4連休連続投稿2日目。
少し前になるが、上野にあるさんじさんに自粛明け後に行ってみた。
場所的に、コロナウィルス感染者が発生したという永寿病院に近いため、
最初は行くのを躊躇していたのだが、
せっかく自粛も解除されたということで、
久しぶりにさんじさんの門をくぐってみることに。
すると、そこにあったのは、
ジャンキーすぎて魅力的すぎる限定メニューであった。
それが、こちら。
背脂Curry煮干昆布水つけ麺
背脂×カレー×煮干しというコンセプトだけで、
もう絶対美味しいのが確定されている組み合わせだと思うが、
普段禁じているジャンルである背脂とカレーの2つが入っており、
よいこのUC患者であれば、絶対に注文してはいけない組み合わせである。
しかし、本ブログのテーマである、
「腸を犠牲にしてまでも食べたい」
に最も合致しているメニューということもあり、
券売機を前にして、
注文したい欲求に抗うことは到底できなかったのであった。
ということで、それぞれ見ていこうと思う。
麺&チャーシュー
昆布水にひたひたに浸かっている平打ち気味の中太麺。
麺だけ食べても、その弾力と小麦の風味で抜群に美味しいのだが、
この昆布水のおかげで、スープに絡みまくるのである。
そしてその上に乗るレアチャーシューが凄い。
レギュラーの濃厚煮干しにも乗っているレアチャーシューだが、
非常にきれいなピンク色をしており、
肉の味も濃くて脂身も丁度良くて、いつもいつも美味しすぎる。
ラーメンに乗るのよりも若干厚めにカットされているのか、
かなり食べ応えがあった記憶がある。
つけ汁
見ただけではっきりとわかる背脂の層の分厚さ。
目にしただけで食欲増進効果が半端ない。
正直、ここまで脂ギッシュなつけ汁を出すお店はなかなか無いと思う。
その背脂層の下から現れるのはこちらも濃厚な煮干カレースープ。
煮干しの濃厚な旨味と、スパイスの程よい辛みが合わさり、
そこに表面の背脂のまろやかな甘味が昆布水の効果もあって一気に麺に絡みつく。
ひとたび口に入れれば、もう中毒まちがいなし。
正直今も、書きながら思い出すだけでもよだれが湧き出てきている。
さんじ玉SP(冷やし生姜おろし和風出汁)
この日のさんじ玉SPは珍しい和風系。
さんじ玉SPを注文するのは実は初めてだったのだが、
いきなり当たりメニューを引いてしまった気がする。
鬼のように盛られた大根おろしと生姜、
角切りチャーシューに海苔とネギ。
そして和風の醤油系のタレを混ぜ込んでいただくと、
上質なおろしそばのラーメンバージョンといったところか。
メインメニューのジャンキーさとは比べ物にならない繊細さであった。
本当に同じ店のメニューなのだろうかと疑うほどのギャップである。
和え玉にまでジャンキーを求める人には、物足りなかったかもしれないが、
夏場には最高なメニューだし、
この日のつけ麺でべたべたになった口をサッパリさせる意味では、
まぎれもなくベストマッチだったと思う。
ということで、
ジャンキー×繊細という、とんでもない組み合わせの限定メニューであった。
完全にドクターストップレベルの脂量なのだが、
1年に1回くらいはこういう「どジャンキー」な一品を食べたい日があるのだ。
昨年から30代に突入したわけだが、
まだまだ脂ギッシュなものに対して食欲が湧くので、
胃に関しては健康でいられているのかなと思っている。
だが、それも今のうちかもしれないので、一杯一杯を貴重に食べていきたい。
※レアチャーシューと濃厚スープがたまらないレギュラーメニューのひとつ