腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

549. 鮪塩冷やし@巌哲(早稲田):極上の燻製漬けマグロとローストビーフが味わえる、他に類を見ない絶品冷やしラーメン!暑い今まさに食べにいくべき一杯!

当ブログでは何度も紹介している早稲田にある巌哲さん。

魚を使ったスープが絶品のラーメン屋であり、

レギュラーメニューである鮪塩(しびしお)は、

鮪の節を使った珍しいラーメンということで、

雑誌やテレビでも紹介されるほどの人気メニューである。

 

※鮪塩の記事

kenshinkk.hatenablog.com

 

そして、週末は、鮮魚を使った創作つけ麺が提供されており、

毎回行くたびに感動させられる高級魚のつけ麺フルコースなのである。

 

※前回の限定つけ麺

kenshinkk.hatenablog.com

 

今回は、レギュラーメニュー鮪塩の冷やしバージョン

夏季限定メニューの「鮪塩冷やし」があるということで、

限定をやっていない日に行ってみることにした。

なお、普段は仕事でいけないので、夏休みを利用しての訪問である。

 

今年の鮪塩冷やしは、

並盛り1700円、大盛り1800円と例年よりやや高額だったそうだが、

正直、普段の限定つけ麺の価格と比べると安いので、全く躊躇せず注文。

外は35℃を超えており、まさに冷やしを食べるためのコンディションであった。

 

鮪塩冷やし

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もう見た目から美味しそう!

色鮮やかなことにくわえ、器までキンキンに冷やされて提供されるので、

写真撮る前にスープを飲みたくてしょうがなかった。

 

スープ表面には、仕上げで入れた焦がしネギ油が浮いているので、

まずは脂のないところから一口。

優しすぎて泣きそうになるほどの繊細な旨味をまとったスープが、

キリっと冷えていて、火照った体にジワーッと染み渡るのである。

まさに、ごくごく飲みたくなるスープ。

きっとポカリスエットより吸水率いいんじゃないかと錯覚するくらい、

いい意味で、全くひっかかるところがなくて、

なおかつごくごく飲んでもいつまでも飽きが来ない、素晴らしいスープ。

濃い味好きの方には物足りないかもしれないが、

薄めの出汁好きの方には最高なのではないだろうか。

 

そして次は、焦がしネギ油を混ぜつつ飲んでいくと、

今度はスープにみるみるコクがでてくる!

しっかり物足りなさがカバーされていて、これは美味い!

 

麺は、おそらく「冷やし」専用の麺と思われる。

普段のつけ麺とも、ラーメンとも違う印象で、

冷水で〆られたことによって、やや、カタめに感じられて、

弾力がしっかりある中太ストレートの非常に美味しい麺であった。

いつものなめらかさもありつつ、小麦粉の旨味も感じられて、

いやー、クオリティが高すぎる。

 

 

トッピングは、

・燻製漬け鮪

・ザブトンのローストビーフ

・山芋

・九条ネギ

 

先に脇役から説明すると、

まず、九条ネギは言わずもがな、繊細なスープとの相性が良い爽やかなトッピング。

そして、意外なところで、山芋が実にいい味を出しているのである。

シャリシャリと、梨のようなみずみずしい食感であり、

口直しにも良いし、ほとんど癖がなくて粘り気も少ないので、

おそらく苦手な人でも食べられるのではないだろうか。

 

そしてお待たせしました、主役2種は写真付きである。

 

ローストビーフ(ザブトン)
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まずはこちらから。

チャーシューかと思いきや、まさかのローストビーフである。

口に入れた瞬間から旨味が溢れ出ることこの上なく、

簡単に噛み切れるほど柔らかいし、

脂(サシ)非常に上品で程よく入っている感じ。

こんなうまいローストビーフは久しぶりに食べた。

ほどよく塩味も効いているので、麺やスープと一緒に食べても勿論美味しい。

豚だったらラードが固まっちゃうと思うので、

冷やしラーメンに最適なチャーシューは牛だったのではないだろうか。

(コストは上がるけど)

 

店長さんのブログによると、今回使われた牛肉は、

アメリカ産のザブトンとのこと。

コロナ禍によって外国産牛肉の流通がほぼ止まってしまい、

例年はウチモモを使っているそうだが、今回は全くないということで、

例年よりも肉のグレードが上がってしまったとのこと。

そのおかげか、非常に美味しい逸品を食べられて僕自身は満足であったが、

値段が高いのも納得である。

むしろ、2000円切ってこれだけのローストビーフ食べられるなら間違いなく安い。 

 

 

燻製漬け鮪

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もうひとつのメイン、というか、この一杯のメインはむしろこちら。

全く筋がないのが写真からおわかりいただけるだろうか?

刺身や寿司でもこんな極上の赤身部分が出てくることは無いのでは?

と思うくらい、ものすごい良い部位であると思われる。

燻製の独特な香りと、漬けによりしっかり味がついていて、

単体で食べても、ご飯をかき込みたくなるレベルの美味しさ。

いや、日本酒でもいいな。

これは、マグロ増しがあったらきっとそれを選んでしまうだろうな。

 

なお、消費税増税の影響もあり、鮪の価格上昇もあったそう。

そりゃ価格が上がっても仕方ない。

 

〆の洗い飯

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そしてそして、極めつけがこちら。

洗い飯というのは初めて聞いたのだが、

本当にご飯を洗って、しっかり冷やしてから提供されるのである。

上に大葉ミョウガのトッピング。

いやーこれは、マグロを残しておくべきだった!

と激しく後悔をしたのだが、

ラッキーなことにローストビーフは1枚残してあったので慌てて乗せてみた。

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味はというと、もちろんご飯単体ではただの冷たいご飯なので、

残ったスープをかけていただくわけであるが、

大葉とみょうがが絶妙なアクセントとなり、

そこにやさしい鮪塩スープが合わさると、もう最高の締めである。

 

 

ということで、

レギュラーメニュー鮪塩の冷やしバージョンということで、

限定ほどのインパクトはないのかもーなんて油断していたのだが、

とんでもない。

限定つけ麺同様、心を激しく揺さぶられるほどの美味しさであった。

 

暑いうちにもう一度行かなくては!

と思わされる、極上の一杯。

ぜひ食べ逃しの無いよう、早めに行かれることをお勧めします。