ったわけであるが、

最初の香りがまず素晴らしく、

食べ始めてみるとその相性の良さに驚く。

残していたスモークブリ豚バラを混ぜ込んで、

バターの香りとともにかきこむ瞬間の多幸感は半端ではない。

正直、焦がしバターはやってほしいレベルである。

 

昼にたくさんたべてしまったので、

午後の仕事中は眠くて眠くてしょうがなかったが、

こんなに美味しい限定が食べられたので後悔はない。

 

ということで、

3連荘で一気に放出したが、

これから年末年始にかけて、

色んなコラボ限定や季節限定が飛び出すらしいので、

期待して待ちたいと思う。