当ブログでは飛騨牛以来となる久しぶりの海老丸さんの限定。
今回は、冷やしトマトということで、
最近流行している冷やしトマト系ラーメンのいよいよ真打ち登場である。
最近投稿したものだけでも、
・黒須さんの冷やし煮干し *1
・稲荷屋さんの冷やしカニ和えそば *2
・八咫烏さんのまるごとトマト *3*4
などがあり、トマト系の創作冷やし麺が大流行している。
そんな中、海老丸さんがトマトを全面に打ち出した限定を出すということで、
食べ逃すわけにはいかないということで、
限定が終わる直前のラストオーダー前ギリギリに駆け込んだのであった。
冷やしトマトラーメン
いつもながら美しい盛り付けである。
トマトだけでも何種類あるだろうか。
赤、緑、黄色、オレンジ。
さらには、トマトの中にブドウも混じっている。
そしてトマトと相性の良いキュウリやセロリも添えられており、
非常に涼しい一杯となっていた。
そして中央に鎮座するのは香ばしく炙られた白イカ。
これが意外や意外、トマトスープとよく合うのである。
肝心のトマトは、前回の稲荷屋さん同様、アメーラトマトだそうで、
甘さが尋常ではない。
スープにもトマトピューレが大量に入っており、
極上の野菜ジュースかのような甘酸っぱさがある。
それでいて、しっかりラーメンっぽさも感じられるバランスなのが、
本当にすごいと思う。
チーズ削りをやればよかったなーと少し後悔した。
〆のリゾット
そして、今回の限定で最も美味しかったのが〆リゾット。
もちろん、海老丸さんのリゾットはいつもいつも美味しいのだが、
今回ほど、美味しく化けた回を僕は知らない。
そう言い切れるくらい、今回はとんでもなかった。
まあ、トマトとチーズが合わないわけはないので、
美味しくなることは確定路線ではあったのだが、
その予想を上回るほどに、化けたのである。
それは、もともとのスープの濃厚なトマトと、
極上のパルメザンチーズと、
リゾット時に追加されているバジルソースが織りなす、
絶妙なバランスに起因するものであると思う。
正直ここまで「もう一杯食べたい」と思わされるリゾットは久々であった。
ということで、
怒涛のトマト麺ラッシュを締めくくるにふさわしい一杯であり、
毎年好評なのも頷ける限定メニューであった。
また来年も食べに行きたいと思う。
【トマト限定麺振り返り】
*1
*2
*3
*4