腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

465. 九州じゃんがら・ぼんしゃん全部入り@九州じゃんがららぁめん(上野・秋葉原など):長年愛される九州豚骨ラーメンの名店!幼き頃から通った思い出の味!

出会いは今から20年前。

小学3年生頃だっただろうか。

秋葉原がオタクの町にすらなる前、

まさに「電気街」という感じでパーツ屋ばかりあった時代。

自分はよく父に連れられ、ゲーム屋で中古ゲームを売り買いしていた。

一つ新しいゲームは誕生日かクリスマスのみ。

それ以外でゲームを買うなら、古いゲームを売ったお金でまかなわなければならない。 

そんな家族ルールを守りながら、面白いゲームを捜し歩いていた。

 

よく行くゲーム屋の脇にあったのが、この「九州じゃんがららぁめん」。

当時はまだ珍しかった本格的な九州豚骨ラーメンとの初めての出会いであった。

この秋葉原本店は1984オープン。

そこから30年以上もの間愛されているラーメン店である。

今では、表参道原宿銀座日本橋神田上野などに支店が存在する。

 

なお、「九州」とつくからには、九州に本店があるのかと思いきや、

この秋葉原店が本店であり、九州に支店は存在しないもよう。

 

特徴的なのが、そのメニューの数。

いずれも豚骨ベースのラーメンなのだが、多数のアレンジがある。

九州じゃんがら(オリジナル)

九州じゃんがらみそ(味噌入り)

・レッドじゃんがら(トマト&辛み)

・ぼんしゃん(濃厚)

・こぼんしゃん(ニンニク入り)

・からぼん(濃厚&辛み)

・つけちゃん(つけ麺)

・むぎちゃん(麦味噌入り)

 

さすがに全部は食べていないし、紹介もしきれないので、

今回は代表的なふたつのみ書いていきたい。

 

20年前に初めて食べて、当時から全く変わらない基本のラーメンがこちら。

 

九州じゃんがら 全部入り

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まさにオーソドックスな王道豚骨ラーメン

初めて食べたときはこんなにうまいものがあるのかと衝撃だった。

それまでラーメンといえば、

家で母がつくる、サッポロ一番の味噌ラーメンor塩ラーメン。

あるいは近所の中華料理屋で出てくるオーソドックスな醤油ラーメン。

そんな中で、これほどのクリーミーで旨味の強いスープを飲んでしまったわけで、

夢中になってスープを飲み干してしまった。

まさに世界が広がった瞬間であった。

 

なお、このオリジナルのじゃんがらのスープは、

九州の豚骨ラーメンを東京風にアレンジしたものらしく、

東京醤油ラーメンの要素もいれているとのことである。

たしかに、現在の豚骨ラーメンの中で言えば、あっさり系に分類され、

豚骨の臭みや脂が苦手な人でも比較的食べやすいスープとなっている。

 

 

また、麺の硬さを選べることも衝撃であった。

・粉おとし

・ハリガネ

・バリカタ

・かため

・ふつう

・やわめ

今や定番となってしまった表現であるが、

当時は、ここ以外ではあまり聞かない表現だった気がする。

 

麺の硬さは完全に個人の好みではあるが、

粉おとし」「ハリガネ」については未だに注文したことがない。

個人的には「バリカタ」が限界かなと思っている。

 

また、「替え玉」というシステムもこの店で初めて学んだ。

しかもこの店は、ゆであがった麺の入ったざるから、店員さんが直接入れるスタイル。

初めて注文するときはたいそう緊張したものである。

 

トッピングは

・キクラゲ

・チャーシュー

・メンマ

・ネギ

・ゴマ

ここまでが無料

 

・角煮

・味玉

・明太子

これらが有料で、全部入りだと少しだけお得。

 

お勧めは圧倒的に角煮である。

ただ、どうせなら最初に行ったら「全部入り」を食べておいて、

後から減らしていくという方針でもいいかもしれない。

 

ただし、注意すべきは明太子

たしかにスープにも合っていて美味しいのだが、

結構たっぷり入れてくれているので、スープの味を壊しかねないのだ。

たとえば、序盤にスープと麺を消費してしまってから明太子を食べ始めた場合、

明太子の味が濃いため、終盤かなり食べるのがきつくなる。

(というか明太子だらけになってしまう)

まあ、そうなったときは、替え玉をして麺を増やせばよいだけなのだが、

仮に替え玉をしたくない場合は、少しずつバランスよく食べていくことをお勧めする。

 

また、味変という要素もあるのだが、それは次の「ぼんしゃん」の方で説明する。

 

ぼんしゃん 全部入り

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今回、この記事をアップするきっかけとなった一杯。 

こちらのメニュー、今でこそいつでも食べることができるのだが、

小学生当時は、20時以降しか注文することのできなかった幻の味なのである。

なぜ時間制限を付けていたのかは不明であるが、(仕込みの関係だろうか?)

さいころはとても20時以降にラーメン屋なんて行けなかったので、

こちらも夢のまた夢のメニューであったわけなのだ。

 

大学生になって、店自体には行けるようにはなったのだが、

近所に一蘭ができてしまったことで、じゃんがらまで足を延ばすことがなく、

そうこうしているうちに発病してしまったことで、

食べる機会を失ってしまったのだった。

 

そんな憧れのメニューがあったことを最近になってふと思い出し、

20年ぶりの念願叶って食べることができたので、この記事を書くに至ったのである。 

 

このぼんしゃんのスープは最も博多ラーメンに近いといわれており、

特徴は何といってもその濃度。

一蘭の「濃いめこってり」に匹敵するような濃度レベル。

ただ、一蘭と違うのは脂層によるこってりさではなく、乳化要素が強いこってり。

クリーミーさはこちらのほうが上である。

脂の総量的にはそこまで変わらないのかもしれないが、

見た目的にこちらのほうが腸には良さそう。

 

また、もちろん、替え玉は必須である。

替え玉後は、卓上調味料による味変が楽しめる。

ラインナップも豊富で、

・辛子高菜

・紅ショウガ

ピリ辛スパイス

・にんにく

・酢

・黒コショウ

・白ごま

・あたりごま

などである。

 

おすすめは、ありきたりだが「にんにく」である。

とくに濃厚なぼんしゃんにはよく合うので、翌日休みの人はガンガン入れるべし。

そして終盤は「」でサッパリさせるのがおすすめ。

 

ただ、気を付けなければならないのが、「紅ショウガ」と「辛子高菜」。

いわずもがな、豚骨ラーメンとは相性抜群で美味しいのだが、

いかんせん味が濃いため、入れすぎるとスープが負けてしまう場合がある。

ぼんしゃん」ならスープも濃いためいい勝負はするのだが、入れすぎは禁物。

とくに高菜はかなりスパイシーなので、味見しつつ入れるのが良いだろう。

 

ということで、

あっという間に2000字を超えてしまった。

そろそろ長すぎるのでこの辺で終わりたいと思う。

 

発病後、なかなか怖くて行けない時期が続いていたのだが、

だいぶ調子も良くなってきてぼんしゃんを食べても崩れなくなってきたので、

辛いもの以外のメニューは全制覇できるように食べ進めていきたい。