腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

459. 武骨らー麺(黒)、濃厚武骨つけ麺@麺屋武蔵武骨(上野):15年を超えて激戦区・上野で人気を保ち続けている名店!

ラーメン激戦区:上野においては、古株となってしまったこちらのお店。

本ブログでは紹介していなかったので、今更ながら記事にしてみる。

 

オープンは2003年ということで、前述の通りなかなかのベテラン選手である。

オープン当初はそこまで麵屋武蔵が浸透していなかったことに加え、

上野も今ほどの激戦区ではなかったので、毎日のように行列になっていた。

 

かくいう私も10年以上前、高校生のときには、たまに行っていたのだが、

割と「こってり系」寄りのイメージだったので、

発病してからは数年間全く行かない期間があった。

その間にメニュー構成も大きく変わっていたこともあり、

再度味わってからレビューを書くことにした。

 

また、本ブログでも何度か紹介した姉妹店「武骨相傳(※)」さんは、

武骨から派生した姉妹店であり、メニュー構成等もよく似ている。

 

※武骨相傳さんの記事 

kenshinkk.hatenablog.com

 

さて、そのメニュー構成はというと、

・らー麺(白、黒、赤)

・つけ麺

それぞれ、頭に「武骨」がつくと、特製(煮豚+煮卵)ということになる。

そして、つけ麺は1kgまで大盛り無料という大判振る舞い。

ただし、そんな食べきれないし、頼んでいる人も見たことがない。

 

白、黒、赤の3色のスープについては相傳さんとほぼ同じであり、

白:基本の味(豚骨ベースでやや魚介系が入る)

黒:イカスミとマー油の黒、香ばしさをプラス

赤:辛味をプラス

 

という構成。

初心者は「」、

ありきたりが嫌な人は「」か「」をおススメする。

なお、「赤黒ミックス」もできるらしい。

 

今回は、相傳でも美味しかった「」を注文した。

 

武骨らー麺(黒) 1100円

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ビジュアルからすると、ものすごく「」である。

イカスミが強いのかなーというくらい黒いが、実際はマー油の割合がかなり高い。

なので、ニンニクの風味がかなり強いので、直後に人と会う場合は要注意。

なお、黒い油の層は表面だけであり、

混ぜていくと基本の「」である豚骨魚介スープが出てくる。

食べてみて、イカスミ&ニンニクの入っていないスープが良ければ、

とりあえずを選んでおくのが無難かもしれない。

辛みを足したい人はも良いと思うが、私は食べたことが無いので書けない。

 

麺は、おなじみの極太麺

つけ麺に入っていてもおかしくないくらいの太さである。

モチモチとした食感で、やや角ばっているのが特徴的。

スープの濃厚さに全く負けない存在感はさすがのひとこと。

 

トッピングは、メンマ、豚角煮×2、味玉、とかなりシンプル。

ノーマルだと、メンマ豚角煮×1となる。

ただ、この豚角煮が昔から恐ろしいほど美味しい。

タレの中でじっくりと煮込まれた豚バラは、

タレの味がしみ込んでおり、箸でスッと切れる柔らかさ。

脂身もちょうどいい残り方をしていて、残っている部分は甘くて非常に美味しい。

腸にとっては、かなり大きな負担となるわけなので、

翌日に仕事がないときに行くようにしている。

味玉はしっかり半熟なのに、味もしっかりついていて非常に美味しい。

 

濃厚武骨つけ麺 1100円

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こちらは、プレーンのみ。

アレンジが食べたければ「相傳」の方に行けということだろう。

つけダレは、らー麺の「」を若干濃くしたような感じ。

意外と背脂が多かったので、腸への負担はやや大きいかもしれない。

その背脂のおかげでやや甘めのつけダレなので、

物足りない人は卓上の唐辛子や、お酢などを加えると良いかもしれない。

麺は、ラーメンと同じで、やや角ばり気味の極太麺。

つけ麺の方が麺の美味しさはダイレクトに分かるので、

極太麺好きにはつけ麺をおススメしたい。

また、卓上に割りスープが常備されており、入れ放題なのは嬉しいところ。

 

ということで、

15年を超えて激戦区・上野で人気を保ち続けている名店をレビューした。

以前ほどでないとはいえ、未だに並んでいることが多々あるので、

訪問する際にはピーク時は避けた方が良いかもしれない。