腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

498. 鶏モモ肉のたたきとレバーパテ@地鶏屋ごくう(上野御徒町):上野でやっと見つけた超優良コスパ焼き鳥店!

体調不良で1週間空いてしまったが、気を取り直して記事を書いていく。

 

なお、コロナでもインフルでも持病の悪化でもなく単純に睡眠不足。

睡眠時間が6時間切った生活が年明けからずっと続き、

休日もほぼなかったので、体が全く休まっていなかったと思われる。

 

1週間ぶりの今回は、久しぶりに…というかほぼ初めてとなる焼き鳥の記事。

これまで、いくつもの焼き鳥店に行っているものの、

大規模にチェーン展開していて改めて紹介するまでもないお店や、

あるいは高級店で人に紹介するのは…というお店しかなく、

友人と上野で焼き鳥屋を探して行こうという機会があっても、

結局大規模チェーンに行ってしまうことが多かった。

(もちろんチェーン店が嫌いなわけではない。)

 

今回、会社の後輩をねぎらう会があり、

リクエストが「焼鳥」だったので、いつもより真剣に調べてみることにした。

そして、やっと見つけたのがこちらのお店。

地鶏屋ごくうさん。

 

実は結構前から上野にあったのだが、

かつて客引きが激しくあまり近づかないエリアにあったためか、

30年間、全く気づけなかった。

ここ数年は客引きが取り締まられるようになったので、

そのあたりのエリアにも良いご飯屋さんができはじめ、

たびたび友人たちと訪れている。 

 

さて、こちらのお店は、

朝〆の新鮮な焼鳥が食べられるということで人気のお店であり、

新鮮ならではのメニューがたくさん。

 

代表的なのは、タイトルにも上げたたたきレバー系。

今回は、その名物2種とお得な6本セットを注文し、後輩を祝った。

 

また、お酒についても、なかなか豊富であり、

ビールはプレモル香るエール

ウィスキーも山崎白州

日本酒は全国各地から幅広い種類の銘柄が集められており、

日によって変わるが、この日は酔鯨出羽桜などメジャーどころが揃っていた。

 

なお、序盤から日本酒を飲んでいたことと、あまりの疲労感により、

以降の写真で、半分くらいピンボケしているのはご容赦いただきたい。

 

鶏モモ肉のたたき

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ほんと、スプーンが邪魔w

写真のアングルが一枚目から最悪ですみません。

ただ、このメニューはこの店で絶対に注文すべき逸品である。

鮮度に自信があるからこそ提供できるメニューであり、

身がコリコリとした食感がたまらないのである。

厳選した鹿児島の醤油を使っているというタレが味の決め手らしく、

ポン酢をやや甘くしたのようなタレがちょうどよい塩梅。

思わずもう一皿頼みたくなるくらいの美味しさであった。

 

レバーパテ

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こちらも人気メニューの一つ。

レバーパテを出している焼き鳥屋さんは少ないと思うので貴重。

ほとんど臭みもなく、カリッと焼けたパンの食感も合わさって美味しい。

この日は後述するが、レバーが残り一本しかなく、

こちらのレバーパテを頼むことにしたのだが、

パテでも十分レバーの旨味を感じることができた。

次回こそはレバーを食べたいところである。

 

ここからが6本コース1300円。

ねぎま

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今回の投稿で唯一まともに撮れたかもしれない1枚。

たたきであれだけ美味しかった新鮮な正肉は焼いても勿論美味い。

肉質の良さはもちろんのこと、焼き加減やタレの甘辛加減も良く、

炭火で焼かれた香ばしさもあり、焼鳥としての完成度はすごく高く感じた。

 

ささみ(ピンぼけごめんなさい)

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写真の出来は本当にごめんなさいとしか言いようがないのだが、

このささみのさび焼きの出来は素晴らしかった。

新鮮だからこそできるミディアムレアの食感が最高であり、

サッパリしていながらも、しっかり鶏肉の旨味も感じられる一本。

これは、単品で追加しても良いなーと思った。

 

砂肝(ピンぼけごめんなさい)

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定番の部位だが、こちらも新鮮なだけあって食感が全然違う。

独特のこりこり感は残しつつ、ほどよく柔らかいのである。

塩かげんも丁度良くて、非常に美味しい一本であった。

 

つくね

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軟骨のコリコリ感がたまらない一本。

肉のボリュームもなかなかのものがある。

今回は塩であったが、次回はタレでも食べてみたい。

 

ぼんじり

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脂っこいので普段は注文しないが、たまには良い。

脂もしつこくなく、サクッと食べれてしまった。

鶏皮よりは好きかな。

 

レバー&背肝

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背肝は人間でいえば腎臓のこと。

焼き鳥屋で提供されるのはなかなか珍しいような気がするが、

レバーと砂肝の中間のような食感と味で、なかなか美味しかった。

残っていた一番右のレバー最後の1本については、レバー好きの友人に譲ったが、

次回こそは食べてみたい。

 

そして、写真を取り損ねてしまったが、

最後に特製の鶏雑炊で締めるという完ぺきなラストを迎えたわけである。

 

ということで、

上野でやっと見つけた、人にお勧めできる焼き鳥店であった。

ちなみに、新橋が本店のようで、3店舗くらい出していることが、

後で調べてみてわかった。

 

なかなかコストパフォーマンスも良く、

お酒や焼き鳥以外のメニューも豊富なので、

チェーン店の味には飽きたけど、高額過ぎるお店はちょっと…、

というニーズに完ぺきにマッチするお店であった。

なお、深夜まで空いているので、2次会等での利用でも使えそうである。