腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

487. クアトロフロマッジのまぜそば_キノコとスパイスチキンのアクセント@海老丸(神保町):ピザやパスタでおなじみの4種のチーズソースがついにまぜそばに!チーズ好きにはたまらない一杯!

前回に引き続き、海老丸さんの「限定まぜそば」。 

実をいうと、今回紹介する「限定まぜそば」は、12月の初旬のものであり、

前回記事※のジェノベーゼとは実は時系列が逆である。

 

ということで、すでに提供は終了しているメニューなのだが、

またいつか復活することを祈って記事化してみることとする。

 

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この日は、雪が降りそうなほど寒かった。

朝、目が覚めたらすでに家を出なければいけない時間。

朝ご飯を食べる間もなく、慌てて家を出たのであった。

そして迎えた、昼休み。

当然のごとく腹が減っていた。

会社の昼休みは11:50から12:50までの1時間。

会社から海老丸さんまでの距離は約1キロ。

走れば10分かからないので、

待ち時間+食べる時間=40分以内なら

戻ってくることができる。

ということで、

初めてランチに海老丸さんに行ってみたのである。

 

しかもこの日は、限定まぜそばクアトロフロマッジの最終日。

(その情報はツイッター仕入れていた)

夜は用事があったので、この日に何としても行かざるを得なかった。

 

到着すると、並んでいたのは店内のイスに2名だけ。

ラッキーなことに、これなら間に合いそうである。

(店外にまで列が伸びていたらあきらめるつもりだった)

 

メニューを見ると、ランチ限定の丼メニューが。

なにやらいろんな丼が格安値段で提供されている。

覚えている限りでは、

白米、豚丼、リゾットあたりが50円~300円という破格で提供されていた。

今回は汁なし麺ということもあって、豚丼(50円)を選択。

それにしても50円はサービス価格過ぎる。

 

注文後、そんなに待つこともなく着丼。

着丼後、すぐにチーズ削りの演出があり、完成したのがこちらである。

 

クアトロフロマッジのまぜそば キノコとスパイスチキンのアクセント 1100円

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ものすごいチーズの量。

これまで食べてきたパスタでもここまでチーズまみれのものは無かったと思う。

チーズを山ほど削っていただいたので、中の具が隠れてしまっている。

いやー、何という贅沢だろうか。チーズ好きとしては正直たまらない。

これだけ乗っていて1100円は、もう完全に赤字なのではないだろうか。

 

クアトロフロマッジのメインである4種のチーズは、

 

・レッドチェダー

・モッツァレラ

・ブルーチーズ

・グラナパダーノ

という4種類。

いずれも有名であるが、

それぞれ特徴的な味を持っている。

レッドチェダーは味がとにかく濃厚。

モッツァレラはカプレーゼのように小さい球状で固まっているので、

少しずつかじりながら食べるスタイル。

ブルーチーズについては、香りが独特であるし、味も強烈なので、

量としてはあまり多くは使われていない様子。

グラナパダーノ(パルメザンの一種)は、とにかく大量に降りかかっているが、

チーズとしてはオーソドックスな旨味と程よい塩気。

この4つのバランスがとにかく最高である。

 

そこに合わせるトッピングとしては、

まず4種のキノコが以下の通り。

・シメジ

・エノキ

・エリンギ

シャンピニオン(マッシュルーム)

 

シメジ、エノキ、エリンギはソテー。

シャンピニオンは生で。

という組み合わせである。

 

スパイスチキンは、ジューシーなもも肉をじっくりローストした後で、

特製のカレー粉がまぶされている。

カレーはスパイシーすぎず、辛いのが苦手な自分でも食べられる辛さだった。

チーズがどちらかというとマイルド系なので、たしかに良いアクセントとなっていた。

 

ソースについては、 

ニンニクと長ネギを煮込んだ後で、

4種のチーズとチキンブイヨンに軽めのクリームを加えているとのこと。

なめらかながら濃厚でコクがあるソースである。

粘度も高く、もちもちの中太麺に非常によく絡まる。

 

上に乗っている野菜については、

ロメインレタス、トマト、ブルーチーズ、オリーブオイルでよくまぜたものらしい。

ブルーチーズはここに入っていたかーと、作り方動画を見て納得。

また、細切りのリンゴも所々に添えられていて、

こちらも口直しという意味で、非常に良いアクセントになっている。

 

ということで、

4種のチーズと様々なアクセントが口の中で一体となったとき、

全体として、ひとつの料理という作品として、最高でした。

 

ランチ豚丼 50円

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150円という値段を侮るなかれ。

めちゃくちゃ美味しい。

実はまぜそばより前に出てきたのだが、

あやうく一息で全部食べてしまいたいくらいの美味しさであった。

おそらくリンゴベース?の甘めの生姜ダレが絡んだ豚肉が乗っている。

次にランチで行ったときには、ぜひ他のご飯ものも食べたいのだが、

うっかりまた食べてしまいそうなくらい、やみつきになる逸品。

今度はこちらの豚丼の作り方もyoutubeで公開してほしいものである。

 

ということで、

まぜそばといい、豚丼といい、

とんでもなく豪華なスペシャルランチであった。

それでもコスパは良好。これだけ豪華なら納得である。

 

前回同様こちらも作り方が公開されているので、

リンクを貼っておきたいと思う。

作り方のポイントも説明されていてすごく参考になった。

https://www.youtube.com/watch?v=fxAzW-y9CNI

 

※前回記事

kenshinkk.hatenablog.com