腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

453. 冷やし塩そば@麺処 晴(入谷):食べ損ねていた夏限定の一杯!煮干しの旨味がたまらない冷製麺!

長い長い梅雨が終わり、

抑圧されていたのを解放するかのような8月の猛暑。

あまりの暑さに耐えかねて冷やしラーメンを探し求めていたところ、

よく知るお店で注文していないメニューがあることに気付いた。

 

それが、麵処 晴さんの「冷やし塩そば」である。

 

第202回では「塩そば

kenshinkk.hatenablog.com

第204回では「冷やしそば(醤油)

kenshinkk.hatenablog.com

をそれぞれ紹介しており、その合わせ技というところである。

 

当時は、冷やしそばに醤油しかなかった気がして、全種類食べた気でいたのだが、

先日、店の前を通ったときに、よくよくメニューを見てみると、

冷やし」に「醤油」と「」があるではないか。

これは食べなければ!

と思い、冷やしの塩を注文。

冷やしでは先に注文することになる和え玉も、もちろん「」にした。

  

冷やし塩そば 

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キンッキンに冷えてやがるっ…!

と叫びたくなる冷たいスープが喉に心地よく流れ込む。

 

その冷たさでありながら、

煮干しの旨味がしっかり抽出されたスープがとにかく絶品。

ややビターさすら感じるほどの煮干しの風味は

「醤油」よりも「塩」の方がダイレクトに感じられる。

「塩」なのに「醤油」よりもしょっぱくなく、むしろ甘さすら感じるほどである。

 

また、氷水で締められたパツっと歯切れの良い細麺は、麺単独でも美味しい。

薬味類も、紫たまねぎ長ネギ紫蘇など、多彩な顔ぶれであり、

冷たいスープにぴったりで非常に爽やか。

 

鶏と豚のWレアチャーシューも相変わらず完成度が高く、まさに隙のない一杯。

 

和え玉(塩)

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和え玉ももちろん冷やしでの提供。

こちらもキリッと冷えている。

チャーシューが生ハムのような食感と味で最高。

 

和え玉なので、半分はまぜそばとして、もう半分はスープに投入して頂く。

塩ダレの冷やしまぜそばってあまり無い気がするので、すごく新鮮だった。

また、スープに入れてももちろん美味しい。

塩ダレがそこまで濃くないので、全然しょっぱくならずに食べられる。

そこまで空腹でも無かったにもかかわらず、

和え玉まであっという間に食べきってしまった。

 

ということで、

暑くて食欲のあまりないときにもオススメできる、冷製ラーメンであった。

温かいラーメン同様、個人的には醤油より塩の方が好きである。

また来年も食べに来なければ。

 

もうじき暑い夏も終わってしまうので、まだ食べていない人はぜひ。