先週から3回にわたって紹介してきた麺処ほん田さん。
定休日が水曜日ということで、
私の勤務先のノー残業デーである水曜日に行くことができず、
残念に思う毎日を過ごしてきた。
そんな中、
twitterにて、「水曜限定やります」との告知が!
その記念すべき第一回は、
豚骨魚介つけ麺
ということで、大好きなジャンル。
行かないという選択肢が無かった。
東十条時代にも人気メニューのひとつであった豚骨魚介つけ麺。
いまや王道すぎて飽きられてしまいがちなジャンルであるが、
ほん田さんの作る豚骨魚介には大変興味があった。
当日行ってみると、
秋葉原に移転後、初の限定ということで、
かなり長蛇の列になっていた。
30人ほどは並んでいただろうか。
我慢強く並び、食券機まで行くと、
ラッキーなことにまだ限定の炊き込みご飯もあるということで、
そちらも注文してみた。
限定:豚骨魚介つけ麺(特製)+炊き込みご飯
・麺+トッピング
・スープ
・薬味
・炊き込みご飯
なんとも美味そうなラインナップである。
スープ
見るからに濃厚そうなスープなのだが、脂に頼らない濃厚さ。
豚骨と魚介とそれぞれの旨味は存分に感じられるのだが、
無駄が一切なく、雑味が無いスープという印象。
脂によるコッテリ感が少なくて、体への負担は少なそうなのに、
食べ応えは十分にあって、濃厚スープならではの満足感もある。
インパクトこそ大きくないものの、
最初から最後まで美味しく感じられる絶品スープであった。
麺+トッピング
麺は公式のtwitterによると、
ハルユタカメインに中力粉ブレンドにモンゴルかんすいでもっちり
とのことである。
普段のレギュラーのつけ麺用の麺よりも、
たしかにもっちり感が強いように感じた。
ほん田さん特有の麺表面の滑らか感はそのままに、
豚骨魚介スープに合うようにチューニングされた麺は、
すすり始めると止まらない。
チャーシューは、
国産モモの低温調理と腕肉に煮豚
とのこと。
いつものチャーシューも良いが、煮豚タイプも抜群に美味い。
ジューシーさが段違い。
そして何より、写真の通り、分厚さが凄まじい。
これだけ食べ応えのある分厚いチャーシューが乗った
豚骨魚介つけ麺は、非常に久しぶりである。
ただ、ほん田さん特有の、
スモーキーな吊るし焼きチャーシューも、
つけ麺と合わせて食べてみたかったな~
という気持ちが少しだけ残った。
実はその望みが叶う瞬間が近いうちに訪れるのだが、
それはまた別の記事にて紹介させていただく。
味玉、海苔も勿論豚骨魚介スープとは相性抜群であり、
やはり特製にしたのは大正解だったなと改めて思った。
薬味
いつものスダチと藻塩の組み合わせではなく、
藻塩、柚子皮、辛味タレの3点。
藻塩はいつも通り、オンリー麺すすりのときに使用。
柚子皮は、スープ割り時に使用した。
辛味タレは味見してみたところ、
ニンニク風味でスープがガラッと変わりそうだなという印象。
ただ、唐辛子は腸にダメージ大きいので、結局少し食べなかった。
ゴボウの炊き込みご飯(いくらがけ)
今回の限定ご飯は、なんとも贅沢な炊き込みご飯。
ゴボウは出汁の味が染みててめちゃくちゃ美味しい。
和風なので、スープと合うかなーとは思ったが、
折角なので、かけてみることにした。
スープ割
スープ割は、柚子皮で香りづけしていただく。
勿論おいしいのだが、やはり脂に頼っていないスープだけあって、
スッキリ度が桁違い。
これなら、和風のご飯とも絶対合う。
という確信の元、投入してみたのがこちら↓
完全に邪道な楽しみ方なのかもしれないが、
正直めちゃくちゃ美味しかった。
元々濃いスープにイクラなので、
濃すぎてしまうのかなーという心配もあったが、
全然そんなことはなく、暴力的なまでの旨味の連鎖に感服したのであった。
ただ、もし濃く感じるようであれば、
スープ割を足してもらうこともできるそうなので、安心である。
ということで、
レギュラーメニューから感動しっぱなしであったが、
限定メニューもさすがとしか言いようがない高クオリティであった。
水曜日の限定は、しばらくは、豚骨魚介つけ麺とラーメンらしいので、
まだ食べられていない方はぜひ行ってみてはいかがだろうか。
次の限定では、どんな一杯が登場するのか、今から楽しみである。
※後日食べた豚骨魚介ラーメンがこちら